アメリカって、学歴社会?→アメリカで成功するって?

去年の11月に書いた記事にコメントをくださった方たちがいらっしゃいます。この記事。



アメリカって、学歴社会?



で、以前からお付き合いいただいているコロラド在住(今はワシントンDCかな)マサルさん(アメリカに移住したある日本人の成功記録)が、彼の経験から出る、すばらしいコメントをくださいました。



感動しました(涙...)ので、彼の許可なしに、記事として投稿させていただきます。



マサルさん、著作権、ないでしょ?


————–<ここから>—————–


Masaさん、こんにちは!約束どおり戻ってまいりました。



それと、トムさん、はじめまして。学歴コンプレックスの話興味深いです。



僕は日本の大学に行ったことはないですが(受験失敗のため(汗))、アメリカの大学・大学院を卒業して、アメリカで成功した日本人の一人として、アメリカ情報をブログで提供している者です。



僕は高校卒業後アメリカンスクールへ2年ほど行っていたのですが、そのときの高校の教師たちは猛反対して、”浪人してでも日本の大学へ行け!”と言っていました。今になってみると、僕はアメリカの大学へ進んで、人生で多分1番か2番目に大事な決断をして、よい方向に向かったと思っています。高校の時の先生を見返した感じです。



もうアメリカにすんで14年以上になりますが、仕事に困ったことはありません。アメリカはあきらめなければ成功できる国です。僕自身がその証明になっていると思います。



僕も日本人から見れば、日本の大学に行けなかった学歴上の敗者ですが、仕事と英語の面から見れば、勝者と言っても過言ではないと思っています。



これからもあきらめずに海外へ行く夢をもち続けてください。逃亡というと変にNegativeに聞こえますが、良く言うと海外で成功するチャンスです。



僕はいつも”The cup is always half full, or half empty.”の気持ちでがんばっています。Negativeな気持ちを180度ひっくり返して、よい方向で考えることが大事です。



がんばってくださいね!


————–<ここまで>—————–


すばらしいコメントをいただきました。



実は、彼が苦労している話は、ここで始めて聞きました。でも、成功している彼を見ると、彼の成功は、失敗から来ていると言うことが分かります。



今さらお説教かい?と感じる方もいらっしゃるでしょうが...。



失敗があるから成功出来ると思うんですね。もちろん、失敗しない人は成功しないと言うことは言いません。そう言う人たちもたくさんいらっしゃるでしょうから。



でも、失敗することによって、次の一歩が大きく踏み出せると思っています。



私事で恐縮ですが、私も一度、大きな失敗(?)を経験しています。



1年間のプー太郎生活。Cry



大学出て、会社に入って、誰から見ても順風満帆の人生を送っていた私が、プー太郎。



それも、家族も子供もいるのに(おいおい、そんなこと暴露しちゃっていいのかよぉ~(汗))。



なぜ、プー太郎になってしまったのか。



アメリカに来て働きたかったから。



マサルさんと何か共通点があるような気がしますが、気のせい?



話し始めると長くなりますから、手短に言いますが...



アメリカで働くために、アメリカ企業で面接を受け、内定をもらったので、日本の会社を退社した。その3ヵ月後、労働ビザが出たので、喜んでアメリカ行きの準備。出発の2週間前に、内定をもらった会社から、内定取り消しのメール。



目の前真っ暗。



会社、辞めちゃったし。どうすんだよぉ~。



数日は寝込むほど落ち込みました。



でも、アメリカで働きたいと言う気持ちは、変わりません。



とにかく動くしかない。出来ることをやるしかない。家族を路頭に迷わすわけにはいかない。



そんな気持ちで、とにかく職探し。もちろんアメリカ。



内定取り消しから、半年後、神様が見捨てなかったのか、運良くサンディエゴの会社が私を引き取ってくれることになりました。



それから9年。どうにかこうにか家族もアメリカで養ってこれました。



この10年で学んだこと。



「不可能なことはない。くよくよ考えて何もしないよりも、とにかく動き始めて、動きながら考えて自分の合った道を走り続ける。」






あ~あ、暴露してしまった...。

 

Visited 42 times, 1 visit(s) today

6 comments on “アメリカって、学歴社会?→アメリカで成功するって?”

