「病気」の英語 Sick? ill? どれ使えば良い?
こんにちは、Masaです。
今日はちょっと体調が悪い…なんて時に役立つ(かもしれない)英語表現についてお話しします。英語では「病気」を表す単語がたくさんあるんですけど、どれも微妙に意味が違うんです。Masaは最近ようやくその辺りの「雰囲気」がわかるようになったような気がします。
例えば、日本語で「軽い風邪」「大病」「気分が悪い」「障害」なんて言うとき、どれもひとまとめに「病気」じゃないですか。でも英語では、ちゃんと単語を使い分けるんですよね。マジ細かいです。
まずは、Disease(ディズィーズ)。
これは一番フォーマルな「病気」な感じです。病名がついてたり、原因が特定されてたりする病気を指しています。インフルエンザや糖尿病など、診断書に書かれるタイプの病気を思い浮かべればいいんじゃないかな。
医者は結構使うかもしれません。ただし、自分の周りの人に使うと少しかしこまった感じに聞こえるかもしれません。
次は、ill、Illness(イル、イルネス)。
これは「病気」というより、「病気の状態」や「体調が悪いこと」を指す感じです。日常会話でもよく使われますが、少しフォーマルなニュアンスも含まれているような気がします。Masaの周りでは、illを使う人はあまりいないような。後で出てきますが、Sickの方がよく使うイメージがあります。
「病気」全般をふんわりカバーしてくれるような言葉かな。ちょっと大人っぽく聞こえるかもしれません。
次によく聞く、Sick、Sickness(スィック、スィックネス 「シック」だと違う意味になるので気を付けて)。
日常生活で一番カジュアルに使える「病気」じゃないかと思います。特に一時的な気分の悪さとか吐き気に関連して使われることが多い感じです。「乗り物酔い(motion sickness)」もこの仲間ですね。
友達との会話で使うことが多いですが、上司には控えたほうがいいかもしれません。上司にはillの方を使うべきかも。Sickだとカジュアルに聞こえるかもしれないですね。
次は、Ailment(エイルメント)。
恥ずかしながら、Masaはこの言葉を最近知りました。「ailment(エイルメント)」はちょっと聞き慣れないんじゃないですか?中学校とか高校でも習った記憶がありません。これ、軽い病気や不調を指すフォーマルな単語のようです。慢性的な問題(肩こりとか軽い頭痛)に使うのかな。
ビジネスシーンやフォーマルな場面でちょっと知的に聞こえる単語じゃないかと思います。Masaも実際にそんな場面で聞いたので。聞いたときにわからなかったので、後で調べたら「病気」という意味の言葉だったことを知りました。
最後に、 Disorder(ディスオーダー)
これが一番専門的で、機能の異常や障害を意味しますね。例えば「eating disorder(摂食障害)」や「sleep disorder(睡眠障害)」のように使われます。医者用語ですね。かなり専門的な感じ。
病気というより「機能の問題」に近いニュアンスなので、医学や心理学の話題でよく登場すると思います。
まだまだ「病気」という意味の言葉はたくさんありますが、これだけ頭に入っていれば、医者じゃない限り十分だと思います。
ちなみにコロナはこちらでは「COVID-19(コビッドナインティーン)」といいます。これはDiseaseかな。アメリカで「コロナ」と言ってもほとんどつうじないので注意しましょう。