大学説明会
4月の初めの話になりますが、息子の第一希望の大学(すでにacceptをしましたが)で行われた説明会の話を少し...。
UC系の大学で、サンディエゴからフリーウェーを飛ばすこと約2時間。静かな丘の上に大学があります。
カリフォルニアにすでに10年もいるのですが、恥ずかしながら、この大学へは今までに1度しか行ったことがありません。それも、日本から来たジーちゃん、バーちゃんを連れての観光。何年前だったか...。確か売店で文房具とか服とか買った覚えがあります。
ま、観光にも打ってつけの場所でしょう。静かですし、建物は昔ながらの(?)レンガ造りですし。
で、当日はエンジニアリングに合格した人たちのみが招待されたのですが、それにしても、かなりの数の大学生「予備軍」。それに加えて親、あるいは、両親、果ては、ジーちゃん、バーちゃんに兄弟まで参加。「何しにきとんじゃ、この人たちは」と思うほど。フリーランチ目当てか...。
まずは、大ホールに招待されて、学科の長たちが、それぞれの学科の特色を説明します。この時点では、まだ、大学生予備軍はこの大学に入学すると決めているわけではないんですね。だから、教授陣、とにかく、この大学のすばらしさを説くわけです。勉強するにも、遊ぶにも、どこかに旅行するにも、最高のロケーションであることとか、多くの有名人を輩出していることとか、スポーツでも全米屈指の選手がたくさんいるとか、隣のプライベート大学(ライバルの私立大学)よりもはるかに良い環境だとか。
「息子なんかより、俺が来たくなった」
と思ってしまうほど、すばらしい設備、教授陣、環境。
「お前と入れ替わりたい...」
で、大ホールでの説明会が終わった後は、それぞれの学科に移動します。うちの息子は、Electrical Engineering。建物は、この大学の南側に集まっているとか。
そのうちの1つの建物に入ったのですが、何か、昔の教会に入ったようなイメージ。天井には彫り物(?)や絵(?)が書かれていますし、机はかなり古くところどころに落書きがちらほら。エアコンはなく、窓からの風が心地よい...。
そこで、Electrical Engineeringの説明。ここでも、この大学のこの学科のすばらしさが説かれます。シニアの学生がプロジェクトの成果を持ち込み、デモ。こんなこともできるんだぜ...って感じ。
その後、お待ちかねの「ドーム(寮)」の見学。案内は、同じエンジニアリングで、寮に住んでいる女の子。寮はキャンパスの北に位置し、たくさんのビルから成っています。いくつくらいあるんだろうか...。
寮は3人部屋、2人部屋、1人部屋があるようで、入寮申請時に、アンケート形式で質問される項目に必要事項を記入して提出すると、それをもとに振り分けられるようです。
ちなみに、寮費ですが、週11食付き(だったか)で、年間1万3千ドル程度。部屋の中に冷蔵庫と電子レンジを設置したい場合は、1部屋年間200ドル。これを部屋の住人でシェアします。冷蔵庫や電子レンジは、安全基準があるようで、勝手に持ち込めなくなっています。
それにしても狭い!3人部屋を見学したのですが、机が3つ、2段ベッドが2つ(そのうちの1つは上のみ)、タンスが2つ、たたみ半畳分程度のクローゼットが2つ、ベッドの下に引き出しが2つ。その部屋にはシャワールームが付いていました。他には、数部屋の人間で共同で使うシャワールームもあるそうです。
その女の子によれば、「寮は寝るためだけだから狭くても困らない」とか。「エンジニアリングの学生は夜中まで図書館とかで勉強しているから...」...(ちらっと息子の顔色を伺う...)。
この大学の場合、寮で3年間生活することができます。他のUC系の大学の寮は2年間とか。
「大学に戻りたい...」
「おい、入れ替わらないか?」
「あ~ぁ、こんな環境で勉強したいよなぁ~」
と何度も息子に言いながら帰路に着きました。
息子さんの大学決めたんですね!おめでとうございます!!
学生寮は本当に狭いですよね。。。私も以前、シカゴ大学に行ってる知り合いの寮を見せてもらいましたが、「えっ?」って思いました(笑)
でも、実際、VAで自分が大学に通うようになると(最も私は主人と暮らしてたので寮暮らしはする必要なかったのですが)、確かに、朝から夜まで図書館で勉強する(必要がある)ようになるから、寮の部屋は寝るだけだし、狭くてもいいのかな?とも思いました。
若いときに学生だった時は、勉強よりも遊びに集中してしまってましたが、今の自分が学生になると真剣さが違いますよね。正直、学ぶことが楽しいです。
なんで、若い時はそうじゃなかったのか不思議です。(・・・って私だけですか?)
Masaさんが息子さんに「俺の方が行きたいよ」と言う気持ち、よくわかります。
Sakuraさん、ご無沙汰でした(かな)?コメントありがとうございます。
とりあえず、引っかかってくれたので一安心と言ったところです。あとは、彼次第。ただ漫然と大学生活を送るのではなくて、自分が本当に何をやりたいのかを探してもらいたいです。
自分のことを考えると、息子に強いことは言えないんですけどね(苦笑)。毎週金曜日にディスコで夜を明かすとか。飲みすぎで、友達にアパートまで運んでもらうとか。女子寮に潜伏するとか(爆笑)。これも良い経験でしょう!
Sakuraさんがおっしゃるように、今の頭を持ったまた、若いころに戻ることができたらどんなに良いだろうとよく思います。目的意識を持ってしっかりと勉強ができると思いますね。
お互いにがんばりましょう!