  1. Masaさん、こんにちは。

    コメントを取り上げていただいて、どうもありがとうございました。著作権の方はもちろん気にしないでください。(笑)

    僕は現在コロラド州を去り、シンシナティーの近くに引っ越して、いままでずっとやりたかったロボット工学の仕事に就いています。

    これもコロラド州での前に働いていた会社の工場が他の州の工場に吸収されると言う状況になったため、仕事環境がとても不安定になっていたからです。

    この時だって、人によっては、

    ”どうしよう、最悪状態。” と考える人と、

    ”これは他の仕事に移る絶好のチャンス!”と考える人がいると思います。もちろん、僕は後者に当てはまります。

    僕は今までIT関係でサーバーサイドのシスアドを10年ほどしていたのですが、IT関係の会社はここ5年ほどとても不安定でインドやシンガポールなどにアウトソースする会社が多くなっています。僕がいた会社もそれに似たようなことをしましたが、僕はリストラに1回もひっかかることはありませんでした。というか、リストラが流行り始めたときにもうすでに次の仕事を探し始め、自分からその会社を辞める決断をしました。

    それがこの10年間に4回ほどありました。そのつど、リストラ直前に新会社に移りました。

    前にMasaさんに連絡したときに(多分去年の今頃だったかもしれません。)、グーグルのカリフォルニア本社で面接をしたと言ったことがあると思います。

    結局現在はロボット工学の仕事に就いていますが、なんかIT関係の仕事はもうこりごりでした。

    ロボット工学はこれからの仕事なのでやりがいがあるかと思います。

    ”成功するまで失敗をいくらでも繰り返し、あきらめないで、成功できるように失敗から学んでがんばる。 また、何か変な状況に気がついたときにそれをカバーできるスキルを身につける。”

    これがアメリカで生き残るコツかもしれませんね。

    ではまた!

  2. マサルさん、コメントありがとうございます。

    マサルさんの世渡りのうまさはアメリカで養われたのですか(笑)。

    私も似たようなものです。10年間で5回会社変わってます(笑)。レイオフ1回、就労ビザのためにやむを得ず会社を出たこと1回、会社がいやで辞めたのが2回。えっと...あと1回は何だっけな。

    ここまでくると、何とかなるだろうと言う気持ちがありますね。会社がやばくても、何とかなるだろう。首切られそうでも、何とかなるだろうって。

    良いのか悪いのか...。

    今後ともよろしくお願いいたします。

  3. 今回の帰省中、家族のこと、(現職、まだ首の皮一枚で繋がってますが)仕事のこと、その他諸々のことを考えてたのですが…

    たまたま「まだ何か読んでいない、仕事関連の記事はないかな」と少し検索したらビンゴ。

    狙い通り、色々な視点から再度見直すきっかけがもらえました。

  4. たっちゃん、コメントありがとうございます。

    たっちゃんの近い将来の何かの役に立てればうれしいです。

  5. 日本でメーカー営業しました。
    アメリカへ日本の技術を売り込みたいと思います。

    まず、最初に何をしたらいいですか?

    扱ってきたのは、電子部品、工作機械、
    太陽光発電、熱交換器、燃焼装置です。

  6. 神戸さん、こんにちは。ご訪問、コメントありがとうございます。

    かなりGenericなご質問なので、うまくお答えできるかどうかわかりませんが…。

    アメリカへ日本の技術を売り込みたいとのことですが、モノによってアプローチの仕方が変わるような気がしています。

    まず、アメリカ市場へ売り込もうとしているメインのモノは何かを明確にすべきだと思います。

    また、神戸さんが今売り込もうとしていらっしゃるモノを作って販売している会社にいらっしゃるのか、あるいは、その販売代理店にいらっしゃるのかで、売り込み方が変わると思います。

    神戸さんの会社が新しいモノを開発し、それをアメリカで売り込みたいと言うことでしたら、ターゲットの会社に直接メールか電話でコンタクトするのだと思います。コンタクト先がはっきりしない場合は、誰かのコネクションを使うことが必要になりそうです。

    ただし気をつけなければならないのは、新しい技術をアメリカに持ち込む場合、可能なかぎり特許をとっておくべきと思います。アメリカはとにかく特許たたきが多いですから。

    販売代理店にいらっしゃって、その商品をアメリカで売り込む場合、神戸さんの会社の認知度によって、ハードルが高くも低くもなると思います。全くのゼロの場合、かなりいろいろなことをしないと、技術売り込みは難しいかもしれません。ただ、狙い所がバッチリ合うと、会社が小さくても認知度が低くても、かなりの勢いで拡販されていくかもしれません。

    すみません、あまり答えになっていないかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です