J1ビザを使ってアメリカで生活

582041_computer_1.jpg

さて、チャージャーズの興奮も収まったところで...



今年は、自分の勉強の意味でも、ビザについてももう少し突っ込んだ話ができるようにしたいと思います。ビザなしではアメリカ企業に就職することもできません。ものごと、きっちりと順を追って話さないと信用していただけないですからね(苦笑)。



さてさて、まずは、J1ビザについてお話しようと思います。



詳しくは後でゆっくりとお話しますが、私の周りにもこのJビザを使って働いている人が何人かいます。



そのうちの一人は、奥さんがサンディエゴのラホヤ(La Jolla)にあるバイオ系の研究機関で働いていて、J1ビザを持っています。私の知り合いは、その旦那の方で、J2ビザでアメリカ企業で働いています。



また、J1ビザを取得して、インターンとして日系自動車販売店で働いている若者がいます。その自動車販売店のオーナーと知り合いなのですが、数ヶ月前にお邪魔した際、その若者がいたので、「あれ?人雇ったの?」とオーナーに聞くと、「日本からインターンとして働いてもらってる」とのこと。あんな自動車販売店でもインターンを雇うことができることを初めて知りました。



では、もう少しJ1について詳しく見てみましょうか。私も素人ですから、頭っから信用せず(笑)、ヤフーやグーグルで「J1ビザ」を検索していろいろなウェブサイトの情報を読み漁ってくださいね。疑問を持った瞬間に調べたことは確実に頭に残るはずです。残らない人はノートにメモ、メモ(笑)。



Jビザは、一般的には、交換留学生研究者を対象として発給されます。



例えば、高校とか大学の交換留学とか、あるいは、大学で働く助手や助教授、教授の長期出張や研修などもこれに含まれます。



さらに...(ここ赤線ね)...インターンシップにもJビザが発行されるんです。正直、私はつい最近までこの事実を知りませんでした。情けな...。



通常、Jビザの有効期限は1年から2年、延長して最長3年なのですが、インターンシップの場合は、最長で18ヶ月とのこと。半分程度になってしまいますね(涙)。



で、私の知り合いのように、奥さんがJ1ビザを持っている場合は、その家族はJ2ビザを持つことができて、許可をもらえば、アメリカ企業で働くことができます。ここんところが、Hビザと違うところですね。H1ビザの配偶者や家族は、H4ビザを持つことになるのですが、H4ビザでは働くことはできません。



さて、J1ビザでインターンシップができる職種としては、


  • ホテルのフロント係
  • キャンプカウンセラー
  • グラフィックデザイナー
  • ウェブデザイナー
  • ヘアスタイリスト
  • ネイルサロンスタッフ
  • テレビ局スタッフ
  • 通訳
  • 日本語教師
  • ショップスタッフ
  • 営業
  • マーケティング




などなど。まだ、他にもいろいろとあるはずです。



ヒルトンホテルや、ロサンジェルスドジャースタジアム、アメックスなどでもインターンを募集していることがあるらしいですよ。



重要なのは、応募者が学生時代、あるいは就職後に身に付けた能力をさらに伸ばすためのインターンシップ制度ですから、全く経験のない分野でのインターンはできないことになります。その辺りは裏があるかもしれませんけどね(笑)。



また、英語は必須。ビザを取得するために英語の面接が必要になる場合もあります(以下)。ただ、交換留学、研修、インターンシップに必要な英語レベルを持っていることが条件になっていますので、裏を返せば職種によって要求される英語レベルが違うと言うことになりますね。これも裏かな(笑)。



Jビザを申請する前に、Bureau of Educational and Cultural Affairsから発行されるDS-2019と言う書類が必要になります。このDS-2019で、指定された交流訪問者(Exchange Visitor)あるいはインターンシッププログラムに参加することが証明されて、Jビザを申請することができます。



DS-2019の入手方法ですが、いろいろなNPO団体に申請するとのことです。場合によっては英語による面接が課せられることもあるようです。ちょっと緊張しますね(笑)。



また、DS-2019の入手のために、TOEICやTOEFLなどのスコアが必要な場合もあるようです。これも職種によりますね。例えばホテルのフロント係にインターンとして働く場合には、かなりの英語力を要求されると言うことは容易に分かります。



あとは、DS-7002( Training/Internship Placement Plan)とか、DS-156(An application, Nonimmigrant Visa Application)、DS-157(A Supplemental Nonimmigrant Visa Application)やDS-158(A Contact Information and Work History)などが必要になるようです。



一連の申請は、もちろん自分でやることも可能だと思いますが、業者に頼んでやってもらうことが良いかもしれませんね。漏れをなくすためにもその道のプロにお願いした方が良いと思います。もちろんそれなりの費用は必要になります。



J1ビザをゲットして、めでたくアメリカ企業に就職できたら、そこで思う存分実力を発揮して、周りに自分を認めてもらって、社員として正式採用...と言う道もあるはずです。



動かなければ何も始まりません。とにかく行動しましょう!



Jビザに関しては、U.S. Department of StateのExchange Visitor (J) Visasに詳しく説明されています。このくらいの英語を辞書なしで読む力があれば、さほどインターンは難しくないでしょう。必要となるフォームもこのウェブサイトからダウンロードできるようになっています。



頑張りましょう!

 

Visited 50 times, 1 visit(s) today

2 comments on “J1ビザを使ってアメリカで生活”

  1. F1visaでusに2年いる学生です。
    将来的にアメリカで働きたいので、まずはインターンをしてみようかと思っているのですがJ1のビザのお話が読めてよかったです。
    アメリカは免許とるときもssnがないからこれをしなさいなどとかなり遠い別のオフィスにいかされたりとめんどくさいことがあったり、自分の非を認めないような性分の人間が多いですが
    、めげずにやってこうと思います。

  2. dさん、初めまして。コメントありがとうございます。

    正直、1年半も前の記事にコメントいただけて大変驚いております。

    そうですね、インターンをして、そこで何らかの実績を上げてそのまま就職と言う形がベストだと思います。

    まずは、どんな職種でも良いので(自分の得意分野がベストです)、いろいろとアプライして、面接の機会をゲットすることが大切です。

    学生さんですから、採用者は「やる気」があるかどうかを最重要点として見るはずです。ここで「やる気十分!」と言う気持ちをしっかりと出せばOKが出るはずです。

    まっすぐ前を向いて目標目指して全速力で走れば、必ずものにできます!

    がんばってください!

    何かわからないことがありましたら、遠慮なくご連絡ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です