Monthly Meeting (月例会議)
今日は、月に1回行われるMonthly Meetingがありました。
うちの部署の場合、2つのグループの分け方があります。1つは「ハードウエアデザイングループ」、もう1つは「プロジェクトグループ」。
「ハードウエアデザイングループ」は、ハードウエアをデザインする人たちの集まり、「プロジェクトグループ」は、プロジェクトごとの集まりになっています。
つまり、複数のプロジェクトが存在する場合には、「ハードウエアデザイングループ」から、Aさん、Cさん、Dさんが、プロジェクトAに属し、Bさん、Eさん、FさんがプロジェクトBに属すると言った感じになります。
通常の業務は、ほとんどプロジェクトごとに独立して行われているので、同じ「ハードウエアデザイングループ」に属していても、日常的にはほとんど接触するところがありません。
ですので、他のプロジェクトでどのようなことが行われていて、どんなことが起こっているのかを知る機会は、自分から進んでそうしない限りあまりありません。
と言うので、毎月1回、月例会議を開いて、お互いの情報交換の場にしようと言う作戦です。
皆、同じ建物の同じフロアにいるので、いつも顔をあわせているのですが、互いのプロジェクトの話をすることはあまりありません。ま、皆、自分のプロジェクトに集中しているんでしょうね。
で、今日がその月例会議の日。
会議中は、いろいろと情報交換が行われて、うまくいっているプロジェクトに参加している人たちは、モチベーションをかなり感じていますので、それをエネルギーとして他のプロジェクトグループの人たちに分け与えたりします。「これがうまくいけば、うちの株価もど~んと上がるよ」とか、「どこどこの誰それが、次のモデルもうちでやりたいといっているらしい」とか。
かなり盛り上がります。
もちろん、技術屋集団ですから、技術情報の交換もたくさん行われます。「うちの回路でこう言う不具合があったから、あんたんところも気をつけたほうが良いよ」とか。
皆の楽しみは、実はこの会議ではなくて、その後のフリーランチ。いつもこの会議は午前中の11時に行われます。1時間以内で会議を終了し、その後は皆でどこかに繰り出して昼食を食べながら、わいわいがやがややるのです。費用は部署持ち。
ちなみに今日はタイ料理の店に行きました。普段技術的な話が多い我々ですが、フリーランチの時間は、プライベートの話も含めて、いろいろな話題で盛り上がります。
こう言うことで、「個人プレーヤー」と言われる人たちの「チーム帰属意識」を上げていくんでしょうね。
会議の時間が短いところと、その後のランチの費用が会社もちなところがうらやましいです。
日本の会議は長いです。とにかく長い。昨日もちょっとした問題の対策で1時間半ほど打ち合わせをしたのですが、本当に問題になっていることの根本原因がわかったのは最後の数分でした。
ポイントになる事柄を知っていて、それを黙っている人がいるのですよ。
プロジェクトのオペレーションマネージャはteamって言葉を連発しますねえ。やる気を引き出してなんぼって感じで凄く気を使ってるとおもいます。
プロジェクトの採算などプレッシャーも相当なものでしょうが。
たまにパワーランチに加わると、マサさんの話どおり打ち輪のコミュニケーションによさそうですね。世界中に拠点があると直接顔を会わせる機会も少ないみたいで、ハグしそうな勢いで硬い握手をかわしています(笑)。
晴れふらさん、こんにちは。毎度コメントありがとうございます。
>プロジェクトのオペレーションマネージャはteamって言葉を連発しますねえ
そう、チームワークが最も大切です。うちのように規模の大きなもの(サイズは小さいですが)をやっていると、多くのハードウエアデザイングループから、たくさんの人がプロジェクトに参加しています。ですので、それをうまくまとめるのがプロジェクトマネージャの腕の見せ所です。実際にはなかなかうまくいきませんけどね。
>硬い握手
自分も思い切り握り返さないと手が折れそうです(笑)。
和尚さん、毎度ありがとうございます。
私も以前日本法人に勤めていたことがありますが、日本に出張して一番いやだったのは、やはり、あのエンドレスの会議。
なぜ意味のない会話を長時間に渡ってすることが出来るのか不思議でした。会議の内容が大切なのではなくて、何時間やったかが大切なのでしょう。