突然ですがアメリカのオオカミについて調べてみた
こんにちは、Masaです。
実は今週は、「Wolf Awareness Week(オオカミ啓発週間?)」と言う特別な週だったようで。月曜日の朝のニュースで知りました。
そこで今回は、アメリカのオオカミについて調べてみます。
まずは、アメリカのオオカミについて。
過去、オオカミはアメリカ全土の森や平原に生息していたようです。でも、19世紀から20世紀初めにかけて、開拓者の進出や、家畜との競合、さらにオオカミに対する誤解とか恐怖に基づく駆除が行われたようで、その結果、その数が大きく減少したようです(ん…どこかで聞いたような話だなぁ)。特に、灰色オオカミ(Grey Wolf)は多くの地域で絶滅危惧になったようです。
でも、20世紀後半から21世紀にかけて、保全活動が積極的に行われて、一部の地域ではオオカミの再導入や自然増加が見られるようになったようです。特に、(私も行ったことのある)イエローストーン国立公園などでの最導入(確か私の記憶が正しければカナダからだったような…)は、その成功例として知られているようです。でも、オオカミの最導入や保護は、いまだに議論の的になることもあるようで、家畜を飼っている人や一部の地域住民との間に対立が起こることもあるようです。
ま、そんなことで、今後、政策とか、地域住民や家畜飼育者との関係とか、生態系の健全性など、いろいろな要因が、オオカミの生存数に関係していくと言われています。環境保護団体は、オオカミの生息地を維持しそれを拡大するために努力を惜しんではいません。が、正しい管理策を通して、人との共存のバランスを取ろうという動きもあるようです。
では、アメリカではどこでオオカミが見られると思います?ちなみにサンディエゴにいるという話は一度も聞いたことがありません。ボブキャットとかコヨーテとかはいて、私自身も見たことがあるのですが。
今は主に、アラスカとか、北西部、5大湖の辺りと北部ロッキー山脈に生息しているようです。どちらかというと、多少寒いところなんでしょうかね。
で、冒頭に出てきた「Wolf Awareness Week(オオカミ啓発週間?)」ですが、アメリカでオオカミの保護と理解を深めるために開催される特別な週間らしいです。
オオカミとその生態系の重要性の認識を高めるためとか、オオカミの生態や行動、歴史、文化的意義について教育したり、オオカミとの共存の意識を育むといったことが目的になっているようです。
開催時期は、今年は、10月15日から1週間でしたが、毎年、10月の第3週に開催されることが多いとのこと。活動内容ですが、ニュースでも言っていましたが、講演会とかワークショップ、セミナーなどの教育イベントを行ったり、映画の上映とか、写真展、アート展示会などの文化的なイベント、さらにオオカミの観察ツアーやハイキングなどの野外活動もするとか。
環境保護団体とか、動物園とか、博物館など、いろいろな団体が参加するようです。
絶滅寸前の状態から、今ではある程度の数まで増えたようで、こういう取り組みが行われることで、さらに数を増やす努力が行われているってことですね。
ま、Masaとしては、こういう取り組みが色々と行われることで、生物保護とか自然保護とかの重要性を再認識できる機会を与えられているってのは良いことだと思います。