私のアメリカ就職活動

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こんにちは、Tomomiです。

引っ越し先がまだ見つからずバタバタしながら、就職活動も並行していて、もうてんてこまいです、私。

そんな中ショックなことがありました。

知り合いがいたおかげで、わりと手応えがあった某デパートのデコレーター(店のディスプレイやショーウィンドーなどのスタイリング)のポジション、落ちました。

そして、その採用の方からはっきりと、というか今思えば親切なメールをいただきました。

「あなたの履歴書を見ました。このポジションに応募するにあたって申し分ない職歴だと思います。でも、あなたはアメリカでの職歴が全くないですよね。アメリカで働いたことが全く無いのはやはり難しいです。きっとあなたはプライドがあるだろうけど、私なら、まずはこのアメリカでスタートするにあたって、スーパーのレジでもいいからリテイル(販売)から始めます。日本での経験を生かせるファッション関係の仕事にどうしても戻りたいのなら、服を扱っているお店のリテイル(販売)から始めてみてはどうだろうか?プライドは捨てて、一から頑張ってみてください!」

はっきり言ってショックでした。

日本の会社でこんなポジションだった、こんな仕事を任されていた、チーフだった、これだけの経験があるんだ!と自信たっぷりに書いた履歴書が、全く意味のないものに感じました。

その日は一日胸が張り裂けそうな気持ちになりました。誰とも話したくなくなって、ただ一人でぼーっと考えてみました。

自分が日本で頑張ってきたことって何だったんだろうか?

全く生かせないのならば意味がなかったということか?

一晩考えて心が落ち着くと、あの人の言っていることは正しいと思えるようになりました。

アメリカでは一年生。だから一から始めるしかないのかもしれません。

過去の栄光にすがって前に進めないのは、時間の無駄ではないか?

アメリカに来て一年半、もっと早くこのことに気付いて一から始めていれば、今の時点でもう職歴ができていたのかもしれない。

私は決めました。プライドは捨てて、アメリカ社会人一年生として、一から始めてみることにします。私はアメリカの新移民。雇ってくれる場所で思いきり頑張ってやろうじゃないか!

みなさんのアメリカでの就職活動体験記があれば、ぜひコメントください。

 

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13 comments on “私のアメリカ就職活動”

  1. 私は比較的求人が多い看護職ですが、それでも50件ほど当たって全滅という経験をしています。
    やっと手ごたえがあった所を断られた時、感情が抑えられず大声を上げて1日中泣きました。だからあなたの悔しい気持ち、他人事とは思えません・・・。

    かなり前の話ですが、私はTomomiさんの「共同親権の壁」という記事にコメントをした事があります。その内容のコピペ状態になってしまいますが
    最初の就職先を探すのがとても大変なのです。外国人のレズメなんて真っ白に等しい。

    私に最初にチャンスをくれた会社は、時給が相場より低く、通勤距離は長く、正社員の休み希望の日に働くポジションでした。
    それでも私にチャンスをくれた所に今でも感謝しています。
    「要らない」といわれ続けた私を雇ってくれたのだから。

    給料をもらって勉強できると思って献身的に働くうちに正社員のポジションに空きが出て正社員になれました。
    そのうち責任のある内容が任せられるようになりました。
    働きぶりを評価してくれた同僚の紹介で大手の会社に転職しました。それは2年前に落とされた会社で面接官も同じ人達でした。でも紹介という形で驚くほどスムーズに就職が決まりました。

    確実にいえるのは日本で素晴らしい実績を作ってきたTomomiさんだから、アメリカでも活躍できるはずなんです。ただその分野であなたという人間を知ってもらうつながりが必要なのだと思います。
    数年後あなたを雇わなかったデパートの面接官を後悔させてあげましょうよ。

    実際、海外で生活するにあたり食べ物や気候や生活習慣など、アメリカの日常生活に順応するのはそんなに難しいことではないんですよね。
    でもアメリカで契約やローンを自分の名義でできるなど、外国で社会的信用をを築くのは必要に迫られた時すぐ築けるものではありません。

    アメリカに来て1年半なんでしょう?!
    まだまだ現地になれる段階なのに。
    あまり頑張りすぎてBurn outしないで・・応援しています!!!!~!!!

