とりあえず...小康状態

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嵐の第一波が過ぎたようです。



しっかし、ものすごい速さで過ぎ去っていきました。私は何度かレイオフを見ました(経験もしました)が、ここまで速いのは見たことがありません。



昨日のブログにも書きましたが、昼過ぎにうちのCEOから「ヘッドカウントの削減」のアナウンスがあり、その後、会社の第四四半期の結果が発表されました。



そして、すぐに「レイオフ」が始まったのです。



私の知り合いが数人切られました(涙)。



まず、Human Resource(人事)の人間か、あるいは直属の上司(マネージャ)が、該当者の部屋を訪れます。で、レイオフの話をします。



このときの光景が目に浮かびます。彼らは午前中まで何も知らずに仕事をしているんですよ。それが午後になっていきなり上司から「お前はレイオフされた」と言われるわけですから。何が起こったのかすぐに状況は飲み込めません。おそらく彼らの頭の上には数え切れないほどの「?」があったと思います。



レイオフの連絡があると、今度は、セキュリティ(ガードマン)がその部屋にやってきます。そして、彼は段ボール箱をひと箱渡され、それに身の回りのものを入れます。このとき、セキュリティは、彼が機密保持契約に違反するようなものを持ち出さないようにしっかりと見張っています。携帯電話、社章、ICキーなどを机の上に置く。そして、段ボール箱を抱えて、セキュリティとエレベータに乗り一階へ。そしてセキュリティゲートを出る。いったん外へ出てしまうと、二度と入れなくなります。



涙...



一夜明けた今日、彼らの名前は、会社の名簿にはもうありません。メールアドレスも、コンタクト情報もすべて消えています。



怖い...



不況の世の中、とりあえず今回は生き延びましたが、次の一波が来たときには...どうなるかわかりません。

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ついに来た...

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ついに...



うちの会社にも不況の大波が押し寄せてきました...



たった今、うちのCEOからヘッドカウントを削減するとアナウンスがありました。



削減率は全体の5%にも満たない人数ですから、他の大企業と比べればまだまだまし。



でも...



流れとしては...



今日午後、2008年度第四四半期の売り上げ、利益が発表されます。当然大幅な売り上げ、利益の下落。



そして、噂では今日の午後、人事部の人間がここにやってくるとのこと。



で、切られる人が公表される。



そして、明日行われるAll Hands Meeting(オール・ハンズ・ミーティング)で、正式レイオフ(解雇)が発表される。



そして、今週を最後にレイオフされた人はうちの会社から去る。



こんな筋書きですかね。



もし、私の書き込みが明日なかったら、レイオフされたと思ってください。



でも、ころんでもただじゃ起きない性格の私ですから、何があってもしっかり前を向いて進んで行きます。家族を路頭に迷わすわけにはいかないですからね。



このブログに来てくださっている方、みんなでがんばりましょう!



では、Hopefully、また明日!

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ストックオプション...no meaning...

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このところの株価の暴落でうちの株価も大幅に下がっています。



今日の終値が18ドル30セントほど。



ちなみに、私が入社した3年ほど前は、44ドルでした。



2分の1以下...。



ちなみに私が入社する3ヶ月ほど前は60ドルを越えていました。



私が入社する直前に1.5倍にスプリット。つまり、株価は2分の3倍になって、株数は1.5倍。



もっと簡単に言えば、たとえば一株当たり60ドルの株を120株持っていたとしますよね。1.5倍にスプリットすると言うことは、持ち株数は180株になって、一株当たりが40ドルになります。トータルで見れば、何も変わらないのですが、将来的なことを考えると株数が多いほど良くなります。



ちなみにあのマイクロソフトはかなりの回数、スプリットしているそうです。記憶があやふやなのですが、20年ほど前にマイクロソフト株100株持っていた場合、今の株数は「万株」のオーダーになるとか。



話がずれましたので元に戻します。



入社したときの一株の値段が40ドル、今の一株の値段が20ドルとすると...20ドル損しているってことになりますよね。ストックオプションのうまみは全くゼロ。



ストックオプションはどんなシステムかはご存知ですよね。すごく乱暴に言ってしまえば、ストックオプションと言うのはこんな感じになります。



たとえば、入社時に100株もらったとしますね。もらったときの株価が10ドルとします。で、現在の一株の値段が20ドルに値上がりしていたとします。今、自分の持ち株100株を全て売ったとします。そうすると...100x(20-10)=1000ドルの儲けになります。つまり、自分がもらったときの株価の値上がり分だけもらうことができるってことです。



細かいことを言えば、まだまだいろいろとありますが、だいたいこんな感じです。



と言うことは...



入社時の40ドルが今20ドルに下がっているので、今権利を行使すると、株数X(20-40)=-XXX...となって、逆に支払わなきゃならないんじゃないの????



