英語の勉強法:リスニング編
留学してたよって言うとよく聞かれる質問がひとつ。
「最初から英語しゃべれたの?」
確かに気になりますよね。答えはNOです。英語に力を入れていた高校に通っていたけれど、英語が喋れたわけではありません。
私が初めてカナダに行ったのは高校2年生のとき。1年間の交換留学です。
そのときは、ホストファミリーのおうちにスティしていました。パパ、ママ、ホストシスター(年上・年下)、ホストブラザー(年上)がいて、同じ敷地内におじいちゃん、おばあちゃんも住んでいました。
そこで私が一緒に生活することになり、ホストファミリーも留学生を受け入れるのは私が初めて。長期間一緒に生活するってこともあって、お客様扱いされないように、自分からどんどん家族に入っていこうと思っていました。
しかし、そこで問題になるのがやっぱり英語。聞かれていることが分からなければ、なんて答えて良いかも分からない。
最初に “Do you want to pass me the milk? (ミルクとってくれない?)”
て聞かれたときには「want」したい訳ないじゃん!そっちが頼んでるんじゃないの??って英語を日本語に直訳して謎に思っていました。
でも、謎に思っても誰も教えてくれない。
インターネットも電話線と繋ぎかえる時代です。今みたいにどんどこ使えません。使えるツールは電子辞書と持っていった文法書・・・。
でも、文法書には載っていない単語の使い方が飛び交う毎日。
さて、どうしよう?
その時に思いついたのがディズニーを見まくること!
私のホストファミリーはほとんどのディズニーのビデオを所持していたので、それを毎日1本ずつ放課後に見ることにしました。
なんでディズニーかというと、私自身が大好きだったというのと、既に内容を知っていたから。
言葉が全部分からなくても内容が分かっていたら何が起こっているかわかるし、なんとなくだけど日本語でここってこう言うよね?みたいなのも覚えていたから夕食前のプチ勉強になりました。
ディズニーは基本的に子供向けに作られているから内容も単純だし、学校で習った複雑なwhich構文とかは出てこないから初心者にもそんなに難しくないんです。
特にアラジンの「僕を信じる?」ってところがそのままの “Do you trust me?”
だった時には、本当にその使い方でいいんだー!って感動しました。笑
今、リスニング力を伸ばす為に色々な商品が出ていますが、どうせ勉強するなら楽しい方が良いですよね?
“ Do you wanna meet me at the theater tomorrow?”
ってひたすら聴くよりも、単純だけど文脈で
“It is you…” (「あなたなのね」美女と野獣の最後のところ♡)
って聴いて理解出来た時の方が何倍も感動的だと思いませんか?
私はこの方法で初期のリスニング力&単語の応用力がアップしたと思っています♪
スピーキング編もあるので、それはまた今度☆
映画を見るってゆう勉強法は私もよく語学学校の友達としてました!
自分が好きなツールを使って勉強するのはストレスにもならないし、入ってきやすいしとても効果的ですよね☆
ディズニー映画で使われてる歌なんかも、歌詞をしっかり発音してくれるので覚えやすくてすごく勉強になります。
ディズニーの映画はこんなところでも強い味方なんですね!
実はこのアラジンのセリフ、私も感動したのを覚えています。
「僕を信じる?」って、日本語の感覚だと、
“Can you trust me?”とか
“Will you trust me?”だと思ったんですが、
そうじゃなくて
“Do you~?”なんだ~!と知って、印象的でした。
今また、自分の子供たちの目を通してディズニー映画を見ると、すごく良いlife lessonや価値観も入っているな~と、つくづく思います。