フロリダ旅行記その2【メリットアイランド野生動物保護区】

Maki-Kです。

フロリダ旅行の続きです。前回のお話はこちら。

フロリダ旅行二日目。風が強く寒かった昨日と違っていい天気☼!

3時間遅れのサンディエゴ時間で体が動いている私と娘はゆっくり目の起床。グダグダしている間に夫がホテルの向かいにあるマクドナルドで朝ごはんを調達してきてくれました。グッジョブ👍

宇宙飛行士
ホテルのロビーには宇宙飛行士が…スペースセンターが近いからな🚀

11時のチェックアウトタイムまで娘はホテルのプールで遊び、夫はプールサイドで娘を監視しつつ仕事、私はスーツケースの詰め直し。早朝バタバタとホテルをチェックアウトするとか苦手なんですよね~。だから我が家の旅行は時間にいつも余裕をもって、ゆったり計画を立ててあります。

 

 

 

 

本日の予定は・・・

その①メリットアイランド野生動物保護区をドライブして野鳥観察!
フロリダに越冬に来ているたくさんの野鳥が見れると期待!!

その②カヤックナイトツアー!
真っ暗なマングローブの林の中にカヤックで入り、光るクラゲを見学するツアーに申し込んでいます。むふふ。

ケープカナベラルホテル
プール付きのホテルに泊まったら子供はやっぱりプールに入りたいよね

中々プールから出てこない娘(と時間に無頓着な夫)をプールまで迎えに行き(10時半までだって言ったでしょっ!)、シャワーを浴びさせてホテルを11時にチェックアウト。ここからMerritt Island National Wildlife Refuge(メリットアイランド国立野生動物保護区)まで45分程のドライブです🚗💨

 

 

 

Winn Dixie
もしゃもしゃの犬の話です

途中Winn Dixieでサンドイッチを購入。Winn Dixie(ウィンディキシー)というのはフロリダをメインにアメリカ南部で展開しているスーパーなんですが、そのふつーのスーパーに来て「ちょっとここがWinn Dixieだよ!Winn Dixie!きゃーっ!」とテンションが上がる我が一家。駐車場で店の名前を見上げて「おおー」と言ってる変な人たち(笑) というのも「Because of Winn-Dixie」という犬が出てくる子供向け小説を読んだところだったんです。Winn Dixieで拾った犬にWinn-Dixieって名前をつけるという。確か映画にもなっています。Winn DixieWinn Dixieってなんか宣伝してるみたいですが、カリフォルニアには店がないのでね。Winn Dixieの店一つで盛り上がった訳です。

・・・スイマセンどうでも良い話でした。何度もWinn DixieWinn Dixieってうるさいってねぇ。・・・まだ言うか、Winn Dixie

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のっけからビジターセンター隣の池でワニが昼寝していました🐊

さて、メリットアイランド国立野生動物保護区ではまずビジターセンターへ。地図をもらってピクニックテーブルでランチ。このビジターセンターからは短いトレイルもあって、ワニをはじめトカゲや蝶々、カエルなどにで会えるチャンスありです。冷たい水も飲めるので観光を始める前に喉を潤しておきましょう~。暑いですからねフロリダ。

過去二回の旅行でこの野生保護区には何度も来ているので、今回は余りあっちこっち行かずに野鳥観察🐦とアリゲーターハント🐊にフォーカスです。Black Point Wildlife Driveという湿地帯の中を走る一方通行の道をゆっくり鳥を観察しながらドライブします。

 

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メリットアイランド
舗装されていない道を鳥を驚かさないようにゆっくりドライブ

過去2回の野鳥観察は真夏で暑いうえに余り鳥がいなくて期待外れでした。

今回は初めての冬場の観光。この土地に越冬にくるたくさんの鳥が見れるはずで、そのためにカメラまで新調した私。だから鳥さんたち、よろしく頼みますよ~!

