こんにちは、Erinaです。今日はちょっと昔のハリウッド映画みたいなタイトルです。
今週、アメリカを沸かせた一つの事件に、結末が下されました。
ヘイトクライムの記事でも書いた、「トレイボン・マーティン事件」です。
アメリカ企業に就職して、アメリカに移住、そして生活。アメリカ生活情報一挙公開!質問にお答えします!頑張れ日本人!
こんにちは、Erinaです。今日はちょっと昔のハリウッド映画みたいなタイトルです。
今週、アメリカを沸かせた一つの事件に、結末が下されました。
ヘイトクライムの記事でも書いた、「トレイボン・マーティン事件」です。
2ヶ月ほど前に、私の住むRancho Bernardoにあるコミュニティパークで、性犯罪者によるハイスクーラーのレイプ殺人事件があったことをお話しました。
性犯罪者が...
その、ジョンガードナーに対する判決が昨日お昼に下りました。
At sentencing, families unleash rage at murderer
無期懲役
それも、2 consecutive life sentense。
さらに、昨年12月、同じ場所でのレイプ未遂事件に対する判決も。
懲役25年
さらに、さらに、それ以前に働いた悪事の数々への判決。
懲役24年
さて、ジョンガードナー、いったいいつ刑務所から出てこられるのでしょう?
2回連続の終身刑+懲役25年+懲役24年=???
つまり、この方、次に生まれ変わって出てきても、まだ、刑務所の中。さらに、その次に生まれ変わって出てきても、まだ、刑務所の中。ようするに、ただの終身刑ではなく、限りなく死刑に近い無期懲役(?)。
もともと、この人、死刑は免れないほどの重罪を犯したのですが、犯行を供述することを条件に、終身刑になったとか。その辺りちょっと理解できませんな。
判決が下る前、法廷でこの事件の犠牲になった2人の生前のビデオが流されたそうですが、それを見て、ジョンガードナーは涙を流していたとか。なぜ?
法廷で、2人の犠牲者の両親が、ジョンガードナーに向けて、メッセージを与えたそうで。
「私の娘が味わったのと同じ『恐怖』を、毎日あなたに味わってもらいたい」
「私の娘はまだこの世に存在しているけど、あなたはもう存在しない。」
などなど。
また、この事件によって、チェルシーズロー(Chelsea’s law)なる法律もできることか。一度性犯罪を犯すと、からだの中にGPSを埋め込まれ、24時間常に監視されます(だったかな...じゃなかったかな...)。
女性の方々、特に若い方々は気をつけるようにしましょう。見た目にはやさしいお兄さん、おじさんかしれませんが、彼らは仮面をかぶった性犯罪者なのかもしれません。
気が付いてみれば、最後の投稿から2週間も経過していました。最近、ブログの更新が滞ってます...。
昨日、うちの娘が面白い話をしていたので、それについて書いてみますかね。
以前、
性犯罪者が...
で、近所の性犯罪者が、ハイスクールの女の子をレイプの末に、近所の湖に遺棄したお話をしました。
その彼に対する、求刑(?)が金曜日にあったようです。
裁判所は、
「死刑以外の量刑は考えられない」
としたとのこと。ま、二人の女子ハイスクーラーをレイプの末遺棄しているのですから当然でしょう。
その犯人、自分の罪をすべて認めたものの、「死刑にはなりたくない」とのことで、ダダをこねたそうで(私のただの想像ですが)。
それに対し、裁判所の求刑は、
「2 consecutive life sentence」
これ、どう言う意味かわかります?私はアメリカ的だと思いました。
2 concecutiveと言うのは「2回連続」と言う意味です。life sentenceは終身刑=無期懲役。
と言うことは、「2 consecutive life sentence」と言うのは、
「2回連続の終身刑」
つまり、
「次に生まれ変わっても、生まれたその日から死ぬまで刑務所の中」
と言うことになりますね。
面白いですねぇー。アメリカ的ですねー。
こう言う判決って結構あるんです、アメリカには。
たとえば、75歳のジーさんが、殺人事件を起こしたとしますね。で、下される判決が、たとえば、
「懲役40年」
「懲役40年って、あんた、115歳まで刑務所入り?あと、5年もすれば、この世からいなくなるかもしれないのに...」
ってことが結構あったりします。
これも文化の違い、考え方の違いの1つなんでしょうか...
気の毒で...。
Facebookに作られた”CHELSEA KING SEARCH CENTER”ファンページに集まる15000人の人たちが、「ある程度予想していた」にもかかわらず、みんな、落ち込んでいます。すでに400件のコメントが寄せられています。
例のバルーン事件の判決が出たようです。日本語のニュースはまだ出ていないようです。ちょっと優越感を感じるかな(笑)。
判決を見ると、かなりの情状酌量された感じ。世間を騒がせた罪は重く許されませんが、小さな子供3人を抱える父親、母親。裁判官も今回は大目に見てくれたのかも。
まず、父親のリチャード・ヒーン。30日間の拘置。その後、60日間は外での労働が許されます。夜は拘置所で過ごすこと。さらに100時間のコミュニティーサービス。
母親のマユミ・ヒーン。20日間の拘置。ただし、父親のリチャードの「お勤め」が終わった後。それも、かなりフレキシブルで、10週間、週末を拘置所で過ごすと言うもの。つまり、片親が拘置所にいても、もう片方が3人の子供の面倒を見ることができると言うことです。さらに、120時間のコミュニティーサービス。
双方とも、執行猶予4年。
この判決の条件として、「今後、少なくとも4年間は、この事件から発生するいかなる利益も受け取らないこと。」だそうです。
このマユミさん。まだアメリカ市民ではないようです。永住権を持つ人も含めて、外国人がアメリカ国内で犯罪を起こした場合、自国へ強制送還されるのが普通ですが、今回の場合、マユミさんの家族に献身的に尽くしている日ごろの行いがよかったようですね。
裁判官は、今後、この事件を模倣する人間が出ないよう、これでも、かなり厳しい判決を下したとか。
Hoax(悪ふざけ)も度が過ぎるとよくありません。やめましょう。
From Ed Andrieski/AP