Japanese Family Support Center オープンハウスワークショップ
こんにちは、Erinaです。
少し前に、こちらの記事でも紹介しましたが、ここサンディエゴで各分野のプロフェッショナルが集まり、「プロボノ (pro bono)」と呼ばれる非利益ベースで動き出した団体があります。
ジャパニーズファミリーサポートセンター(Japanese Family Support Center, JFSC) は、体の健康・メンタルヘルス・アカデミック・キャリア・生活支援などを専門とする日本人が集まり、ワークショップやメンタリングを通して、サンディエゴの日本人の生活をより楽しく、より豊かにすることが目的です。
先日の9月29日土曜日には、初イベントとしてオープンハウスワークショップを行い、Marriage Family Therapistのステュワート雅子さんと、ドゥーラの若山貴代さんがスピーカーとしてお話しました。
テーマは「海外生活での心と体の健康」で、実際に体を動かし、自分の経験をシェアし、頭で考え、人に共感し、一緒に笑い、とても有意義な時間になりました。
雅子さんは、「心の信号機」という課題を参加者に出し、自分の赤・青・黄色信号の状態を知る必要を教えてくれました。
たとえば、私の心の信号機はこんな感じ。
- 青:穏やか・アイディアが出る・アクティブ
- 黄:スケジュール整理ができなくなる・食欲がなくなる
- 赤:眠れなくなる・イライラする・頭が回らない
そしてそれを改善するにはどうしたら良いか?というのも考えてみました。私の場合、こんな感じ。
- 赤から黄色にするには:眠る・休む・予定を入れない
- 黄色から青にするには:ヨガをする・本や記事を読む
- 青を保つには:人に会う・人と話をする・野菜と果物を食べる
これをインデックスカードに書き出し、冷蔵庫など目に付くところに貼っておくことで、自分の状態をチェックします。かわいいスティッカーや見やすいカードなどのビジュアルエイドを使うことで、自分の健康状態を明確化するのはとても良いアイディアですね!と、参加者にも好評でした。
貴代さんは、普段の呼吸や食事などがどのように体の健康に影響を与えるかを話し、その後は椅子に座ったままでもできるエクササイズを教えてくれました。
参加者のみなさんも椅子に座ったままで足を出して、つぼをぐりぐり押したり、つま先を引っ張ってみたり、自分の足の色が変わってきた!という声も聞こえてきました。
体のプロのお話は、すぐに結果が見えるので、面白くてたまりません。
私も上半身は熱いのに、足が冷たくて、オフィスでは足元だけヒーターをつけるなどしていますが、どうも不健康です。あ~私もやりたかった!貴代さん、また今度教えてくださいね。笑
そうやって和気あいあいと進んだ2時間でした。
その後はJFSC恒例の(?)ジャンケン大会が行われました。もちろん景品もあります。どんな景品がもらえるのかは、参加してからのお楽しみ。
おそらくみなさん、久しぶりにジャンケン大会なんてやったものですから、その盛り上がりようったらすごかったです。私も仲間に入りたかった・・・。ここだけの話ですが、これは雅子さんの好みで、大人数でやる、なかなか勝負の決まらないジャンケン大会が楽しいそうです。笑
(大盛況のジャンケン大会)
また、JFSCのこれからの活動の一つとして、「JFSC移動図書館」を始めました。
これは、みなさんの家に眠っている読み古した日本語の本を持ち寄ってもらい、集まった本から好きなものを借りていくという、なんとも自由放任なシステムです。
ルールは二つ。
- 読み終わった人は、背表紙の内側に自分の名前を書く。
- 読んだ本は、キープせずに人に貸す。またはJFSCに持ち帰ってきてもオーケー。
これを繰り返すことで、色々な人の手から手へと本は渡され、読み終わった人のリストも大きくなっていきます。「あ~、エリナさん、こんな本読んでるのね~」なんて言われるのも面白いでしょう。ニヤリ。
これをJFSCのワークショップのたびに行いますので、日本語の本が読みたいな~と思っている方はぜひ立ち寄ってください。(サンディエゴですが・・・)
次回のワークショップは今月10月27日土曜日、サンディエゴのミッションバレーで行われます。詳しい情報はJFSCのウェブサイトにありますので、ぜひ参考にしてください。
また、このワークショップのパンフレットをここからダウンロードできますので、興味のある方はチェックしてみてください。
ドネーションバケツに寄付を入れてくださった方、受付や写真撮影、スナックの差し入れなどを自発的に行ってくださったみなさん、本当にありがとうございました。
次回もみなさんにお会いできるのを楽しみにしています!
(参加者の集合写真)