こんにちは、Erinaです。

最近、アメリカの小学生の間で大人気のものがあります。

それは日本人なら誰もが知っている日本の伝統のおもちゃです。

私の年代なら、子供の頃に少なくとも触ったことがあると思います。

大皿・中皿・小皿・・・世界一周、飛行機、「もしもし亀よ、亀さんよ」とか、覚えてます？

実は結構、得意だったんです。

何かわかります・・・・？

そう、

「けん玉」

「へ？」

って感じでしょ？

私がこれに気づきだしたのは、今年の新学期が始まった9月。

朝、子供たちを送りに学校に行くと、そこここで、昔なつかしのおもちゃを手に持っている男の子たち・・・。（どうも女の子よりは男の子に人気のよう）

おそらく3年生～5年生くらいだと思いますが、「けん玉」を持っているのです。伝統的な赤い玉のものだけでなく、黒とか青とかカラフルで、プラスチックっぽいものもあるようですが、どう見ても形はけん玉。

朝から3～4人集まって練習していたり、歩きながら練習していたりと、「おぉ～！何コレ！！」とちょっとビックリしてしまいました。

遊び方も同じようです。

気になった私は「kendama」でググってみました。

そうしたら、どうやら西海岸でこの年齢の子供たちに人気になったのは、本当につい最近のようです。(http://www.npr.org/blogs/monkeysee/2013/06/21/194298144/the-kendama-can-a-wooden-toy-be-a-viral-sensation)

「へぇ～・・・・。」

iPadとか携帯ゲームがあるこの時代に、まさか日本の伝統おもちゃのけん玉が流行るとは、世の中わかりませんね。笑

しかも、うちの学校は都会のインターナショナルな感じではありません。

日本人ママは私が知っているだけでもう一人いるだけですから、子供たちは「けん玉」が日本のおもちゃだと知って遊んでいるわけではないようです。

でもこれをきっかけに国際交流が子供たちとできそうですね。

毎朝、けん玉の練習をしている小学生男子グループを見るたびに、「どれ、ちょっとおばちゃんに貸してみなさい。」って言いたくなるのですが（笑）、とりあえずそれは抑えて仕事に向かっています。

今度、朝のけん玉教室でも開いてみようかしら・・・？