ま、そんなことはないわけですけどね。でも、簡単に言えば、権利を行使する価値が全くないと言うことです。



と言うことで、うちの会社は去年、ストックオプションの制度を廃止してしまいました。ま、この不況を乗り越えたら、いずれはまた戻ってくるとは思うんですけどね。



で、ストックオプションの代わりに、Restricted Stock Unit(RSU: リストリクティッド・ストック・ユニット)と言う制度に全面的に置き換えられました。まぁ、もともとこの制度はうちにはあるんですけどね。



このRSUは、簡単に言ってしまえば「金券」です。要するに、ストックオプションのように過去と現在の株価の「差額」をもらうわけではなくて、「全額」もらうことになります。たとえば...



今、RSU制度で100株もらったとします。で、今日の株価が20ドルとすれば、今日、全ての持ち株を売ったとすると、2000ドルが入ってくることになります。



細かいことを言えば、ストックオプションよりももう少し複雑になりますが、まぁ、こんなもんでしょう。



で、うちの会社の場合は、仕事をがんばって大きな成果を上げれば、ボーナスとしてたくさんのRSU(株数)がもらえると言うことです。



とりあえず、過去の株価は忘れて、今の株価に注目していればよいと言うことになりますね。



あ~、もっと上がらないかなぁ...。

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アメリカ デジタルTV放送施行 やはり延期

先日、ここ、



アメリカ デジタルTV放送 延期か



でお話したデジタルTV放送延期のニュースですが、やはり延期されたようです。昨日のニュースによれば、約4ヵ月後の6月12日に延期されたようです。



オバマ大統領が就任前から「無理だって」とおっしゃってましたが、やはり延期されましたね。ま、われわれ一般消費者にとっては、きっちりとインフラが整備されて、切り替わっても全く問題がなければ、今始まろうが、来年に延期されようが何も問題はないわけで。



我が家のテレビはまだすべてアナログなので、去年末にコンバーター購入用のクーポンを申し込んだのですが、1月16日に配達予定がいまだに着いていません。待ち行列の中に入ってしまったようですね。



もし、予定通り2月17日に全面切り替えが行われていたら、



at least 6 million Americans won’t be able to get digital broadcasts with converter boxes.



だそうです(InformationWeekより)。600万人...想像つきませんね。



今までアナログ放送で使用されていた周波数帯は、FCCがすでに競売にかけていて、AT&TとVerizon Wirelessがつばを付けているとか。携帯電話に代わるサービスを始めるつもりなんでしょうか。



とりあえず、この混乱、しばらくは収まっているでしょう。

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ガッツポーズ

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今朝の朝日新聞のウェブサイトをご覧になった方も多いと思います。



この記事



朝青「青空見えた」 横審は「ガッツポーズ、品格ゼロ」



あなたはどう考えます?



去年世間を騒がせた朝青龍ですから、こう言われても致し方ないと思っていらっしゃる方も多いでしょうね。



「長く相撲を拝見しているが、こんな横綱はいなかった」



「勝った瞬間のガッツポーズについては品格はゼロだ」



とおっしゃる方もいらっしゃるようで。



古くからの伝統を「極端に」重んずる日本相撲協会ですから、このような文句が出るのもうなずけるでしょう。



でも...



協会内部でこのような意見があると、先行きが不安になるのは私だけでしょうか?



相撲はスポーツの一つですから、常に競争心、闘争心があるのは当たり前で、勝ったものが自己表現のためになんらかのポーズを取っても問題はないと思うんですが。このような細かい取り決め(この場合は少し違いますが)が、将来の相撲人口をどんどんと減らしていってしまうような気がするのです。



人それぞれ考え方がありますので、間違いだ、いや、正しいと言う議論はしませんが、朝一番でこの記事を読んで、「なんだかなー」と言う気持ちになってしまいました。



片やアメリカを見てみると...



もう言うまでもありませんよね。



We (I) did it!



We (I) got it!



We (I) made it!



勝利を収めた人の第一声は、ガッツポーズとともにもちろんこれ(必ずしもそうでもないですけどね)。その後の他の人たちへのフォローアップも忘れませんけどね。



こう言う表現の仕方の方が、見ていて気持ちが良いと思います。自分の気持ちに素直になって勝利を喜んでいる。それを見ている人たちが惜しみない拍手を送る。ふつーの光景だと思いますね。



かなり前の話ですが、オリンピックの柔道で山下選手が金メダルのかかった試合に勝った瞬間にガッツポーズを見たように記憶しているのですが。吉田選手だったかな。彼らと一緒に飛び上がったことを覚えています。



「勝った瞬間のガッツポーズについては品格はゼロだ」



と言われてしまうと、じゃぁ、どうやって勝利のうれしさを表現すればよいのかと思ってしまうんですけどね。うれしさも悲しさもぐっとこらえて無表情であり続ける必要があるのでしょうか。



今朝の新聞を見て独り言を書いてみました。

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