Maki-Kフロリダの旅、第二段。キーラーゴ(Key Largo)からキーウエスト(Ket West)へ向かいます。

第一弾キーラーゴ編はこちら。

「アメリカ本土最南端の地」キーウエスト。

アメリカ本土最南端の小さくてのんびりしていて、独特の雰囲気を持った町です。

本州最南端とか、最北の地とか、一番高い山とか、そういう先っちょを攻めずにいられない人間にとっては、是非訪れたいこの地。マイアミまで来たし、せっかくだから最南端まで行ってみよう～！と言うにはちょっと遠いんですが、是非、旅の目的地に加えてみてください。楽しいところですよ！

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キーラーゴからキーウエストまでは約95マイル(150キロ)。島と島をつないで続くハイウェイ、US Route 1(国道１号線)をただひたすら走ります。

 

これはキーラーゴ内の1号線。キーズの島内はどこもこんな感じ。の～んびりしています。

 

 

 

 

の～んびり走りながら、島を数えながら、海を眺めながら・・・・走ること一時間。

有名なセブンマイルブリッジ(Seven Mile Bridge)まで来ました。

この風景、テレビCMや映画、写真で見たことがある人は多いでしょう。その名の通り全長7マイル(11キロ)の海上に架かる橋です。

(写真はReader’s Digestのweb版 rd.comより)

 

 

 

橋のたもとには「Seven Mile Bridge」のサインがあります。

駐車スペースがあるので、そこへ車を止めてこのサインと記念撮影をお忘れなく♪

 

 

橋のたもとから、旧道を歩いて観光することも出来ます。

1909年～12年に建設された旧橋と現在使われている橋が並んでいます。旧道は途中で途切れているので次の島へ歩いて渡ることは出来ません。

では実際に車で橋をわたってみます。
どんなすばらしい景色が待っているのでしょうか！？わくわく～♪

・・・・・すばらしい景色？

残念ながらこれが精一杯。自分で車を運転しながら見える景色は、こんなもんです。観光バスにでも乗ればもう少し良い景色が見えるのでしょうが、ヘリコプターでもチャーターしない限り映画や写真で見たような、エメラルドブルーの海が目の前一杯に広がる景色は見ることが出来ません。あー残念！ちょっとがっかりなセブンマイルブリッジでした。

さて、期待が大きかった分ちょっとがっかりなセブンマイルブリッジを渡りきったところにあるのが、Bahia Honda State Park。

ハイウェイと古い鉄橋(Bahia Honda Rail Bridge)を両側に見ながら海水浴が出来る州立公園です。アメリカのベストビーチに選ばれたこともあるそうですが、う～んどうかな。まぁ期待しないで行った方がいいですね。ビーチに関してはフロリダキーズはいまひとつ。。。

さらに西へ向かって走ります。

ビッグパインキー(Big Pine Key)にあった珍しい道路標識。
このあたりは絶滅危惧種であるKey Deer(キーディアという鹿)の生息地で、鹿を交通事故から守るために夜間の制限速度が昼間より低く設定されています。私はKey Deerにはお目にかかれませんでしたが、鹿って、なぜか車の目の前に飛び出てくるので(鹿のジャンプ力はすごい！)車の運転は十分気をつけて、希少な鹿を傷つけないようにしましょう～。

 

 

 

 

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・・・・キーラーゴを出発して数時間。いい加減ドライブに疲れてきた頃、やっとキーウエストに到着です。寄り道をせず走り続ければ2時間ほどの道のりですが、橋を歩いたりビーチで泳いだりしていたら、キーウエストのホテルにチェックインする頃にはすっかり辺りは暗くなっていました。

 

キーウエストはキーラーゴより暖かく、真冬の夜でも半そでで過ごせるほど。暖かいからなのか？路上で蛇を連れている人がいました。。。

 

 

 

レストランのオープンテラスで名物のキーライムを使ったマルガリータなど飲みながら、道行く人を観察するのも面白い。

残念ながら(？)、キーウエストでは路上やビーチでアルコールを飲むことは出来ません。一杯飲みながら夜の町をそぞろ歩くのがとっても楽しそうな町なのにな！

 

 

