一時帰国のぼやき。。
こんにちは。
ご無沙汰してました。
子供の夏休みを利用して日本に一時帰国中のMaki-Kです。
梅雨空で気温的には過ごしやすかったり、真夏の暑さだったり、台風が来たり・・・ 毎日天気予報を見て、傘がいるかいらないか、何を着るか、何を履くか・・・
あー、そうだったそうだった、日本って。 昔は当たり前のようにしていたことを、再確認しながら生活している、一時帰国中の今日この頃。
しかし、蒸゙じあ゙づい゙~~~。 いやはや、日本の夏はシャレにならんですね。
こらーっ!セミー!網戸にとまって鳴くなーっ!うるさいーーー(怒)!
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さて、 今回は日本への一時帰国で私が感じたことを書こうと思います。
日本を離れ、生活のベースをアメリカに移して8年。
毎年1・2回、だいたい2-3週間ずつ、日本に帰ってきています。
アメリカに移住して最初の数年は、それこそ帰国の度にアメリカでは手に入らない日本のものを、一年分まとめて買って帰ったり、日本でしか味わえないおいしい物をここぞとばかりに食いだめしたり、自分の体に合う服や靴をここぞとばかりに買い込んだり・・・限られた日本滞在期間中に気合を入れてあれこれしたものです。
でもアメリカで暮らす月日が長くなるにつれ、日本の味じゃなきゃ、日本の物じゃなきゃ、というこだわりが薄くなってきました。
普段アメリカで不自由なく暮らせているからでしょうね。それに住んでいるのは楽園サンディエゴだし。
アメリカの生活で我慢していることがないので、日本に帰ってきた時に一気にストレス発散!日本を楽しむぜぃ!っという気合を入れる必要がないんです。
馴染んでるんだなぁ、アメリカの生活に。
こんなアメリカに馴染んでる私がたまに帰ってきて見る日本。
どんな感じなんでしょうね。
アメリカ在住の人には共感してもらえるでしょうか?
日本の人には驚きでしょうか?
ドキドキ。
では、私が一時帰国中に感じること、いきまーす。
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- 煙草の煙
まずはこれ。
どこからともなく漂ってくる煙草の臭い。
毎回これを嗅ぐと、「あぁ、日本に帰ってきた・・」と実感。
アメリカでも住んでいる場所や環境によると思いますが、うちは家族もまわりの友達も吸わない人ばかりだし、カリフォルニアは喫煙に関する規制が厳しいので、吸わない人も多い。吸える場所も限られています。だから普段暮らしているサンディエゴでは、たばこの存在自体を忘れていますが、日本では漂ってきますねぇ、たばこの煙。
- 家が埃っぽい !
これ! 何なんでしょうね!
アメリカ在住主婦仲間で話題になるんですよ。 最初はうちの実家が特別汚いのかと思っていたんですが、どうやらうちだけじゃないらしい。
いろいろ説があって・・・「布団だから?」 「生活の中心が床に近いから?」「洗濯乾燥機を使わないから?」などが有力説(?)。
「布団だから?」説→布団は確実に埃っぽさに貢献してますね。
「生活の中心が床に近いから?」説→これはカナダ在住の友達の観察ですが、日本では床に座るしテーブルもそれに合わせて低い。それに合わせて下の方に物も置いてあったりする。だから人の動く空間は床⇔胸の辺りが中心。それに比べてアメリカ・カナダの生活の中心は胸⇔腰の位置。膝より下、もっというと腰より下に用事があることってあんまりない。なーるほどねー。面白い観察!
「乾燥機を使わないから?」説→私はこれがかなり大きいと思ってます。乾燥機でかなり衣服から出るホコリがとれますから。乾燥機なしで外に干すと、洗濯で布から浮いて出たホコリが、そのまま家の中に戻ってきちゃう。私の黒いヨガパンツなんて、エチケットブラシなしでは履けません。めんどくさ。
- 犬が吠える!
吠える犬、多いですねぇ。 - 人が小さい!
ま、私もその小さい一人です(笑) - 芸能人の歯並びが悪くて、見ていて気持ち悪い!
まーこれはどうしても目が行っちゃう。仕方ない。
アメリカ在住あるあるです、これは。 - ゴミ箱の少なさ
ふつ~に不便です( ̄_ ̄) - 食べ物屋で出てくる飲み物の量の少なさに愕然とする
(゚Д゚;)エエッ!コレッポッチ!?
これもアメリカ在住のあるあるですね。 - 景観にもっと気を遣ったらいいのに
道路の路肩とか、草がぼうぼう生えてるし。
これはうちの市の問題か?
