ビタミン剤の国、アメリカ

 

戸棚のビタミン達

ドラッグストアや病院のファーマシー、グローサリーストアに行くと、一つの棚をびっしりと埋め尽くす、ビタミン剤(multi vitamin)やサプリメントの数々。

種類やメーカーの数々に、びっくりしたことはありませんか?

私は、「どれを買おうか?」と悩んで、棚の前で立ち尽くしたり、いくつもボトルを見比べてしまうことがよくあります。

 

日本では、風邪の引き始めなどにビタミン剤を使ったことはありましたが、日常的に摂取することはありませんでした。

しかし、ここアメリカでは、それなりに栄養バランスがとれた食事をしている人や、健康に気を遣っている人でも(というか、気を遣っているからこそ?)、日常的にこのマルチビタミンを摂取しています。

日本では「栄養は食事から」と考えられていますが、アメリカでは「足りない分はビタミンで」と考えられていて、食事も大事だけど栄養をこうやって補うことも大事、と考えられているようです。

食文化も関わってきますが、アメリカでは日本のように簡単に手に入らないものもあるので、やはり欠乏している栄養分はあるのかもしれません。

特に妊娠中や、年齢、食文化(ベジタリアンなど)、または体の特徴(アレルギーなど)によっては、ビタミン剤が大きな助けになります。

 

種類もたくさんあって、男性用、女性用、妊婦用 (prenatal vitamin)、シニア向け(silverと書いてある)、子供用、心臓疾患用(循環器系に強い成分)などなど、場合によって強化してある成分が異なるようです。

このように、一錠にミネラル(カルシウムや鉄分など)とビタミンA-Kまで全て入っているのは”Multipurpose vitamin”と呼ばれます。これとはまた別に、もう少し多めに特定のビタミンを取りたい場合や、含まれていない成分をとりたい場合には、個別で売っているサプリを選ぶわけです。

ビタミン仕分け中

 

私は最初の妊娠をきっかけに、日常的にビタミンを摂りはじめました。

妊娠中にミッドワイフ(助産士)にすすめられてprenatal vitaminや、授乳中には脳の発達を助けるDHAを摂取していました。産後の回復のためにも、ビタミン剤はしばらく摂取しなさい、と言われ、今でも続けています。

加えて、私は牛乳が飲めないので、カルシウム不足を補うために、calcium chewというソフトキャンディー的なものを食べています。

これから風邪の季節になるので、私は朝のフルーツに加えて、ビタミンCのサプリも摂ることにしました。「まぁ、これで風邪を引かないならいいかな」という感じです。

 

医学的な実証はないようですが、「最近、疲れっぽくて・・・」というと、「ビタミン、きちんととってる?」と言われることも多く、疲れをとるのに(というか、疲れない体にするには)ビタミンが必要!と考えられているようです。

皆さんはどうやって一日の栄養をとっていますか? 

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2 comments on “ビタミン剤の国、アメリカ”

  1. 日本にいるときは、なるべく薬を飲まないようにしていましたが、アメリカに来てからは、頭痛がするとき、筋肉痛があるとき、熱っぽいとき、などなど、大したこともないのに、薬を飲むようになってしまいました。

    ビタミン剤も常備していて、C,B、Dは必ずありますね。それからフィッシュオイルも。

    日常の食事で摂取できないものを、薬で補うってことですよね。

  2. Masaさんもビタミンを使ってるんですね。

    ビタミンは摂りすぎたら流れてでちゃうので、まぁいいかな〜と思います。笑
    足りないよりはいいですよね。

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