ポートランドのコーヒーは全米トップ!
さて、ポートランドを訪ねるにあたってとても楽しみにしていたことのひとつが、「毎朝おいしいコーヒーを飲むこと」です。
ポートランドでコーヒー?とすぐに結びつかないかもしれませんが、実は、最近、ポートランドは全米バリスタ・コンペティションで優勝し、あのコーヒーの街シアトルを超えた!と報道されたのです。
その優勝したバリスタたちが集まるのが、「Coava」というカフェ。
ポートランドには他にもたくさんおいしいカフェがあるので1週間の滞在中にいろいろなカフェをまわろうと思っていましたが、後半は結局ここに通いつめてしまいました。
何しろLAではここまでおいしいコーヒーが飲めないので・・・
大都会で競争が激しいはずのLAに、なぜもっとおいしいコーヒーがないのかな、と少し不思議にも思います。気候の違いのせいでしょうか?ポートランドは、「外は雨、部屋の中でコーヒーを飲みながら読書」という楽しみがとても似合う街です。
↑バリスタが優勝したときのトロフィーが飾ってあります。
↑体育館のようにひろーい店内に産業機械を改造したテーブルがぽつん、ぽつんと置かれています。
さて、Coavaのコーヒーですが、普段からそれほどコーヒーの味にこだわりのない私にさえ、その味が普通のコーヒーとまったく別物であることが最初の一口でわかりました。
まず思ったのが、「コーヒーってここまでおいしくなれるものなんだ!」ということ。
マグを口にした瞬間、ふわりと良い匂いにつつまれて、それだけでウットリしてしまいそう。次にコーヒーを口にすると、最初のひとくち、飲んでいる間、後味・・・とほんの数秒のうちに味わいが豊かに変化して、その深みといい複雑なフレーバーといい、上質なワインを飲んでいるかのようです。
そうです、コーヒーに凝る人たちがその味わいを語る様子は、ワインを愛する人たちのワイン談義にそっくりです。コーヒーの世界はワインに負けず劣らず深く広いのです。(と知ったようなことを書いてますが、コーヒーに凝ってるのは私じゃなくて夫です。)
普段、ブラックコーヒーよりもカプチーノが好きな私は、Coavaでも何度かカプチーノを飲みました。
そのカプチーノがまたおいしい・・・
コーヒーのきりっとした苦味とミルクのふんわりとしたまろやかさが絶妙にとけあって、ブラックコーヒーと同じように、口の中で瞬時に変化していく深い味わい・・・、ひとくち飲むたびにしみじみと「ああ、おいしい!」とため息をついてしまうほどでした。
毎朝のようにこのカフェで夫はブラックコーヒーやエスプレッソ、私はカプチーノ、娘はフォームミルクを飲んで、一日をスタートしました。幸せなひとときでした!
アメリカ最大の口コミサイト、Yelp.comでも、「今までの人生で一番おいしいコーヒー」という表現をしている人がたくさんいます。
コーヒー好きな人も、そうでなくても、ポートランドを訪ねた際はぜひ立ち寄ってみてください。
ポートランドのコーヒーがおいしいとは、知りませんでした!
読んでいて、コーヒーのいいにおいがしてきそうな記事ですね。
毎日飲むわけではありませんが、休日の朝、ボーっとしながらコーヒーのにおいが家中に充満し、のんびりとコーヒーを飲むのが好きです。
私はコーヒーを楽しめるそのシーンが好きですね。
ポートランド、行きたいな~!!