アメリカはアルコールの規制がかなり厳しく、道路やビーチなど公共の場でアルコールを飲むことはほとんど出来ません。私の今までの経験だと、路上でお酒飲んで良い気分～♪になれたのはニューオーリンズのバーボンストリート。道の両脇に並ぶバーには、道行く人にお酒を売る専用の小さな窓があって、大きなプラスチックのカップに並々と入ったビールを安く売っています。独特の雰囲気のある一画ですが、私がキーウエストに行って思い出したのがニューオーリンズでした。

キーウエストで有名なバーと言えばSloppy Joe’s。アーネストヘミングウェイの行きつけだったバーで、年に一回開催される、ヘミングウェイそっくりさんコンテストの会場でもあります。

 

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一夜明け・・・

キーウエストの朝は鶏の「コケコッコー！」いや英語だから「Cook-a-doodle-doo!」で明けます。

なぜかキーウエストの町にはたくさんの鶏が放し飼いにされていて(そもそも誰かが飼っているのかどうかは不明ですが)、朝はやっぱり早起きの雄鶏さんの声で目が覚めました。

 

 

 

 

 

キーウエスト名物のニワトリで目が覚めたら、さっそくキーウエストの見所を見て周りましょう～。観光客が本格的に町に出てくる前に行動開始するのがGoodです。

まずはここ。

Continental US Sourthernmost Point(合衆国本土最南端)。キューバまで90マイル。巨大なブイの形をしたコンクリートの塊。

合衆国本土って・・・島なんだけど、橋でつながってたらそれでいいのか？？
軽い疑問が残りますが、キーウエストへ観光にきたら必ずここへ行くという場所なので、午前も遅い時間になると人でごった返して写真を撮るのも一苦労。ここは朝早いうちに行くことをお勧めします。

次におススメはConch Train(コンクトレイン)。
トレインと言っても本当の電車ではなく、ジープを改造して見た目を機関車のようにしたもので、客車を引っ張りながら街中をくまなく走る観光客用アトラクション。途中一回の休憩を挟んで運転手さんのナレーションつきで効率的に町を見て回れます。写真で見ても分かるように、かなり長いこのコンクトレインですが、運転手さんのハンドルさばきはお見事。街の狭い路地もすいすい～でした。

 

こちらもキーウエストの名物。スクーター。

キーウエストの町は小さく、路地も細い。駐車場も限られているのでスクーターが便利。レンタルスクーターやさんがいくつかあります。

ノーヘル＋ビキニでスクーター。キーウエスト流！

 

 

スクーターだけでなく、US Route 1をハーレーを乗ってやってきたというライダーたちもたくさんいました。(写真はbestkeywestrentals.comより)

キーウエストの町にはハーレーがよく似合う！

アメリカではヘルメットを着けずにバイクに乗れる州がまだあります。ヘルメット無しでバイクに乗るのは危ないけれど、でも「あめりかぁ～！」って感じで、私は好きだなぁ。規則の厳しいカリフォルニアでは見られない風景です。

 

 

キーウエストのレストランで偶然会った私たちと同じくサンディエゴから来たファミリー。パパはハーレー、ママと子供は車で観光をしていました。パパのハーレー、まさかサンディエゴから乗ってきたんじゃぁないよねぇ。。→町でレンタルできます♪

さて、キーウエストで2番目の名所はここ。

US Route 1のマイルマーカー０と「BEGIN(起点)」の道路標識。
この国道１号線、ここからカナダの国境沿いまで2377マイル(3825km)続いています。。。ということは、この道の反対側の端にはマイルマーカー2377があるのか？？？

 

 

 

 

 

そして道路を挟んで反対側には・・・

「END(終点)」

 

 

 

 

 

 

町の人は陽気です。
二大名所の着ぐるみ・・・。しかも手作りっぽい。

 

 

 

 

 

私たちは時間がなく行けませんでしたが、この他にもヘミングウェイの家やHistoric Seaport、ボートで行くDry Tortugas National Park(ドライトルトゥガ国立公園)などまだまだ見所はたくさんあります。

 

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以上、フロリダの旅キーウエスト編でした。

旅行した気分になったでしょうか？

キーウエストに行ってみよう！と思った方。アーノルドシュワルツネッガー出演の「トゥルーライズ(True Lies)」や００７シリーズの「消されたライセンス(License to Kill)」を見て予習していくと、セブンマイルブリッジを渡るときのワクワク感倍増ですよ～。

次はフロリダの旅【エバーグレイス国立公園】へ続きます。。お楽しみに♪