アメリカ生活 今や外でランチははやらないとか
こんにちは、Masaです。またまたご無沙汰してしまいました。
さて、今日は割りとホットな話です。
ある新聞記事によれば、最近、アメリカのレストラン業界がえらいことになっているとか。
何がえらいことになっているかというと、お客さんが極端に減っているとか。
ある調査会社によれば、去年、アメリカ人がランチ時間に外食する回数が4億回以上減少してしまったようで、それによってレストラン業界が数十億ドルの機会損失を受けてしまったとか。
この傾向は数年前からあるようで、今後もこの傾向が続くことが予想され、終いにはレストランがばたばたとつぶれていくのではないかと...と思っているのは私なんですけどね。
考えてみれば、確かに、同僚なんかを見ていても、ランチ時に外出してレストランで食べているような人たちって、減ったような...。
わたし個人的には、アメ食を食べると、夜まで胃がもたれているので、極力外食はせず、家から弁当を持ってくるようにしています。その方がぜんぜん安上がりですし。
聞いてみれば、1時間という短い時間にドタバタと外出して、美味くもないアメ食を食べるのも時間がもったいない。
さらに、最近メニューがどんどん値上がりしていて、ちょっとしたもの、サラダとかハンバーガーとかを食べるだけでも、チップ込みで軽く10ドルを超えてしまう。
コストが上がるのは、レストランの人件費が上がっているからだそうで。
この影響は食品サプライヤーにも及んでいるようで、加工食品サプライヤーもかなりの減益になっているとか。
オンラインストアもこの現象に影響を及ぼしているのではないかと。つまり、オンラインストアで買い物をすることによって、外出する機会が減り、外出の機会が減ると、外食の機会も減る...。
なるほど...
もう10年以上も前ですが、その当時は、「ビジネスランチ」なんてのが盛んに行われていて、ビジネスをしていく上で学ばなければならない知識を習得するためにいろいろな人たちと昼食を共にする人がたくさんいました。
今でこそ、やっている人はやっていると思いますが、昔ほど安くはできないんだろうなぁ。ビジネスランチの後、食事代をExpense Reportで会社に請求するのがためらわれるとか。
時代は明らかに変わってきています。