【食レポ】サンディエゴのお寿司屋さんのIchifujiは最高だった話
こんにちは、Masaです。
今日は初めて行ったサンディエゴのお寿司屋さんで感動しまくった話をシェアさせてください。
お寿司屋さんの名前は「Ichifuji」。2人板前さんがいて、お2人の苗字、市川さん、藤井さんの頭文字を取って、Ichifujiと命名したとか。
我々が日本人だったこともあり(?)、とにかく日本語で喋りまくったという感じです。
ここは予約のみ。我々は午後5時半の予約。興味深い話で、ここは、予約時間は、午後5時半と午後8時の2回。つまり、入れ替え性。パティオがあるものの、カウンター席のみで、座席数は10席(パティオは数に入れていません)。なので、午後5時半に10名、午後8時に10名、一日計20名のみ美味しいお寿司をいただけるようになっています。
カウンター内にはヒロさん(市川さん)とマサさん(藤井さん)の寿司職人2名のみ。お茶やお寿司以外のものをサーブしていただけるのは、女性(名前聞いてない)と男性(これも名前聞いてない)の2名。その他は、ちらっと見えた女性が厨房の中にいらっしゃいました。
まずは、日本酒。もちろんビールもありますが、日本酒はかなりの種類を常備されているような感じです。お勧めをお聞きすると、「試飲してみます?」ということで、お猪口をいただいて、3種類ほど試しました。その中で一番飲みやすかった「賀儀屋」というお酒にしました。愛媛のお酒だそうで。で、1回目の感動は、お猪口の種類がいくつかあってその中から好きなものを選べること。我々は、ガラス性の鮮やかな青と赤のお猪口を選びました。お酒はグラス、お銚子、ボトルの3種類。
さて、ここからお任せコースの始まりです。
まずは、季節のものの盛り合わせ。なかなかおしゃれですよね。これは「お任せコースー夏バージョン」。
次は、お刺身の盛り合わせ。甘エビは活きてました。
次は、焼き魚。シャケもさることながら、この生姜の茎は最高だった。
で、小鉢に入ったえびとキュウリの酢の物。
次から、握り寿司。全部で12個。かなりのボリューム。でも、ご飯少なめなので、スルスルと入っていきます。
間に挟まれた、冷製茶碗蒸しも最高。赤いのはトマトソース。
うにもあったのですが、メキシコ産と北海道産の馬糞うにの両方が楽しめます。味を比べると、メキシコ産はあっさりライトな味、北海道産は濃くてクリーミー。どちらも臭くなくて最高でした。個人的にはやっぱり濃い目の北海道産が美味しい。
最後から2つ目の握りは大トロ。脂がめちゃのってて、超濃厚な味。その後に、あっさりお口直しの卵焼きが出てくるところなんざは「さすが〜」と思ってしまいました。
お寿司が終わると、ほぼコースは終わり。シャケの出汁のよく聞いたお吸い物。最後に自家製シャーベット。これまた絶品。
お任せコースは、季節ごとに春、夏、秋、冬と4コース考えているとのことで、我々が楽しんだのは夏コース。9月から11月は秋コース、12月から2月(?)は冬コース、で、3月(4月?)から春コース、とのことでした。
ということで、久々に感動しながら、絶品のコースを堪能できました。これからはここを行き付けにしよう。
ちなみに予約は1ヶ月前まで受付。席がカウンター席10席、と偶数なので、偶数人数が喜ばれるかも。繰り返しになりますが、食事のスタートは5時30分と8時30分の2回。これ以外の時間は不可。もちろん予約無しも不可。また、予約時に1人50ドルのデポジットが取られますが、食事後に戻ってきますのでご安心を。
このお寿司屋さんのビジネスモデルを見て、超うまくやってるなと感じました。お客さんは1日で最大20名、メニューはお任せのみ。ということは、食材の仕入れの量をほぼ決めることができる。予約キャンセルがたくさん出ない限り、仕入れた食材もほぼ使い切ることもできる。つまり、翌日はまた、お客さんに新鮮な食材を楽しんでもらえると。普通のお寿司屋さんのように、巻物やら、小鉢物など、たくさんメニューを扱っていると、もちろん、2人では回せませんし、それに、間違いなく残り物が出てしまう。そうすると、お客さんに古い物を出さざるを得ない場合もある。うまく考えられていると思いました。
お断り:この記事を投稿することで、Ichifujiからのコミッションは一切ありません、悪しからず。笑 ま、次回はおまけしてくれることを期待。
以下、Ichifujiのウェブサイトです。予約ボタンのみ、と超あっさりですが。