ピーナッツバター事件

730527_peanut_butter_texture.jpg

新聞でもかなり話題になっていますので、日本の方もご存知だと思います。



先月中旬(だったか)、ピーナッツバターの入ったお菓子(だったか)による食中毒が全米各地で発生しました。



FDA(アメリカ食品医薬品局)とCDC(Centers for Disease Control and Prevention)の合同調査によって、原因はピーナッツバター中のサルモネラ菌によるものと判明しました。



このピーナッツバター、ジョージアにあるPeanut Corporation of America(PCA)により製造されたピーナッツバターやピーナッツペーストで、それを材料としている食品類は米国内だけではなく、世界各国へも輸出されています。



中国は米国からのピーナッツバターを含む食品の輸入を禁止したようですね。日本はどうでしょうか。



実は、今朝、ばたばたと会社へ行く準備をしていたときに、CBSのニュース番組でピーナッツバター事件に関してキャスターが解説をしていたのを見ました。



PCAの元従業員による衝撃の告白



その番組の全てを見ることはできなかったのですが、その一部だけでも強烈でした。



話によれば...



その工場では、衛生管理が全く無視されていたようです。思わず「オエェ~」となったのは、



Roasted Rats with Peanut



わかります、これ?ピーナッツバターの製造工程に紛れ込んだねずみをピーナッツと一緒にローストした。ねずみとピーナッツは切っても切れない仲ですから、ピーナッツバター工場にねずみが出るのもうなずけるのですが、それをピーナッツと一緒に焼いてしまうって...



おえぇぇ~



普通は食品の製造工程にはごみ一つ落ちていても問題になると言うのに...



さらに...



工場内は「不潔」の一言。カビやゴキブリは当たり前なほどの荒れていたそうです。



おえぇぇ~



考えられません。



FDAのホームページ、U.S. Food and Drug Administrationでは、PCAによって製造されたピーナッツバターやペーストを使っている食品類の情報を載せて、毎日のように消費者に注意を呼びかけています。



と...



このように世間が大騒ぎになっているにもかかわらず、私の今日の昼食は、ピーナッツバターをたっぷり塗ったサンドイッチ。



今のところ何ともないから...多分大丈夫だろう...

 

Visited 116 times, 1 visit(s) today

2 comments on “ピーナッツバター事件”

  1. そうそう。ピーナッツバターはアメリカの家庭では常備品ですよね。主人が好きなのでうちにも置いてありました。たまたま、この事件が発覚する直前に、何だか賞味期限切れの匂いがした、とかで主人が捨てたんですが、それでもまだ家にはピーナッツバターを使ったチョコレートやお菓子類があり、私が時々食べてます。
    でも・・・でも!!!このブログで”PCA元従業員の衝撃的告白”を聞いてしまって、今後は絶対に食べないっ!と思った私です。

  2. Sakuraさん、毎度!

    ピーナッツバターは体に良いんですよね、本当は。もちろん食べすぎはまずいんですが、ほどほどに食べれば、健康に良いと聞いたことがあります。

    でも、ねずみのエキスやサルモネラ菌が入っているとねぇ...

    おえぇぇ~

    でも...今日もピーナッツバーターをたっぷり塗ったサンドイッチをお昼に食べました。

    こんな私って、鈍感なのでしょうか...。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です