続・就労ビザ(H-1B)申請:「ビザ面接」
そんなこんなで他の事柄について連載で書き始めてしまい、書くのをすっかり忘れていた小生の「就労ビザ申込」の進捗状況について。
4月半ば。当初のOPT期限切れが1ヶ月後に迫り、大学の「International Student Advisor」から「タツヤはH-1B申請中だから、勝手に3ヶ月の延長を申し込んでおいたわよ」と気遣われる状態。
俺「あのさ、ジム(移民弁護士)、ちょっと1月の申請開始から音沙汰ないけど…」
ジ「ドンズバッ!ちょうど昨日連絡来て、無事『H-1B』認可だよん。」
ちゃんちゃん。
その後、ジムからの書類一式が届き、喜んでいたのも束の間。留学生相手の仕事なので、5月に入り春学期が終わる頃には、秋学期に向けてバタバタし始める。
それでも「とりあえず、お母さんに連絡しとかないとな」と、とりあえず電話にて報告。
通常、朝の出勤直後に自分のオフィスからプリペイドカードを使用して、横浜の母へ電話をかけます。
俺「とりあえず、やっと許可されたわ」
母「あら、良かったわ~。んで、いつ帰れるの?」
俺「あ、そうよね。帰らないとね」
そのまま職場でチャかチャかと航空券の値段を見てみる。
そんな訳で、9/11発の航空券が一番安かった(往復$1091、11年が経ってもこういう所はまだ変わらないんですねぇ)ので、9/11-26滞在の予定で航空券予約。
2010年6月以来の帰省。
あ~嬉しい。
あ~楽しみ。
ただ、今回は就労ビザスタンプをパスポートに貰わないと米国に戻れないので、溜池山王の米国大使館に立ち寄り「恐怖のビザ面接」が必須。
それを思い出した瞬間、緊張しまくり。
「いや~タッちゃんは職場が大学とかでしっかりしてるから、大丈夫でしょ」と、周囲の外国人労働者友達や日本人妻達から励まされてはいるが…
やっぱし緊張しまくる。
今回の用意してる書類はこちらで確認しました。
若干まぎらわしい書類、「I-797」について。
「米国大学・大学院など卒業→米国内OPT」のルートで申請が下り、既に就業している人は「I-797A」。これには新しい「I-94」が付いてきます。
「米国外」で経歴を積まれた後、申請が下り、これからアメリカに出向く人は「I-797B」。
上記のどちらも米国大使館・領事館(米国外)での面接を経て、ビザスタンプを貰う必要がありますが。
ちなみに「I-797C」は領収書です。それ以上の意味はないので、「A」または「B」を受け取っていない場合は、就業予定の職場に連絡をして確認していただくことが必要かもしれません。
2008年のリーマンショック以降の不景気で、2010-2012年度は就労ビザ申請数が激減。発行枠に達しないまま年を越したりしてましたが、2013年度(今回)は再び申請数が増え、6月半ばに締め切られました。ま、2009年度以前までは、受付開始当日(4/1)に発行枠の二倍の申請が来て受付が打ち切られ「くじ引き」になったりしてましたが…
僕のように学校が職場の場合は「期限」や「発行枠」は該当せず比較的楽でしたが、周囲には「10/1に就業開始しないと内定取り消しされるのに、まだ結果がでない」という知り合いが多いです。
ハァ(溜息)。
ま、ビザ面接にばかり集中して、ちびまる子ちゃんの「額に縦線」状態に陥ってはいけないな、こりゃ。
とりあえず帰ってから、温泉(伊豆箱根)、海鮮丼、ラーメン、蕎麦、焼肉、母の煮物・漬物・干物、寿司、まぐろ尽くし(三崎)、焼酎・日本酒…
あ~楽しみ。
つづく。