コネクションから学ぶ



いきなりわけのわからないタイトルで始めてみました(笑)。


人って、必ず誰かとつながっていますよね。血のつながりだけではなくて、学校でのつながり、会社でのつながり、地域でのつながり、いろいろなつながり、コネクションがあります。


逆に言うと他とつながっていない人は絶対にいないってことですね。


よく、「天涯孤独で云々かんぬん」と言いますが、この世にそのような状況は存在しません。


最近良く思うのですが、つながっている人たちを改めて眺めていると面白いと。


たとえば、私の会社でのつながり。


そこにはいろいろな人種がいます。アメリカ、中国、台湾、香港、韓国、インド、カナダ、フランス、ドイツ、イラン、イスラエルなどなど。珍しいところだと、ブラジル、パキスタンなんてのもいます。


そう言う人たちと会社生活をともにしています。日ごろ、そう言う人たちと、ただ、漫然と会議をしたり、雑談したり、食事したりしいると、特にどうってことないのですが、たまに思うことがあるんですね。


「こいつら、子供のころどこで暮らしてたのかなぁ」


とか、


「親にどのように育てられたのかなぁ」


なんて。どんなときにそう思うのかと言えば...


たとえば、食事をしているとき。


こんなことを観察するのは私くらいなものかもしれません。ま、意識して観察しているわけではないのですが、なんとなくそう感じると言うか。


で、どう言うことかと言うと、


ある人たちは、食事の際、口にものが入っているにもかかわらずべちゃくちゃ話をする。ある人たちは、食べているときには人の話を聞いていて、口にものがなくなったらいきなり話し始める。かと思えば、ただ黙々と食べ続け、人の話に対しては、「うん、うん」とうなずいているだけとか。


もちろん、その人の性格にもよるでしょうね。でも、たまに感じるのですが、そう言うのって国民性が出ていると言うか。国によってなんとなく違うんですよね。人口が多くて、人と人との間に埋もれてしまうような状況の中で育ってきた人たちはどちらかと言うと「はい、はい、俺、ここにいます!」みたいに自己主張型が多いとか。子供のころから大家族の中で育った人たちは、「ふーん、で、どうなったの?」のように聞き上手だとか。


雑談していても、やたら自己主張する人っていますよね。すっごくアグレッシブで、「俺の言うことがすべてだ!」みたいな人。そう言うのもお国柄が出ているような気がします。


食事後の歯磨きの仕方とかね。見てるとおもしろいですよ、ほんと。がーっと洗面所に入ってきたかと思うと、「クチュクチュ、ッペ」と2回ほどやっただけで、出て行ってしまう人もいるかと思うと、ゴシゴシとひたすら歯ブラシで歯を磨く人がいたり。


どこの国の人たちが、どう、と言う話はここではしませんが、国民性がはっきりと見えることがよくあります。


アメリカにきてすでに14年ですが、今でもそんなどうでも良いようなことを新鮮に感じ、そこから気付きを得たりすることがよくあります。




話が発散しそうですが...




人から何かを学ぶ、気付きを得ると言うのは、人から教えてもらって学ぶ、気付くと言うことだけではなく、その人たちの行動、しぐさ、言葉の使い方とか、どうってことないところからもたくさん学ぶものがありますね。良いこともあれば、悪いこともありますが、それをどう学ぶかはすべて自分次第です。自分にとって良いのか悪いのかを判断するには、自分自身を十分に知っている必要があります。つまり、「判断基準」があいまいだと、良いことも悪いことになり、悪いことも良いことになてしまう可能性があるからです。さらに、最悪、悪いこともすべて良いこととして学んでしまい、それに自分自身が気がついていないと言うことも起こりえるでしょう。


では、どうすれば良いでしょう...。


つながり、コネクションから学ぶことは非常に良いことだと思います。なので、どんどん学べば良いんです。それを多少間違って受け入れても良いんです。ただ、重要なのは、それらの学び、気付きを自分自身にきっちり合うように、必ず微調整の作業が必要になると言うことです。


そのためにはどうする?


多分いろいろな方法があると思うのですが、もっとも良いのは、「良いメンター」を持つことではないかと感じています。自分に合った「良いメンター」を見つけることはそれほ簡単ではないかもしれません。


でも、メンターも自分の「コネクション」から見つかるはずです。


話が発散してしまったようだな、こりゃ...。

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師匠 復活!