では以下、出会った鳥たちの写真をお送りします🐦🐤

 

Little blue heron juvenile(左)・Snowy egret(中)・Little blue heron(右) 似てるけどみんな違う種類です 
Roseate Spoonbill
ひときわ目立つピンクのでかい鳥 Roseate Spoonbill
American white pelican
サンディエゴにいるブラウンペリカンより一回り大きい American white pelican
Great Blue Heron
これはサンディエゴにもいるやつだ Great Blue Heron
Common Moorhen
初めて見たけど Common Moorhen という名前からしてふつーにいる鳥なのね🐦
American coot とCommon Moorhen …頭を水に突っ込んでおしりだけ出てるやつ可愛い💗

 

 

 

メリットアイランド
湿原を見渡せる展望台もあります。
トカゲ
Anoleというトカゲの一種。サンディエゴで見る砂漠の色したトカゲとはやっぱり違います。
道端で何かをのぞき込んでいる人たち発見。なになに?何がいるのっ!?

 

 

 

 

 

 

きゃーっ💗ワニの赤ちゃん!
ママワニ
そして赤ちゃんワニの近くにはもちろんママワニ🐊
そして・・・アルマジロ!!!これは過去の旅行より。道路わきの草むらで忙しそうに虫を探して食べてました。

 

リクガメ(Gopher tortoise)も道路脇にいました🐢意外に歩くのが早いのでカメだからとのんびりしてるとシャッターチャンスを逃しますよ~📷

 

 

隣接するCanaveral National Seashore(カナベラル国立海岸)へも行ってみます。白い砂浜だから白いサイン(かな?)ここは日本から訪れる人はかなり少なそう。国立公園ハンターの皆さんどうですか?

 

 

 

 

砂浜に突き出ている棒はウミガメの卵が埋まっている目印🐢アライグマ等が卵を掘り返して食べないように金網が砂の上に被せてあります。夏に行ったときの写真です📷

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海鳥もいただきっ📷!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Manatee Observation Deck
そしてマナティを見るならとりあえずManatee Observation DeckへGo!

 

 

マナティー
きゃーマナティーがこんなにたくさん!!テンション上がる!・・・でもあまりにもたくさん、どーん、ぼわーん、むーん、と浮いているのでしばらく見てるとありがたみが薄れてきます(笑) マナティはこのオブザベーションデッキに限らずケープカナベラル周辺の水辺なら目にするチャンスがあるので色々廻ってみてくださいね!イルカ🐬やカブトガニもいますよ👍

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


さ、野鳥もたくさん見たしマナティも見たし、次はいよいよカヤックナイトツアーです!

今回利用したのは「A Day Away Kayak Tours」ケープカナベラル周辺は同じようなカヤックツアーを主催する会社がたくさんあるんですが、内容を色々吟味して野生動物保護区内で行われるツアーにしました。ここまで足を延ばせない人にはもっとお手軽な、ココアビーチからアクセス簡単なツアー会社もありますよ。昼間のツアー、夜だけのツアーと色々あって私たちは「Sunset Bioluminescence Kayak Tour(サンセットと夜光虫のカヤックツアー)」をチョイス。季節によって夏は夜光虫冬はComb Jelly(コームジェリー・クシクラゲ)が見られます。私たちが行ったのは2月だったのでクシクラゲ狙い。夏の夜光虫はほんとにきれいだそうですがまぁ、仕方ない。

 

カヤックツアー
夫と娘はタンデムのカヤック。主導権を握る方が後ろで漕ぎます。乗り込んだカヤックをガイドさんに押してもらって出発!

