タイルとグラウトをきれいにする方法
どうもこんにちは、Erinaです。
今日は100年早いと言われそうな家事の紹介をします。笑
私は日常の家事(特に掃除と片付け)はあまり得意ではないのですが、雪かきとか大掃除とか風呂の水垢こすりとかトイレ掃除とか、たまったものを一気にキレイにするのは大好きです。
ちなみに我が家の日常の掃除や片付けは、クリーンフリーク(むしろちょっと潔癖性)な私の旦那の仕事です。
今回、引っ越しがせまった我が家は3年間住んだ現在の借家をきれいにすべく、日々戦っております。笑
そんなわけで、今回は「タイルとグラウトをきれいにする方法」を紹介します。
みなさんのお家にはタイルがありますか?
床でしょうか?カウンターでしょうか?それともシャワーなどの壁でしょうか?
このタイル、見た目はなかなか素敵なんですが、手入れがけっこう厄介なんですよね。
実は今の借家のキッチンは、このタイルのカウンターです。
引っ越してきたとき、うちの旦那が「タイルかぁ・・・・」とこぼしていた理由が、3年後の今になってわかった私。
家を買う時に、よく見られるのがこのキッチンのカウンター。(英語ではCountertopと呼ばれます)
素材の一番人気はもっぱらGranite(発音は「グラナイ」。花崗岩だそうです)で、手入れが楽で、見た目もいい感じに高級感があるので人気です。
タイルの話に戻りまして。
どうしてタイルは厄介なんでしょうか?
タイルを並べる時に、隙間ができます。その隙間をコンクリートで埋めるのですが、これを「グラウト」(grout)と言います。
このグラウトに汚れや水垢(mildew、発音は「ミルデュー」)がたまりやすいんですね。
日本でも白いタイルとグラウトをきれいにするカビ○ラー!なんてコマーシャルもありましたが、アメリカのグラウト、日本に比べて(たぶん)幅が広い。使われるタイルの種類やスタイルによるのですが、1センチ幅のグラウトもよく見ます。
なので汚れも目立ちます。
加えて、我が家のカウンタートップのタイルはつるっとした表面ではないので、タイル自体も汚れやすいのです。
我が家のキレイ好きな旦那が、毎日カウンターを殺菌Windex(ウィンデックス)で拭いていたものの、3年の生活の積もりに積もったチリは予想以上。
これはマズい。引っ越し前にきれいにしなければ、デポジットが返ってこない。笑
そう思った私はふと気づいて、タイルの小さい穴をつまようじでせっせとほじくる作業を始めました。
しかし・・・これじゃいつまで経っても終わらん。と感じた私は、グーグル先生を頼りにしました。
私:「”How to clean tile and grout”・・・と」
グーグル先生:「よかろう、これを用意しなさい。」
と教えてくれたのは、どの家庭にもあるだろうこの2品。
酢
と
ベーキングソーダ
1. まずはこれを水で溶きます。
おぉ〜シュワシュワしてる〜!(注意:水で少し割ってから、少量ずつ混ぜてください)
2. この溶液をグラウトとタイルの上に広げます。
酢は酢酸だったよなぁ。化学反応式ってなんだっけ?(って余計なことを知りたくなる)
CH3COOH + NaHCO3 —> CH3COONa + H2O + CO2
なるほど〜二酸化酸素が出てる出てる・・・とグラウトの上で起こる化学反応を、ついじっくり見ちゃうギーク(理系オタク)な私。
さぁ、いい感じで化学反応を楽しんだところで本題。
3. この溶液をタイルとグラウトの上に広げて3分ほど待ちましょう。
すると、黒っぽいミルデューがちょっと浮き上がってきます。
4. そこを使わなくなった歯ブラシでこすってみると・・・・・あら不思議!!
グラウトの本当の色が見えます。グレーじゃなかったのね!実はベージュだったのね!
なかなか落ちない場合は、一度拭き直して、また新しい溶液をたっぷりかけて時間をもうちょっとおいてみてください。
(左側がきれいになったグラウト。右側のミルデューも浮いてきました)
ってこんなところで毎日ご飯を食べてたのか〜!!!
一人侘しくタイル掃除をしようとしていたところに、事の重大さと面倒臭さをまだ知らない我が家のピュアな子供たちは「やりたい」と言ってきます。
「じゃあ、歯ブラシ一本ずつもって」
と誰がキレイにできるか競争なんかさせた日には、死にものぐるいで掃除してくれます。そして母は現場監督に従事。(つまり口は出すが手は出さない)
あ〜この純粋さがあと何年続くんだろう・・・。(遠い目)
(きれいになったグラウトとタイル)
なんてのが続いている引っ越し前の我が家。
シャワーなどの壁のタイルに使いたい時は、スプレーを買ってきて、それで壁にかけるのがおすすめです。
また、これをやりたくない人は(というか誰でも)、タイルはシーリング(sealing)することをお薦めします。これはタイル用のワックスみたいなもので、表面をコーティングし、汚れがタイルの細かい穴などに入るのを防ぎます。
Home Depotなどに行くと、”tile sealer”として売っているので聞いてみてください。これも使う頻度によっては、数ヶ月〜半年くらいでシーリングし直す必要がありますので、これもお店の人に聞いてみてくださいね。
こんにちは。
すごくためになるお話でした!!早速、ベーキングソーダを買って試してみます!
いつかはGraniteを買いたいと思ってますが、高いのでいつになるのやら...。
Masakoさん
コメントありがとうございます。
ぜひ試してみてください。面白いように取れて、ちょっと病みつきです。笑
効果のほども教えてくださいね~!
質問なんですが、ベーキングソーダ、酢、水の割合はどんなかんじですか?
割合ですか・・・・う~ん・・・・適当です。笑
すいません、もっとちゃんとメモっておけばよかった。
あまり濃いと、化学反応が強くて泡が溢れたりしますので、様子を見ながら混ぜると良いと思います。
我が家はベーキングソーダがちょっと底に残るくらい使いました。で、そこに酢をちょっとずつ追加していく感じで。
あまり薄すぎると、しぶといのが浮いてこないこともあるので、時間がかかります。そんなときは、お湯(ぬるま湯)でも試してみてください。
お返事、ありがとうございます(^-^)
適当ですねw
私もちゃんと計ったりしないので、だいたいな感じでやってみます!!
Masakoさん
理想の割合があったら教えてくださいね!