今回は、アメリカに来て、驚いた事のひとつ、バリアフリーについて書いてみます。私が、初めてアメリカに来たのは、ロサンゼルスでした。その時、一番驚いたのは、アメリカでは、あちこちで、バリアフリーな光景が見えるという事でした。例えば、バス。私は、車の免許を持っていないので、ロスにいる時も、学校に通うのに、バスを利用していました。車いすの方が乗ってくると、車いす席のそばの乗客が率先して、いすをたたみ、車いすが いつ来てもいいようにセットアップをするのです。ドライバーの人は、車いすに、セイフティベルトをすばやくつけます。この乗客と、ドライバーのチームワークの良さ、そして、慣れた手つきに驚かされました。見るからに、やんちゃそうな、モヒカンのお兄ちゃんまで、すかさず席を立って、手伝うのです。日本のバスに比べると、この差はなんでしょう。