TOEFL勉強法 〜Reading & Listening編〜
とてもお久しぶりになってしまいました、Koyukiです。
今回は留学生の避けては通れない道、TOEFLの勉強法について書こうと思います。
わたしの場合、母がかなり熱心だったため、高校1年生の終わり頃から勉強をし始めたと思います。それから高校3年生の夏までひたすら英語漬けの生活、何度も嫌になりました…(笑)
最初に受験したのが2013年、高校2年生の7月で、最後の受験がその1年後の9月。もう2年以上経ってスコアが失効してしまったので正確な点数はわかりませんが、最初の60点台から最終的には102点を取りました。
受験料が高かったので、力試しにまず受験!ということせず、まずは半年くらい勉強してから習熟度をチェックしました。そこからトータルで4、5回受験した思います。
留学経験のなかったわたしが100点台を取れた勉強法(そんな大層なものじゃないですが…)をセクションごとに紹介しようと思います。
Reading
とにかくまずはリーディングができなければ他のセクションは話になりません。
中学からずっと英語が得意で、模試でもいつも満点近くを取っていましたが初めてTOEFLレベルの文章を読んだときは、その難しさに圧倒されました。
リーディングは何と言っても単語力、単語がわからなければもちろん文章の意味はわかりません。
ですが単語を覚えるのが本当に嫌いだったのでわたしずーっと最後まで単語を覚えることを怠っていました(笑)
わたしはTOEFL、SATを専門とした予備校に通っていたのでその教材を使っていましたが、教材はどこのものでもだいたい同じです。
あ、ただ予備校に通うのはオススメです。周りと競争しながら励ましあいながら勉強するのはやっぱり一人で黙々とするよりやる気がおきました。
最後の方はみんな戦友みたいになって、今でも連絡しあうくらい仲良しです。
さて脱線しましたが…
わたしがやったのは、一つの文章を読む際、まずは辞書を使わないで自分の力で読んで(わからない単語にしるしをつけながら)問題を解く。その後、辞書でわからなかった単語を調べてもう一回問題を解く。
これをとにかく繰り返して、予備校にあるTOEFLの教材は全部解きました。夏休みや学校のない休日は他のセクションの勉強もしつつ1日5〜7つくらいの文章を解きました。
辞書調べに時間がかかるので、一文章で1〜2時間は使っていましたねー。
熟読は日頃の練習として、たまには時間を計って本番通りにやることも大事です。
そういうときは一段落読んだら問題を見て、現在の情報で解ける問題を解く。また一段落読んで問題を解く、というのをやっていました。
そうすると読んでるうちに時間がなくなって、最後に慌てて問題を解くことがなくなりました。
量より質の練習のおかげで単語帳のお世話になることはあまりなくともReadingセクションは10点台から最終的に25点になりました。
毎回違う文章とはいえ、難易度は同じなので単語も同じものが繰り返し出てくるんです。量をこなしたおかげで単語もなんとなく覚えていたんですね。
正直わたしは初期の英語の勉強は量より質だと思っています。まだ内容もよくわからないのに質の高い英語の文章を読んでも意味がない。
それよりは、自分の実力より1段階上の文章をとにかく読んで読んで読みまくる。その方が頭が英語に慣れて、考えるときも最初から英語で考えることができるようになります。
でも単語はやっぱり覚えましょう!!それをしなかったせいでわたしはかなり時間がかかりました。
Listening
これはたぶんわたしがもっとも嫌いだったセクション。
座ってただCDを聞いていると途中から頭が勝手に違うことを考え始めて、気が付いたらテープが終わっていたなんてことがよーくありました(笑)
これでは時間の無駄と気づいたわたしはメモの取り方を見直すことから始めました。
一言一言聞いたことをすべて記録するのではなくて、まずはなにが話されているのかを集中して聞き取る。
そしてだいたい言いたいことがわかったら要点だけをちょろっと書く。
サイエンス系の問題の場合、まったく聞いたこともない物質や動物などについてずっと話してることがありますが、そのときはとりあえずわからなくても適当にその名前を書いておいてください。
速くメモを取るために単語を略すのも大切だったりします。
最初の3文字だけをメモったり、without→w/o、people→ppl、などなど問題に関係のないところはどんどん簡略化して時短!
スクリプトを見ることは本当に何を言ってるかわからない!というときだけ見ましたが、ほとんど活用したことはなかったと思います。
それよりはシャードーイングを繰り返して発音や話すスピードの練習をしていました。
Listeningの勉強は高3の夏くらいからやっと本気でやりはじめましたが、Readingで勉強した基礎があったから同じくらいの点数が取れたんだと思います。
飽き性なのと一度解いたら答えを覚えてしまうのとで、同じ問題にたくさん時間をかけたことはなかった思います。
いつも新しいものを聞きたかったのでTED Talkで短い、興味のあるものを電車や空き時間に聞いたりして自分を飽きさせないよう工夫しました。
長くなったので残りのセクションについては次の記事で紹介します。
曖昧なところが多くて助けになったかはわかりませんが、とにかく量より質!
TOEFLは総合競技だと思っているので、一つのセクションが抜群にできて残りがボロボロってことはあんまりないし、あったらそれは問題だと思います。
得意不得意があっても、一つができたら残りも同じような点数が取れる。
逆に一つでもできないセクションがあったら残りもすぐには点数をのばせない。
TOEFL勉強中の方、がんばってください!