アメリカ企業 悪い上司とは
こんにちは、Masaです。
ここ数週間仕事が忙しく、土日返上で働いていました。そんな中で「こんな上司の下につきたい部下は恐らくいないだろう」なんてことを考え、それを自分に照らしあわせて、あーでもない、こーでもないと色々と考えていました。ここでは、個人的な感情は出さず、「最悪の上司はこんなやつ」について考えてみます。
このブログで、「良い上司とは」について書いたことがあります。
アメリカ企業 部下にとって良い上司
ついていきたい上司を見極める方法
アメリカ企業で自発的な部下を育てる
良い上司のイメージが湧きますか?
では…私がイメージする最悪の上司、こんな人間の下では絶対に働きたくないって上司について語ってみましょう。
まず…
1.俺が一番なんだもん
こういう上司、いませんか?
「俺がこの組織で一番えらいんだから、俺の言うことは絶対。逆らうことは許さん!」
そもそもこんな人間がどうして上に上がってしまったのか不思議ですね。それは上層部の失態以外の何物でもありません。組織そのものを疑わざるを得ませんね。
でも、少し注意が必要です。日本の組織構造と若干違っていて、アメリカではどのような場合でもやはり上司の言うことは絶対なんです。もちろん例外もあると思いますが、上司の命令に逆らうことは厳禁です。ただ、自分の意見を言うことは許されることが多いです。
「私はこう考えますが、いかがでしょうか」
のような感じ。上司にその案を採用される場合もあります。採用されない場合には、やはり上司の案が採用されることになります。
良い上司であれば、彼らの案は客観的に見ても良い案であることがほとんど。なので、部下としては納得してそれに従える。
でも、悪い上司の場合に、彼らの案を客観的に見て良い案ではないので意見する、それが却下された場合は状況は最悪になりますね。
2.俺が全部やってるんだもん
これも最悪ですね。実に子供っぽい人です。
「あれも、これも、俺が苦労してやったんだよね」
「俺が悲劇の主人公になって頑張ったので、今があるんだよね」
的な人。1に関連してますね。とにかく自尊心が人一倍強い人…とも言えるかもしれません。そんな上司に、
「あの人が頑張ってくれたおかげで、プロジェクトがうまくいきましたよ」
なんて言うと、たいてい帰ってくる言葉が、
「でしょ、だって、俺が連れてきた人だから」
とか、
「俺が彼を連れてくるアイデアを考えたんだよね」
って感じ。
こんな人、いません?
3.俺たちはいいんだけど他が最悪なんだもん
こんな人、いますよね。自分の失態を顧みず、人や他部署のせいにしたがる上司。他部署に対して、常に上から目線、俺らのためにやるのが当たり前、的な人ですね。
こんな上司と一緒に働かなければならない他部署の人たちはマジかわいそうです。
さらに最悪なのは、その「他部署に対して否定的」な雰囲気が、そんな上司の直下で働いている部下たちにも伝染してしまうことです。
こういうこと、結構ありませんか?今の会社や部署についてよく知らない無垢な新入社員、中途採用者は、上司の言うことを正直に受け入れてしまう。
「これが当たり前のことなんだ」
と無意識に肯定してしまう。
何と可哀想な人達。
彼がいることによって、組織全体がギクシャクし、うまく進むことができなくなります。プロジェクトも成功しない可能性があります。
もし、こんな上司がいたら、こっそりと「その上司」にチクってしまいましょう。そして、彼に「90日ルール」を課してもらいましょう。
やはり、仕事は楽しくなければいけません。こんな上司はすぐに出ていってもらって、誰にでも認められている「良い上司」を迎えましょう。