今日、約1ヶ月ぶりに私の師匠のドン・ボイヤーに会ってきました。


いつものように彼が経営するスパに行くと、奥さんのメリンダにオフィスに案内されました。いつもなら、彼が出迎えてくれるのに、今日は、「ハイ、マサ!ドンはオフィスにいるから。そう、そこ。」と。


オフィスに入ると、


「おー、マサ、良く来てくれたね。まぁ、座って座って。」


ドンの顔色は、1月前に病院を訪ねたときのようなどす黒い色ではなく、血色が良いのか若干赤みがかって見えました。


「顔色が良いですね。良くなって良かったですよ、ほんと。」


「いや、一時はどうなることかと思ったよ。正直、怖かった。」


「私も正直どうなってしまうんだろうと思ってましたよ。考えたくもないようなことが浮かんできたり。」


「死ぬってこと?」


「『死ぬ』なんてことば、使いたくないんですけどね。一瞬ですけど、私の心の中に現れましたね。『ドンが死んだらどうなっちゃうんだろう』って。」


「自分は『死ぬ』ことはまったく考えてなかったよ。確かに怖かったけどね。それよりも、手術が終わった後、入院しているときに、いつも、『退院したら、これをして、あれをやって...』なんてことばかり考えてたよ。」


「なるほど。元気なときをイメージするわけですね。」


「そう、何をするにも『イマジネーション』が大切なんだ。それも、事前にね。今起こっているときにそれをイメージしても遅いんだ。起こる前に、いろいろなことを予測してイメージする。わかる?」


「ええ」


「そのポジティブな考え方が、自分の心と体に働いて、普通ならもっと時間がかかるところが、ドクターも驚くほどの回復力につながってるのかもしれないね。50過ぎのおじさんなのにな(笑)。」


「間近にいるあなたが証明してくれましたよ、信じれば死ぬような病気でも治ってしまうってこと。」


「マサ、面白い話、しようか。世の中のすべてのものって、誰かの『イマジネーション』からできているってこと。」


「ああ、何をおっしゃりたいのかわかるような気がします。」


「(消しゴムを手に取り)これだって、誰かがイメージして出来上がったものだ。ウィンドウズだって、ビルゲイツのイマジネーションだし、Macだってスティーブジョブズのイマジネーションの生成物だ。」


「つまり、ああしたい、こうなりたいとイマジネーションを働かせることによって、なりたい人間になったり、欲しいものを手に入れたりするってことですね。」


「そう、それも強烈にイメージすることが大切なんだ。たとえば彼女に手料理を振舞う。最高に美味しい料理だ。においまでイメージできるはずだ。で、それをうれしそうに食べる彼女の顔、会話、すべてをイメージする。そして...料理にとりかかる。」


「スポーツ選手なんかはよくイメージトレーニングしますね。自分がゴールのテープを切る姿を、レース前に思い浮かべるとか。」


「そう、それとまったく同じ。ビジネスに対してもイマジネーションは大切だ。ドナルドトランプは借金地獄の中でも、借金の返済についてではなく、常に投資のことを考えていたそうだよ。」


お決まりのレストランでパンケーキのブランチをしながら、話は続きます。

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ワールドカップ 日本対デンマーク


かなりご無沙汰ですね。最近本業の方で疲れ気味でして...。


その疲れが一瞬吹き飛んだ瞬間が最近ありました。


そう、ワールドカップサッカーの日本対デンマーク。


日本では25日の深夜3:30分からの放送でしたが、アメリカ西海岸では24日昼前の11:30からの放送。


その日、いつものように、ばたばたと仕事していると、ズカズカと私の方に向かって歩いてくる人たちがいました。「誰だ?」なんて構っている暇もないほど、仕事に没頭(?)している私。すると突然、


「マサ、何こんなとこでやってるんだよぉ。もうすぐ11時半じゃないか。早く行くぞ!」


と、急き立てるような叫び声が...。「(誰だよまったく...)」と、顔を上げると、そこには4人、韓国人の同僚たちが立っています。


「日本、応援しなきゃだめだろ?勝つ試合、見るんだろ?」


相変わらずアグレッシブな彼らです。数日前、韓国対ギリシャ戦で、会社のカフェテリアで大声で応援していたと言ううわさの彼らです。


「ああ、そうだ。忘れてた。ちょっと待ってて。これ済ませてから行くから。」


で、そそくさと1階にある会社のカフェテリアへ。


カフェテリアではすでにベトナム人の同僚がテレビの前に陣取っていて、


「おい、マサ。こっちこっち。ここが空いてるからここに座れよ」


と私のために特等席を取っておいてくれていました。


「悪いね」


と私。


「日本がやるんだから、お前がここに座らなきゃ」


と彼。例の韓国人の同僚たちもランチを持ってそれぞれ席に着きました。予定通り11時半から試合開始。


ゲームの展開はすでにご存知ですので、ここでは触れませんが、最初に本田が決めたフリーキック。


私も盛り上がったのですが、私の周りの方がもっと盛り上がりました。


「マサ!!!すっげ~」


と英語で言ったかどうかは定かではありませんが、みんなガッツポーズ。私の隣の同僚は私に向かってハイファイブ(ハイタッチ)。


「やるなぁ~、マサ!!!」


「いや、俺じゃない。。。すごいのは彼らだって。」


と、照れくさいやら、うれしいやら。


12時前になるとカフェテリアにはランチを取る人がどんどんやってきます。周りはすでに人だらけ。


開始30分。ご存知遠藤のフリーキックが決まると...


