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アメリカの肥満は深刻
ちょっと衝撃的なニュースを見たので、シェアさせてください。
タイトルはこれ
US survey shows southern counties most obese
「サーベイによれば『でぶ』は南部に非常に多い」
アメリカでは、肥満が深刻な社会問題になっています。
どのくらい深刻かと言うと、記事にもありますが、アメリカ国民の26%が肥満だそうです。つまり、4人に1人は「でぶ」ってことです。
アメリカに来た経験のある方はご存知だと思いますが、「何食ったらここまで太れるんだ?」、「人間、あそこまで太れるんだぁ」と驚くような肥満の方々がたくさんいます。
その原因は明らか。食生活ですね。不規則な生活に栄養を全く考えていない食事。
アメリカのマクドナルドに行ったことのある方はご存知ですが、バーガーのサイズが日本よりも二回りほど大きいですよね。それに、あのバケツと見間違えるほどの大きなコップに入ったソーダ。さらに、日本の倍はあるポテトの量。それにたっぷりの塩をかけて、ケチャップをつけていただきます。
レストランに入れば、山盛りのマッシュポテトに、牛半頭分あるかと思うほどの大きなスペアリブ。デザートには、どんぶりに入ったチョコレートのたっぷりかかったアイスクリーム。
家に帰れば、冷凍庫に入っているポットパイをレンジでチン。アメフトをテレビで観ながらポップコーンにコーラのガロンボトル。
そりゃ、太りますわなぁ。
この記事を読むと、ケンタッキー、テネシー、ジョージア、ルイジアナ、ミシシッピなど南東部の地域で肥満が非常に多いとのことですね。
また、黒人は、白人よりも51%肥満が多く、ヒスパニックは、白人よりも21%肥満が多いと言う統計があります。
どうしてアメリカの南東部に肥満が多いのか、見えてきますね。
南東部は黒人が多い。
逆に、コロラドのボルダーやユタのサミットは非常に肥満が少ないようですね。寒い地域は肥満が少ないのでしょうか...。
下の図は、「でぶ」の分布を表しています。見にくいですが、南東部に黒が多いですね。
西側でも、ところどころに「真っ黒」がありますが、これはヒスパニック系でしょうか。
「白い」地域は、すべてが26%以下ではなくて、未調査の地域も含んでいると思います。
正しい食生活を送って、健康な体をキープしましょう。