ツアーのミーティングポイントはマナティ展望台のすぐ近く。冬だからあまり蚊はいなさそうですが念のため長袖長ズボン。蚊よけスプレーも持ち込みました👍ライフベストは体に合ったものを用意してくれますし、水や暗闇が怖いという事でなければ子供も楽しめるツアーです。ただし、結構な距離を漕ぐので次の日に腕が筋肉痛になるのは覚悟の上で✋

 

 

 

 

 

インディアンリバー
Indian Riverという広いラグーンの沖に浮かぶ島を目指して、夕日に向かって漕いでいきます。

 

 

カヤックツアー
残念ながら雲が多くてサンセットは見れなさそう。

ガイドさんの話を聞きながら、島にいる野鳥を見ながら、日が沈むのを待ちます。

サンセット
カヤックでラグーンに浮かびながら眺める夕焼け空
カヤックナイトツアー
日が沈んで暗くなってきたところで次は光るクシクラゲを求めて狭い水路へ漕いで行きます。暗くなって写真を撮るのはこれが限界!
カヤックナイトツアー
本当に真っ暗です。娘の後ろ姿と、その向こうに写ってるのが私のカヤック。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真っ暗な中、ツアー参加者はそれぞれケミカルライト(ポキっと折ると光始める蛍光色のライト)を首からぶら下げ、迷子にならないようにガイドさんについて行きます。ガイドさんは背中に点滅する赤いライトをつけているのでそれを見失わないように。先ほどの広いラグーンと違ってマングローブに囲まれた狭い水路の中は無風。途端に肌が出ている足首のあたりが痒くなりました。やっぱり冬でも蚊がいるんだ~💦ま、でもこれくらいは我慢!・・・夏に蚊の集中砲火を受けて気が狂いそうになった時と比べたら、これくらい大丈夫👍!

 

 

カヤックツアーガイド
ガイドさんがクシクラゲを捕まえて見せてくれました。

暗闇の中を漕ぎ進み、お目当ての光るクシクラゲを無事発見。カヤックのパドルに当たったりカヤックが起こす波に反応して一瞬光るクシクラゲの黄緑色の光。淡い光を写真に撮ることはできませんが、この目でよぉ~く見てきましたよ👍 クシクラゲ以外にも懐中電灯の光に反射して光ったワニの目🐊、ガイドさんが網で捕まえた大きなエビ🦐、それから真っ暗な空にきれいな星。いろんなものを見ることが出来ました。

そしてツアー終盤、大きなボートも通れる幅の広い水路を漕いでスタート地点へ戻る途中、突然水の中をどこからともなく近づいてくる「ボーーッ、ボーーッ」と腹の底から響くような低音。

!?!?!?

静かに耳を澄ましていると、そのまま「ボーーッ、ボーーッ」と私のカヤックの真下を通過していきました。

あぁこれがDrumの鳴き声か!

Drum(ドラム)というのはこの辺りに住む魚で、大きいものは70㎝ほどになるそうです。あの声の大きさから想像するにかなりの大物だったに違いありません。鳴き声が聞こえたというより水の中から震えが来たと表現した方が良いでしょうか。暗闇に水底から響いてくる不気味な低音。。。。このドラムの声が今回の旅行で一番印象に残ったことでした。それくらい低~い、辺り一面が震えるようなシブい鳴き声だったんですよ~。


こうしてカヤックからひっくり返って落ちることもなく無事ツアーは終了。お目当てのクシクラゲを見ることも出来て満足でした。ナイトツアーということで最初は不安がっていた娘も楽めたようです。

ガイドさんにチップを渡して一路ホテルへ🚗今日の宿はメリットアイランドから橋を渡った対岸にあるTitusville(タイタスビル)のモーテルです。夜ご飯はモーテルの近くのアジアンレストランにて。昨日はイタリアンだったので今日は体がアジアンテイストを求めています。・・・ところがこのレストラン、新しくて雰囲気もサービスも良かったのですがとにかく美味しくないっ💦 だから紹介しませんが、一体カツカレーをどうやったらあんなにまずく作れるのか・・・食事は残念でしたが生ビールは飲めたので🍺、まぁ良しとします。

明日はBlue Spring State Parkでクリスタルクリアーな水に浮かぶマナティーを見に行きますよ!また明日もカヤック漕ぐんですが、大丈夫か私の腕・・・💧 ⇒旅行記その3【ブルー・スプリング州立公園】へ続く! 

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