  2. 残念でしたね。でも気を落とさないで!
    私は今の仕事が見つかったとき、150はアプライしました。それでやっとひとつ。
    それが5年前のことですが、それ以来、そこここで転職活動してますが、トータルで300はアプリケーションを出してきたと思います。
    今の職場は、業界経験もない私に可能性を見いだしてくれたボスに感謝。与えられた仕事は、どんなことでもやってやる!と思いました。

    景気復活とニュースでは言われていますが、雇用市場はまだまだ買い手市場で、競争は激しいみたいです。空いたポジションにグッドフィットな候補者がたくさんいて、雇用者は選り好みできるのが現状です。

    まだまだあきらめずに行きましょう!
    私も今年は一からのスタートを切ることにしましたが、自分の夢に向かってちょっとずつでも前進したいから、頑張れます。
    お互いに頑張りましょうね。

  3. 初めてこのサイトにコメントします。
    私の場合は裏技ばかり使って今の会社にもぐりこんで、それが如何にラッキーであったか最近より思い知らされています。
    日本で輸出製品の設計をしていて、お客さんの会社(アメリカの会社)の上司の方(アメリカ人)に自分を売り込んで、グリーンカードが当選して、その上司の方が昇進してすんなり入社というTomomiさんにはとても恨まれそうな流れでアメリカに来ました。
    そろそろ5年が過ぎ、仕事仲間の紹介でスタートアップの創設者の方と話す機会があり、入社の方向で5人ぐらいの方たちと面接をしました。CEO、CTO、Manager、Manager、、、という順に。回答はすべてポジティブでしたが、最終的にスタートアップの会社がパートナーに選んだ欧州系の会社がほぼすべてのポジションに人員を配置することとなり、私は外様でしたのであっさり1年以上費やしたミーティング、面接がパァとなりました。欧州系の会社としてはアメリカでの経験もその欧州の会社のグループには通用しない、慣れたチームでやるほうが信頼できるのは理解できます。
    私の会社でも面接のインタビューを頼まれますが、やはり同業種の経験、コネがかなりの採用のウェイトを占めていると思います。
    もし仮に私がアメリカに来たばかりの自分の面接をしたとして、アメリカでの経験も、仕事上でのやり取りなど無いまったくコネがない状態であれば、受け入れる可能性はやはり限りなくゼロに近いと思います。
    アメリカでは日本のそれとちょっと違うと思いますが、「コネ」がかなり重要だと思います。こちらの「コネ」とは仕事上でのコネクション。同業の仕事の経験、その人の人柄、仕事ぶりをすでに知っている、というコネクションは絶大と思います。
    目標があるのであれば、それに如何に関連させるコネの経歴を作るかが目標達成の戦略の一つとなるのではないでしょうか。
    Tomomiさんに落とされたにせよそこまでアドバイスをくれる方はまずいないと思います。アメリカでの経歴を積んでその方に再挑戦されても良いのではないでしょうか。(連絡先をご存知と思いますので)
    私がアメリカで学んだ事、ルールはあってないようなもの、自分流になせばなる、逆に個性的なルートを見つけて突き進むと余計評価される、お互いがんばりましょう。
    自分もほかのルートを模索中、今の会社でのルートもあれば外にも偶然ルートが開けるかもしれません。
    でもやはり旅立ちの前には自分の足元をできることから固めて準備を整えるのが新たなルートへの第一歩になると思います。

  4. しぇろさん、
    コメントありがとうございます。返信が遅くなってすみません。
    前回もとてもためになるコメントをいただいて、感謝しています。
    しぇろさんの経験を読ませていただいて、とても元気が出ました。全く仕事が決まらず落ち込む日々でしたが、まずはピッキーにならずに自分を雇ってくれる職場をなんとか見つけて、そこから人脈を作っていくことを目標に頑張りたいと思います。いつもありがとうございます!

  5. Erinaさん、
    コメントありがとうございます。えりなさんも150もアプライして今の職を手に入れたんですね。
    外から見ると、アメリカで責任のあるいい仕事に就いてうらやましい、と単純に思っていましたが、みなさんやはり努力をしているんですよね。
    落ち込んでばかりいないで頑張ります。

  6. Takaさん、
    コメントありがとうございます。
    やはりアメリカの就職は人脈ですね。ひしひしと感じています。
    貴重なご意見ありがとうございます。
    ルールはあってないようなもの!自分流になせばなる!ですよね。心に刻んで頑張ります!

