アメリカで献血に行く。

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アメ10読者の皆さんこんにちは、KAZです。

ボクは実は病院嫌いなんですが、献血は好き。

日本にいるときから、結構、献血にいっておりました。

とくに大した理由はないんですが、血液を抜かれると、なんかこう毒が抜けていくというか、体がキレイになる気がするのです。

人体の血液を外部に排出させることで症状の改善をしようとする「瀉血療法(しゃけつりょうほう)」は、中世ヨーロッパの時代からあり、現在でもC型肝炎の治療などにも用いられている治療法の一つです。また、一部の「自然治癒」の分野で再注目され始めています。

しかも、最近の研究の結果では、「老齢マウスの血液を、若いマウスの血液で置き換えたところ、若返りが見られた」との報告があったりします。

たまには血もキレイにしとくか!! ということで気が向いたら近くの献血センターに行っています。

と、いうのは冗談で・・・
血液というのは、採血したあとずっと保存できるものではなく(通常21日)、また、これまでのところ「人工血液」なるものはまだ開発されていないので、常にドナーからの供給が必要なのです。

 

ボクがアメリカで初めて献血に行ったのは4年ほど前、同僚に誘われたからでした。
その人は大のメジャーリーグファンで、

「今度、ブラッドセンターにバトラーが来るんだけど一緒に行かない?」

と興奮気味に話すので、当時はあまりロイヤルズに興味がなく、バトラーが誰かも知らなかったのですが、アメリカで献血をすること自体がおもしろそうだったので、ついて行くことにしました。

以下、アメリカで献血する手順についてです。日本でやるのとあまり違いはありません。

まず、献血に行く前にHPで予約をします。予約用のカレンダーには、スポーツ選手のサイン会だとか、ホットドッグディ(無料でホットドッグが食べられる)とかのイベントも確認できるので、それを狙っていくといいかもしれません。

そして、予約した日時にセンターへ行き、受付でレジストレーションを済ませます。以前に献血した人にはメンバーズカードが貰えるので、2回目からは忘れずに持って行くようにしましょう。

そのあと、待合室で待っている間に問診票に記入します。内容はやはり日本と同じで、既往歴や渡航歴など。たまに聞いたことがない病気の名前が出てくると思うので、後でスタッフに聞くか、スマートフォンの辞書などで調べるとよいでしょう。

次に個室に呼ばれ、スタッフと簡単な会話を交わした後、血圧、体温、脈拍、血中ヘモグロビン値を計ります。(日本では確か比重だけでしたよね?)

そしてまた待合室で待機します。

待合室にはフリーのお菓子やジュースが置いてあるので、採決後に脱水や貧血にならないためにもここで何か口にしておいた方がいいと思います。なんせタダだし。

そのあと採血室に呼ばれ、ベッドに寝かされます。

そして、ハート型のスポンジボールを渡されるので、それをニギニギしながら約5分(人による)待っていると、採血は終わります。

病室を見渡してみると、なんとベッドの脇に小型TVがあり、それを見ながら採血している人がいました。スタッフに聞いてみたところ、部分採血の人は時間がかかる(約1時間)ので、その人用のベッドだったそうです。

で、無事に0.4Lの採血が終わると、包帯で止血してくれます。
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包帯には「Give Blood」とプリントされています。

採血が終わったら、また「Revitalization Station」でスナックをむさぼりながら回復を待ち、スナックを何個かポケットに入れて帰ります。

暫くすると、血液検査の結果が郵送されてくるので、それで自分の健康チェックをするのもいいと思います。また、保険会社によっては、血液検査の結果を記録することによって、年会費をディスカウントしてくれたりもするので結構大事なデータです。

それから、オフィスでもらえるステッカーを胸に貼っておくと、周りの人から「献血したのーえらいわねー」っていって貰えますw
gave blood today

ところで、アメリカでは「売血」が可能であることをご存じでしょうか?

これは決してヤミ取引や違法行為ではなく、「プラズマセンター」と呼ばれる民間企業が請け負ってプラズマ(血漿)を買い取るというものです。一回あたり20-30ドルがお礼として支払われ、友達を紹介すると$50とか貰えたりするので、利用価値はありそうです。 

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「アメリカで献血に行く。」への1件のコメント

  1. はじめまして。
    Mujikanen.の管理人のkanenと申します。
    アメリカでの献血について調べていると、こちらのサイトに行き着きました。
    もし宜しければ、記事の中でこちらのサイトを紹介させていただいても宜しいでしょうか?

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