アメリカでドライブを楽しむ
こんにちは。Masaです。
アメリカでドライブしたこと、ありますか?
今日は、アメリカでドライブをする場合、気をつけたいことについてお話します。
大きな違いは…、当然ですが、日本と違って道路の右側を車は走ります。日本からの出張者や、日本から赴任してきたばかりの人は、かなり戸惑いますね。
ずいぶん前のことですが、いつものように、会社の帰り道、交差点で信号待ちをしていたところ、私の前の車は左折をするために、道の左側に寄っていました。しばらくして、左折の信号が青にかわりました。そうしたら、何を思ったのか、前の車、左折するなり、いきなり左車線に入っていきます。
左から直進してきた車はたまったものではありません。車はお互いに急ブレーキ。間違えて左車線に入っていった車は、途中で停まって、オタオタしているようす。
その時、私、「ありゃ多分日本人出張者だな」と思いました。
アメリカは日本ほど道は狭くありませんので、道で動けず大渋滞なんてことは起こらないと思いますが、気をつけてくださいね。車の運転中は、「右側、右側…」と呟きながら運転しましょう。
では、周りの車の運転マナーはどうでしょう。
マナーは日本とさほど変わらないかもしれませんね。乱暴な運転をするものもいれば、お年寄りなんぞは、道の角をトロトロと走ります。85歳とかでも、車の運転をするおじいちゃん、おばあちゃんがいますから気をつけてくださいね。
マナーは日本と変わりませんが、こちらは、日本と比較にならないほど、スピードが出ています。80キロくらいが制限速度になっている一般道もたくさんあります。そんなスピードが出ているところで、車間距離も無視して、ピタっと後ろにつかれると、危なくて仕方がありません。なので、マイペースで走りたい場合は、左車線にはなるべくいかず、右車線を走るようにしましょう。
道路を右折、左折する場合も、いろいろと注意すべきところがありますよ。
まず、ウィンカー。英語では、フラッシャーとか言いますが、アメリカでドライブをしたことのある人がかならず言うこと。日本車とウィンカー、ワイパーの位置が違うので、右折左折するときに、ワイパーを動かしてしまった、とか。ま、これは「問題」にはならないので、安心して下さい。
アメリカ人は、右左折する場合、ウィンカーを出す人は半分くらいしかいません。つまり、ウィンカーを出さずにいきなり曲がります。
これ、突然やられると、驚きます。いきなりブレーキを踏んだかと思うと、バコッと曲がるんです。車間距離が狭いとぶつかるような勢いです。なので、車間距離は十分に取って、ウィンカーを出して曲がることを期待せずにいましょう。
それから、曲がっている途中でいきなり車線を変えてくる若者とか、お年寄りがいるので、これも気をつけましょう。ボケっとしているとぶつかります。
あとは…左折の信号待ちをする場合は、停止線よりも少し前で停まって待って下さい。と言うのは、右側からかなり内側の車線を取って曲がってくる車があるので、停止線ぴったりで停まっていたり、停止線よりも前で停まっていたりすると、そんな車と接触する場合があるからです。気をつけましょう。
車のスピードはお話するまでもないですね。制限速度を守って運転するに決まっています。ですが、急いでいる場合は、多少速く走りたいこと、ありますよね。そんな時、制限速度よりもどの程度速く走ってもつかまらないか。知りたいですよね(笑)?
私の経験上ですが、制限速度65マイルのフリーウェーを75マイルで走っていてもまず捕まりません。もちろん、蛇行運転をしているとか、前の車をあおるとかしている場合は別ですけどね。気をつけなければならないのは、警察(ポリース)の気分によって、75マイルは70マイルになったりする場合があるからです。
私の知り合いが、速度違反で警察に捕まった時に、何マイルまでは捕まらないのかを聞いたことがあるのですが(って、普通そんなこと聞かないですよね)、そのときには82マイルまではOKと言われたそうな。
もうひとつスピードについての注意点。フリーウェーはだいたい65マイルが制限速度です。なのでそれよりも遅いスピードで走っていればいいかと言うとそうでもありません。たとえば、65マイルのところを、45マイルで走っていたりすると、危険運転とみなされて、必ず警察に止められます。気をつけましょう。
ま、とにかく、アメリカでドライブする際には、
・車線を間違えないこと。とくに左折の場合は気をつけること。
・とにかく道に不安がある場合には、なるべく右車線を制限速度で走りましょう。
・右左折する場合、必ずしもウィンカーを出す必要はありませんが、できれば出すようにしましょう。
・道路はなるべく制限速度で走りましょう。超過する場合でも、制限速度の10マイルオーバー以内であれば、大丈夫です。
次回は、「アメリカでカーレンタル」についてお話しますね。
Have fun driving!