  7. 初めてコメントさせていただきます。
    東京よりベイエリアに引越してきて以来、
    環境なのか、ストレスなのかはたまた両方なのか
    人生で初めて膀胱炎に悩まされ、検索をしていたところ
    Tomomiさんの記事に出会いました。
    以前の記事になりますが、膀胱炎、、、辛いですよね。

    そしてこのアメリカ就職活動の記事を拝見し、
    コメントを残さずにはいられなくなりました。

    やはり、皆様ご苦労されておられるのですね。
    私もまさにその1人。私は日本で某アメリカ企業の
    日本支社立ち上げに携わってきました。
    その某アメリカ企業とは、シリコンバレーを代表するITの大企業です。

    なので、
    「ITのキャピタルであるベイエリアでお仕事ができるなんて!」
    と最初は胸をトキメかせ夢いっぱいでした。
    ITの本場なだけあって採用も活発ですし選びたい放題。
    もちろんプライドを持って仕事をしてきましたし、
    自信満々でアプライしまくったのですが、ナシノツブテ。。。
    なんなら、日本で働いていた古巣のHQにもアプライしましたが、
    残念な結果に終わり、出鼻を挫かれる。と散々です。

    でも、Tomomiさんのように前向きに頑張られておられる記事を読んで
    とても励みになりました。ありがとうございます。
    初心にかえって出直します。

  8. Naomiさん、
    コメントありがとうございます。
    私と同じように悔しい思いをされているんですね。本当に自分のことのようにわかります。
    気持ちを切り替えて、また挑戦!と思いながらも、もう頑張る気力が無くなる日もあります。でも、私もNaomiさんにコメントをいただいて、とても励みになりました。ありがとうございます。
    一緒に頑張りましょう!

  9. Tomomiさんはじめてコメントします。
    私も時々思います。日本だったらこれくらいのポジションの職種に就くことができるのに。とか日本にいたら。。。とかたまに考えてしましますね。笑
    現在は自分のWebマガジンを構築し、別でフォトグラファーの仕事や、編集のインターンや、バイトをしながら生活しています。
    なにかと大変なアメリカ生活ですが、チャレンジが多い分、新しい視野が広がるのでこれはこれでいい体験になっていると思います。
    お互い頑張りましょう!

  10. Maikoさん、コメントありがとうございます!
    思ってしまいますよね、「日本にいたら、、、」って。
    でも、アメリカでいろいろ挑戦されているMaikoさんを見習って、私も頑張ります。
    「チャレンジが多い分、新しい視野が広がる」とても良い考え方ですね。私もそんな風に考え方を改めて、日々前進します!

  11. はじめまして、こんにちは。ブログ拝見しました。
    お仕事探し、やはり皆様苦労されているようですね。こういったブログ、とってもありがたいです。
    私は日本ベースでアメリカの仕事を今探そうとしているのですが、やはりそれは難関なんですかね…。アメリカで中高卒業して大学と就職歴3年ほどといった経歴です。
    広告やウェブなどのデザイン業でして、つい昨日もニューヨークの会社から落ちてしまいました。課題や面接を終え、手ごたえもよかっただけに、途方に暮れています。

    お互い頑張りましょう。何かアドバイスがありましたら、お願いします!

  12. TOMOMIさんへ

    私は現在、日本からアメリカ企業にメールなどを送り、就職活動をしています。TOMOMIさんのアグレッシブさに感激し、コメントを是非書かせて頂きたいと思い、またこの記事に出会えた事に本当に感謝しています。私もTOMOMIさんを含めた皆さんを見習いだめで元々の気持ちで頑張ります。

  13. DOKAさん、
    コメントありがとうございます。
    私も渡米してすぐは色々葛藤があり、なかなか現実を受け入れられなかったのですが、自分なりにいい意味での「妥協」をして、前に進むことができました。
    また、仕事のことも書きますね。DOKAさんも頑張ってください!

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