長時間飛行もこれだったら楽しいかも-サウス・ウエストエアラインのお話
ご存知だと思いますが、アメリカには「サウス・ウエストエアライン」と言う航空会社があります。
運賃をかなり抑えて、その代わり、サービスはほどほどに、指定席もなし、ファーストクラス、ビジネスクラスもなし、と言う面白い航空会社です。
さらに、お客様は二の次、一番大切なのは従業員と言う信じられないような社風。つまり、従業員を満足させることにより、その見返りとして、お客様に最高の満足を提供するってことです。面白いですね。
実際、お客様は彼らからかなりの満足度を得ているとのことです。
先日、サンノゼへの出張にサウス・ウエストを使ったのですが、そこで、帰りの便で面白いものに遭遇しました。
フライトアテンダントが超面白い。
機内放送は必要事項をまとめた紙っぺらを淡々と読み上げるのが普通なのですが、彼は違いました。
とにかく、ジョーク、ジョーク。乗客を全く飽きさせません。
「お疲れのところ大変迷惑な話だけど、少しだけ我慢して聞いてね。これが僕の仕事だから仕方がないでしょ?」
「仕事の後は、ビールでも飲んでスカッといきたいところだどうけど、残念ながら5ドルをもらわなきゃそんな気分にさせてあげられないんだ。5ドルはキャッシュしかだめだからね。クレジットカードしか持ってない人は、諦めて。」
ってな感じで、とにかく面白い。
その昔(25年ほど前かな)、東京の中央線に乗ったときに同じように、ちょう砕けたアナウンスをする車掌さんがいたのを思い出しました。
さて、サウス・ウエストエアライン。この「おふざけ」をいたるところでやっているようです。こんな機内アナウンスに会った人は、超ラッキーかも。
He is good!!
その日の目的地に合わせて、自宅で練習したりするんでしょうかね?
SDエリナさん、コメントありがとうございます。
でしょ?なかなかクール!YouTubeでSouth West Airline Flight Attendantを検索すると、他にもいろいろと出てくるんですよね。
やっぱり、練習は必要そうですね。
ご無沙汰していたら面白い記事が一杯でした。
CEOもときどきおふざけに加わるとか。Michael E. Porterさんが競争戦略論でテーマにした会社。目からうろこ。考え方が一変した瞬間をおもいだします。
晴れふらさん、毎度!
>CEOもときどきおふざけに加わるとか
ええ、実際、CEOも最近コマーシャルに出てます(笑)。面白い社風の会社ですよね。がんばっていらっしゃるようです。