接待用ボックスシート
「接待」なんて、日本独特の文化だと思っていました。
アメリカにもあります・・・あるみたいです。(やったことはないのでわかりません)
もちろん、料亭に連れて行って、女の子を2,3人っていう接待(偏見です!ゴメンナサイ)があるのかどうかは知りませんが、割とポピュラーなものとして、「地元プロ野球チームのボックスシート」があります。野球好きなアメリカらしい・・・。
ここサンディエゴには、サンディエゴパドレスというメジャーリーグのチームがあり、サンディエゴダウンタウンに、数年前、新しいスタジアム「ペトコ・パーク」が建てられました。
何年か前に、WBCで日本が優勝を決めた場所でもあるので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
このペトコ・パークには、「ビジネス専用」のシートが設けられています。
私が前に働いていた会社では、ボックスシートならぬ、「ボックススイート」があり、権利を買っている会社ごとに部屋が割り当てられていました。
二階席になるのですが、バックネット裏の報道ボックスに並んで、一塁側と三塁側に向かってスイートがびっしりあります。
外には座席が30くらいあり、そこで試合を見るなり、スイートの中で座ってのんびりするなりできる広さでした。
このチケットはまず、会社の「接待」に使われるのですが、その予定がない場合、employeeに割り当てられます。
たいてい部署ごとに、「この日はチケットがある」と教えてもらえるのですが、土壇場で「今夜のチケットがあるよ!」となると、チケット争奪戦になったり・・・はしないか。
私の最初の年に、このチケットのことを知った野球好きの旦那は大コーフン。
「次のチケットはいつ?!」と私の仕事はそっちのけで、シーズン中はワクワクしていました。
次の年になると、アメリカ経済の不況も加わって、冷蔵庫内のフリードリンクはなくなりました・・・・・つまりビールは自腹。
ホットドッグやスナックなどの食べ物もなくなりました。
隣のスイート(某カジノグループS社)を覗くと、まだまだスイートにビッシリの食べ物や飲み物・・・ウラヤマシイ。ここはパドレスのスポンサーにもなってるし、相当、ビジネスはうまくいっているんだろうなぁ・・・・。
そしてその次の年になると・・・・なんと我が会社経営の影響で、このスイートは売り払ってしまったのです・・・oh, no!(と悲しんでいたのはうちの旦那くらいですが)
そもそも接待用なので、ビジネスに使えないとなると、あっさりと手放してしまうものなんですね。
それにしても、このスイートをキープするためには、年間でどれくらいのお金がかかるものなのか、ぜひ知りたい。
並びには、某携帯電話会社K社もあった気が・・・・日本人の方もいらっしゃったのかも。
私の現在の会社は、バックネット裏のボックスシートを持っている(いた?)らしいですが、まぁ私がそこに座れる日は、まだまだ先が長いだろうなぁ・・・・旦那、ゴメンね。
Erina
おお、そう言う接待席もありましたか。そこはまだ入ったことないですねぇ。
実は、こう言う記事を少し前に書いていました。
リッチな気分に浸る
特別待遇って感じで、まさに接待席でした(笑)。
バックネット裏は行ってみたいですね〜。
テレビに映りまくり。(映りたくはないですが)