All Hands Meeting
昨日は、四半期に一度のビジネスユニットのオールハンズミーティング。
不況のために先日レイオフがあったばかりですから、みんなの焦点は「今後、うちの部署は大丈夫なのか」に注がれます。
うちの会社の場合、ビジネスユニットがいくつかありますので、部署ごとのオールハンズミーティングと全社的なオールハンズミーティングがあります。両方とも頻度は四半期に一度。先週全社オールハンズミーティングで、今週はわれわれの部署のオールハンズミーティング。
今回は、ビジネスユニットの長であるSenior Vice President君が、うちの本社のアーバインでプレゼンを行いました。サンディエゴを始めとする各拠点は、ネットミーティングを通してミーティングに参加します。
ミーティングでは、先期の全社売り上げ、利益から始まり、うちのビジネスユニットの売り上げと利益、さらに、今期以降の商品開発計画や売り上げ/利益予測などが報告されていきます。
競合メーカの分析や、顧客のビジネス状況分析などもあって、結構面白いデータを見ることができます。
下々のもののもっぱらの興味は、「今後、会社はどうなっていくのか」、「今後、大規模なレイオフはあるのか」などに集中しています。ですので、質疑応答になると、あちこちからそれに関連した質問が飛び出します。
そのような質問に対し、SVP君は当たり障りのない受け答えをしています。ま、正直、彼にも見えてないと思いますね、今後どうなるかは。お客様あっての商売ですから、お客様の調子が悪くなれば、いくらわれわれの技術が優れていようと、サポート力があろうと、共倒れになるのは目に見えていますから。
お客様とのプロジェクトのキャンセルもいたるところで発生しています。プロジェクトキャンセルのあおりを受けた他部署のあるグループは、かなりの人間が切られたと言う話も聞いています。
とりあえずSVP君が言うには、今話を進めている大きなプロジェクトを取ることができれば、全く問題はないとのこと。逆に忙しくなるだろうと。
裏を返せば、そのプロジェクトが取れなかった場合には、何が起こるかわからないってことで...。
今のところ状況は変わらないってことでしょう。