どぉ~と歓声とも叫び声ともつかない声が上がります。


「マサ~、すげ~」


「こいつら、マジすごい」


「ふつー、あれ、入らないよ」


「日本の勝ちだな、こりゃ」


とあちこちで賞賛の声。


そんな中で、私、鼻高々。


気が付くと、そばに私のボスが座っています。


「マサ、日本の勝ちだな」


とウインク。ウインクと言っても、女性が男性にするような意味深なウインクではありません、あしからず。


後半戦に入ってもカフェテリアは人だらけ。どうやらほとんどが日本チームを応援しているようです。


「(どうして日本を応援してるんだろう)」


と不思議な気持ち。


試合終了間際の岡崎のゴール。


「決まり!おれ、ミーティングがあるから仕事に戻るな」


とボス。


「Done!」


と皆さん。かなりの人が席を立ち、仕事に戻り始めます。時刻は1時15分。


つまり、昼前の11時半から昼過ぎの1時15分まで皆さん、テレビの前に釘付け。ボスまでも...。


この自由が私にはたまりません。


仕事をしっかりして結果を出していれば、多少のことは大目に見る。誰も文句は言いません。


さて、29日はパラグアイ戦。カリフォルニア時間の朝7時。もちろん家で応援していきますよ。出社はちょっと遅れるかな...。

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親知らず


どうでも良いようなことなのですが...。


今日、うちの娘が親知らずを抜きました。


1度に4本とも。


われわれ日本人には考えられない...かもしれません。


1度に4本!


アメリカではこれが普通なようです。日本では、1本ずつ数週間を置いて順番に抜いていきますよね?少なくとも私が若いころはそうだった...。


抜くときはもちろん全身麻酔。痛みを嫌うアメリカ人向けですので、かなり大げさですな。私はアメリカで全身麻酔の経験がまったくありません。家族のほかの3人は経験しています。話によれば、注射を1本打たれて、口に酸素マスクのようなものをかぶせられたとたんに、意識がなくなるとのこと。で、次に目が覚めたときには、すべてが終わっているらしい...。夢もみなかったとのこと。ちょっと興味があったりします(笑)。


全身麻酔ですから、後々のことを考えて、抜く前に、「麻酔から覚めなくても、当歯科医院には何の責任もありません」のような誓約書にサインをさせられます。


幸い、麻酔から覚めてくれたようでほっとしています。


ま、全身麻酔をしなけらばならないようなことには会いたくないですな。

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メモリアルデーウィークエンド

アメリカ_メモリアルデー


明日から3連休。「メモリアルデーウィークエンド」です。


ご存知だと思いますが、ウィキペディアによると、メモリアルデーを日本語にすると、「戦没将兵追悼記念日」...だそうです。どんな日かと言うと、


「米国の連邦政府の定めた祝日で、5月の最終月曜日である。戦没将兵記念日、戦没者追悼記念日などとも呼ばれる。かつてはデコレーション・デー(Decoration Day)として知られていた。この祝日は、兵役中に亡くなった米国の男女を追悼する日である。最初は南北戦争で亡くなった北軍兵士を称えるために始められた。第一次世界大戦の後、あらゆる戦争、軍事行動で亡くなった米国の兵士を含むように拡大された。」



われわれ一般市民にとっては、戦没者を追悼することも大切なのでしょうが、ふつーは、「祭日で連休になるなのでうれしい」日程度です(関係者の方々、すみません...)。


会社に目を向けてみると、今日、金曜日から休みを取っている人がかなり多い。しかも...来週1週間、丸々休みを取っている人が多い。


アメリカでは、まとまった休みは、クリスマス休暇くらいなものですから、皆さんそれぞれ、こう言う「祭日」に有給休暇をくっつけて、長期連休を取る方が多いんです。


私はってぇと、特に旅行に行く予定もなく...、家族との団欒...ってわけでもなく...。このところのレギュラーワーク(本業)の忙しさでたまっている副業を一気に片付けるチャンス。


さて、計画、立てなきゃな...。

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