Sorryと言う言葉

Masa
01/14/2011

アメリカ_就職

Sorryって、日本語では「ごめんなさい」ってことですよね。

I’m sorry.

Sorry about that.

I’m sorry?(聞き返す場合)

など、いろいろな場面で使われます。ごめんなさい以外にも意味がありますので注意を。

他にも同様な意味の言葉で、

Excuse me.

I apologize to you for…

なども使われます。

思うに...

ここにいると、こちらから見て非常に些細なことでも、Sorryを良く聞きます。人の行く手をさえぎるような形で、人の前を横切ってしまった場合、

Excuse me.

Sorry.

あちらから来た若者との間で、すれ違いざまに、体が当たってしまった場合、

Oh, sorry!

球場で野球を観戦中、私の隣に開いた席に座ろうと、私の前を横切る小学生が、

Sorry!

特に若者、それも小中学生と見られる子供たちが、自然にSorryを使えるのに驚く私です。「しっかりとしつけられているなぁ。」

ところが...、

これがビジネスになるとそうでもない。

もしかしたら、私の周りだけなのかもしれません。

たとえSorryと言う言葉を聞いたとしても、それはかなりSorryなわけであって、いつも聞いている自然なSorryではありません。

Sorryと言うのは自分の非を認めることによって出てくる言葉です。

「あ、悪いことしちゃったな」

「これは間違いなく自分のせいだ」

と思う場合に、自然にSorry…

でも、ビジネスの世界では、「自分の非を認める」ことは、自らの進退にかかわることになるかもしれない。どんなに軽微なことでも、自分の非を認めてはいけない...と教育されているのかも...。

なので、ふつーは、

Oh, I knew that and tried to do my best, but “UNFORTUNATELY(不幸にも)” things didn’t allow me blah blah blah…

とまずは言い訳。ここにはSorryと言う言葉は出てきません。

「一生懸命やったんだけど、XXXがあったもんだから、うまくいかなかったんだよねぇ...」

決して自分の非を認めようとしない。

まぁ、これが良いことなのか悪いことなのかは判断できないですねぇ。人それぞれ、考えがありますからねぇ。

でも、

「誰が見てもお前の責任だろ!(怒)素直にあやまれよ!」

なんてことが非常に多い。でも、Sorryは出てこない。文化の違いもあるかもしれませんね。

日常生活の中であんなに自然にSorryが出てくるのに、どうしてビジネスの中では出てこないんでしょうね。ほんと、不思議に思います。

なので、逆に、こちらが素直に、

Oh, I’m sorry… It’s my fault… I’m gonna do blah blah blah…

なんて、こちらの非を認めちゃったりすると、

Oh, that’s OK, Masa!

などと、恐縮される方々も結構いたりします。私の場合は、自分の非は、自分の責任。迷惑をかけた人間には、必ず謝るようにしています。じゃないと、自分で気分が悪いですからね。

繰り返しますが、良いか悪いかは、文化の違いとか考え方の違いで、どちらとは言えません。

これと似たような言葉(意味は正反対になりますけど)に、

Thank you!

がありますね。

機会があったら、Thank youについてもここで考えてみましょう。 

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