春休みロードトリップ3(カールスバッド洞窟群国立公園)
Maki-Kです。
春のロードトリップの続きです。
1回目のツーソン・ホワイトサンズと2回目のアラモゴード・カールスバッドも併せてヨロシク。
【Carlsbad Caverns National Park(カールスバッド洞窟群国立公園)】
さあ今日は、いよいよこの旅の目玉!
カールスバッドの洞窟探検!
もちろん世界遺産です。
・・・いえ、別に自分たちで新しい洞窟を探検する訳ではなくて単に観光なんですけど(´・ω・`)、たとえ整備してあるルートを歩くだけでも、洞窟の中に入るってそれだけで探検という言葉が出てきちゃいます。ワクワクっ!
※HPはこちら
朝一でレンジャーガイドツアーに申し込んであったので、まずビジターセンターでチェックインしてチケットを受け取りました。
普段はビジターセンター内のエレベーターを使って一気に洞窟の中心部まで降りられるのですが、たまたま私たちが行ったときは整備のためにエレベーターが動いていなかったので、洞窟の入り口(Natural Entrance)から歩いて洞窟へ降りました。
洞窟の入り口前でレンジャーさんに一旦止められて、洞窟内での注意事項をしっかりレクチャーされました。これで洞窟へ入る準備OK!
Natural Entranceからツアーの集合場所まではちょうど1マイル(1.6km)。結構距離があります。洞窟の底にたどり着くまでにそんなにたくさん歩かなければならないとは思ってなかったので(下調べ不足↷)、ツアーの時間に間に合うかっ!? とにかく小走りでどんどん降りていきます。
洞窟の中に入って、その規模と奇怪な形の鍾乳石に「うわぁ~!」と驚きながらも、ずんずん進め~。写真いっぱい撮りたいけどとりあえず帰りだ!
小走りで続けること40分。ずっと下り坂だったのが幸いでしたが、勾配の急な坂や階段もあって思った以上の運動量。洞窟の大きさを甘く見ていました。もっと早く到着するべきだった。読みが甘かったな。。。まぁでも無事に集合時間には間に合いました。
レンジャーのガイドツアーは数種類あって、所要時間が1.5時間~5.5時間。難易度も照明の点いた舗装されたトレイルを歩くものから、ヘルメットとヘッドランプ着用で腹ばいになって穴をくぐるものまで色々。それぞれ年齢制限や求められる身体能力も違うので、興味のある方はぜひHPでチェックしてください。ツアーの予約も前もってネットでできます。
今回私たちが参加したのは「King’s Palace Tour」。時間も短く小学生のちびっこも参加できるものです。
では出発。
レンジャーの説明を所々で聞きながら進み、地下250mのKing’s Palaceへ。
うわお。
King’s Palace(王様の宮殿)の名の通り、天井からたくさんのシャンデリアがぶら下がっている大広間という感じです。
洞窟内、もう水が染み出てこず成長が止まっている鍾乳石も多いのですが、これは現在進行形で成長している鍾乳石。
こうやって上から垂れ下がっているのがStalactites(スタラクタイト・鍾乳石)、下から伸びているのがStalagmites(スタラグマイト・石筍)です。。。パンフレットで勉強しました。
このツアーでは途中でレンジャーが洞窟内の照明を消して、洞窟の本当の真っ暗闇を体験する機会もありました。本当の暗闇ってそういえばなかなか体験できないので、これは面白い経験ですね。私は京都の清水寺の胎内めぐり以来かも。。
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さて、ツアーの後は売店でスナックを買って少し休憩。
洞窟内、水以外は飲んだり食べたりが禁止されています。唯一この売店で買うスナックをここの休憩場所で食べる分はOK。すぐ近くにちゃんとしたトイレもあります。トイレの壁がそのまま洞窟の壁だったりするんですが、こんな洞窟の中に仮造りでなくしっかりした物を建ててしまうのがすごいですね。
ところで地下230mにある洞窟の気温は一年を通じて56℉(13℃)。かなり寒いです。暖かめのジャケットをお忘れなく。
では洞窟内の観光を続けます。とにかくどこを見ても「うわぉ」なのでとりあえず写真でご覧ください。
レストエリアからループになっているルートを歩いて見学できる「Big Room(ビッグルーム)」という洞窟は、その名の通りとにかく広い!1マイル(1.6km)のトレイルを歩いて一周するのに写真を撮りながら2時間くらいかかります。
巨大な鍾乳石のフォーメーションはとにかく圧巻。この洞窟自体がができたのが大体2-3百万年前、そして洞窟の中に鍾乳石が出来始めたのがだいたい50万年前ということなので、これくらい大きいフォーメーションはやっぱり50万年歳なのかな。。さすがの迫力。そしてロマン。
次から次へと現れる、奇怪な形の鍾乳石にいちいち「うわぉ~」と写真撮りまくりなんですが、何よりも圧巻なのが自分たちがいる洞窟の大きさ。とにかく広い広い広い空間が地下に広がっています。これを最初に発見した人の驚きはどんなだったでしょう。広大な空間。高い天井。地下にいるのに感じるのは圧迫感ではなく空間の広がり、果てしなさ。残念ながら私の写真や言葉ではこの巨大地下空間の存在を伝え切れません。みなさんぜひ実際にカールスバッドへ行って、巨大空間に身を置いてみてください!
さてそろそろ出口へ向かいます。。エレベーターが使えなかったのでNatural Entranceへの道を今度はひたすら登ります。。。行きに急いで通り過ぎたところをゆっくり見ながら戻りました。ってこの登りはゆっくりしか進めないわ。。結構きつかったです。ハイキング好きの私たちには歩くのが楽しかったけれど、体力に自信のない方は帰りは無難にエレベーターで上がるのが良いでしょうね。
洞窟の入り口から光が届くところまで上がってきました。通路の周りの茶色いものがGuano(グアノ)。コウモリの糞です。
洞窟内の滞在時間6時間。歩いた距離5マイル(8km)。
大・大・大・大満足な洞窟探検でした。
国立公園は他にもたくさん行ったけど、いや、ここはホント特別だ。
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洞窟探検の後はビジターセンターで展示物を見ます。ほんとはビジターセンターで色々見てから洞窟に行けたらよかったけど、なんせ朝時間がなかったので。。。知識を後付け。
Caving(ケービング・洞窟探検)をちょっと体験してみる。ケービングはスリムな人向き。・・・実は私の夫は若いころ本格的にケービングをやっていたそうです。おなかもおしりもスリムだった大分昔の話ですが・・。
最後にお土産を買ってと。このギフトショップは規模も結構大きく、買い物し甲斐がありました(笑)。
あ~洞窟すごかったな~。
国立公園内を少しドライブして、夕方は早めにホテルに戻りました。ジャグジーでのんびり温まって、明日はテキサスのグアダルーペ山脈国立公園にある、テキサスで一番高い山をハイキングします♪