自分に残された時間
ちょっと説教臭い話になりそうです。
このブログを訪問してくださる、「あなた」。自分に残された時間について考えたことがありますか?
もし、あなたの年齢が、20台、30台なら、それほど深刻に考えないかもしれませんね。
でも、私のように40歳も半ばを過ぎると...残り少ない人生をどう生きるか、まじめに考えなければならないような状況になります。もちろん、そうならない人もたくさんいますけどね。どちらが良くてどちらが悪いとは言えません。本人次第ですから。
私のメンターがよく言います。
「マサ、過ぎ去った時間はもう戻ってこない。だから、時間を無駄に使っちゃだめだ。お金を無駄に使っても、元に戻すことはできるけど、時間は戻らない。」
「考えてるだけの時間の無駄だ。1秒無駄にしても、大金を捨ててるんだよ。」
当然のことなんですね。当たり前なんです。
Time is Moneyと言う言葉がありますよね。その昔、「クイズ タイムショック!」なんて言うクイズ番組があって、「田宮二郎」が番組の冒頭で必ず言っていた言葉です。私はその番組でこの言葉を知りました。
その当時はその意味がわかるはずもないですね。英語もよく知りませんでしたから。親から「時は金成り」と言われてなんとなく自分なりに意味を理解していました。
子供のころは時間を無駄にしていると言う感覚は全くありませんでした。大学を卒業して、就職して...。つい最近まで、時間は大切だなんてことは全く考えていませんでした。
自己啓発本には、時間の大切さを説いたものがたくさんあります。それらを読んで、「う~ん、確かに...。もっと時間を大切にしなきゃ。」と納得するんですね。でも、1週間もしないうちに、そんな話はどこかに消え去ってしまいます。
こんな計算、したことありますか?たとえば...、あなたの年齢が40歳として、75歳で亡くなるとしましょう。残り35年ですよね。すでに人生の半分以上来てしまっていますよね。ここでひと焦り...。
じゃぁ、定年までの間に、どれくらい自分の時間があると思いますか?定年退職をたとえば60歳とすると、あと20年です。20年...、長いと言えば長いし、短いような気もしますね。
この20年間、会社で働いていることになりますよね。では、1日通勤時間も含めて10時間、週5日間、会社で働いているとしましょうか。で、食事は1日当たり3回、少し長いですが、休み時間などを考えて各1時間取るとしましょう。そうすると、3時間。じゃぁ、次に、睡眠時間は...7時間としましょう。そうすると、1日当たり24-(10+3+7)=4時間はあなたの時間です。週末は、14時間ほど。
1週間のうち4x5+14x2=48時間は自分の時間になりますね。これ2日分です。
つまり、20年のうち、本当に自分の物として使える時間は、20x(2/7)=5年半と言うことになります。
十分ですか?それとも少ないと思います?どう考えるかは自分次第です。
ポイントは、睡眠時間、働く時間、食べる時間など、必要な時間を除くと、自分で自由に使える時間は、全体の3分の1以下なってしまうと言うこと。
これには焦りました。私のように、「老人」がそこまで近づいているものにとって、3分の2が必要物に取られてしまうと言うことは非常に深刻な問題です。
さらにメンターが言います。
「マサ、自分の目標をしっかり定めて、それを達成するには何をしなければならないか、プランを立てろ。そのプランを細分化して、月単位、週単位、日単位、時間単位にする。そうすれば、目標のために時間を無駄にすることはないはずだ。」
と...おっしゃいますが、そうそう簡単でもないですよね。と言うか、かなり難しい。
「自分の中で目標がビジュアライズできていれば、簡単なはずだ。」
うーん、そうかもしれませんが。
とにかく、まずは時間を無駄にしないように常に自分に言い聞かせることが大切でしょうか。
...いつもと変わらない考え方になってしまいそうです...。とにかく前進。
Masaさん、お久しぶりです。
“自分に残された時間”これ、時々考えます。子育てしているとますます考えますね。
でも、プラン立ててもいろいろな条件でうまく行かなかったりして、結局時間を無駄にしているような気がしている私です。
いろいろ成し遂げたいことはいっぱい。でも時間もお金も限られている。。。難しいですね。
でも、私もとにかく前進あるのみです!(笑)
sakuraさん、ご無沙汰でした。コメントありがとうございます。
そう、時間は大切ですよね。
そう言いながらも、今日を振り返ってみると、めちゃくちゃ時間を無駄にしています。相当意志を強く持たないと、なかなか直らないですよね。
プランを立てて、それを絶対に守ると言う強い意志が必要です。