ま、雨も多いし仕方ないか。
街に溢れる派手な看板にしても、なんかねぇ。 個人宅はもちろん、建てたっきり手入れがされていないビルとか多いですよねぇ。 景観にもっと気を遣おうよって、思う建物がいっぱい。 - 雨が降るからと騒がない
サンディエゴだと大騒ぎ(笑) - スーパーの野菜の値段が高い 果物はもっと高い。
生きるために必要な食べ物は、もっと安く売ってくれないでしょうか。。。
日本でも実家で主婦な私。食料品の買い出しにも行きます。
買うお金がないと言うわけじゃないけれど、心理的に値段にビビッて買えません。
アスパラ3本で198円とか、カゴに入れるときに心臓麻痺おこすレベル。 - おじいさんおばあさんがみんな自分の親に見える
スーパーなどで買い物していて、「あれ?お母さん?家にいるんじゃなかったっけ?」と何度思ったことか。体の小ささや背中の曲がり具合、歩き方、手の使い方。。。似てるんですよねぇ。おじいちゃんおばあちゃんたち。 アメリカでは純日本人のおじいちゃんおばあちゃんに街で出会うということはないので、こういう感覚を持つことはないんですが、日本ではあっちでもこっちでも、見覚えのある人に出会って、なんか妙ななつかしさと安心感を覚えます。ま、実際は赤の他人なんですけどね(笑)。あと、アジア人を見慣れていない西洋人の目からは、アジア人はみんな似たような顔でみんな同じに見えるなんて言われますが、実際にうちのアメ人夫もそうで、私の日本人友達の区別を付けるのが難しい彼。まぁ確かに、顔のつくり的にはみんな似てますからねぇ。私もだんだん目が西洋人化してきているのかな(;・∀・)タラ~。 - 道狭い・車小さい
国土が狭いのははなから分かっていることですが、改めて自分で車を運転してみると、「道せまっ!」「車、ちいさっ!」と新鮮な驚き。これは同じ海外在住でも、ヨーロッパの街に暮らしている人は、また違った感想でしょうね。私は、アメリカからヨーロッパに旅行した時も車の小ささに驚きました。というか、アメリカのピックアップトラックのでかさが異様に感じられました。小さく作る必要がないからって、大きさドーン!パワーばーん!みたいな。いや実にアメリカ的。これはアメリカの外に出て感じるアメリカ。 - 小学生の通学、危ないなぁ
学校へ親が車で送り迎えするのが当たり前のアメリカから見ると、車の走る道を小学生1-2年生のおちびさんたちが、子供だけでトコトコ歩いているという風景、これはもうはっきり言って、なじめません! それが他人の子供でも、ママとしてはハラハラドキドキで、心臓に悪いです(・ω・;)コワ~。 - 子供の声がうるさい
どこか公園の隣の住人みたいなこと言ってますが(笑)。小学校の授業参観へ行って思ったんですが、子供も先生も声が大きい!
集中力が切れて騒ぎ始める子供に対して、それより大きい声で注意する先生。それからなにかにつけみんなで(大)声をそろえて唱和する学校生活。「おはよーございます!」「はじめます!」「いただきます!」皆でそろって・・・なんて観念さえないアメリカの学校に慣れていると、そこ、そろえる必要ある?と思っちゃいますが、まぁ、そういうクラスマネジメントなんですよね。小学校だけでなく、子供が小さいうちから家庭で始まっていることだと思うんですが、アメリカに比べると、日本は声を張り上げて叱ったりする親が多く感じます。自分がそうやって育てられてきてるし、周りもそういう手法だし。子供周辺の声が大きいのは一つの日本の子育て文化と言ってもいい。日本語は喉の手前の方から発声をするから、余計うるさく感じるのかも。日本の小学校に体験入学したうちの娘も「うるさい~」と最初は文句言ってました。でもその娘もだんだん声が大きくなってきて、いまではすっかり馴染んで「元気のいい小学生」です(笑) - スポンジボブがEテレでやってる!
いや、これ。衝撃的でした。
「へぇ~、スポンジボブって日本でもやってるのか。え!? それ、Eテレ!!??」 Eテレって、NHKの教育テレビでしょ!?!? スポンジボブって教育的?( ̄ー ̄)ウ~ム。。。私は今回の帰国で初めて気づいたのですが、実はかなり前からやっていたようですね。これまでは曜日と時間が違ったから気づかなかったようです。ついでに同じくNicklodeonのiCarlyやSam & CatもEテレでやってます。 個人的にはこのあたりの番組好きなんですが(特にSam & CatのCatの馬鹿さ加減とあのキャラクター、良いですねぇ。スポンジボブも優しい良い奴だし)、でも教育番組でやるのはどうだかな・・・・。 - ニュース番組、情報量少な!
アメリカのニュースって、起こった出来事をポンポンポンと1分くらいで次から次へと伝えてくれるんですが、日本のニュースは流れがゆっくり。同じ30分でも報道する出来事が少ない。これが朝や昼の情報番組となると。。。当事者以外にはどうでもいいようなことを根掘り葉掘り、一般人と同じレベルのコメンテーターがあーだこーだ文句を付けながら、ずっとやってる。なんなんだこれ。へ(´―`)へ。アメリカでも子供を学校へ送って行ったあと、ちょっとのんびりしながら朝の情報番組を見るんですが、朝の番組でもしっかりニュースを伝えてくれるし、キャスターもその道のプロ。私のお気に入り、CBSのThis MorningのキャスターCharlie Roseなんて、国際会議でロシアのプーチン大統領とのディスカッションの進行役をやるほどの人です。無駄がなくて見ていて気持ちがいいです。ま、日本のワイドショー系の番組は、嫌なら見なけりゃ良いんですが、「これが日本だよなぁ~」としみじみ思う材料になっていて、それはそれで日本に帰ってきた時に体験したいものの一つなんです(笑)。たまにはこのだらだら感を思う存分味わいたいっ!―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――・・・なんか日本の生活への文句ばっかり言ってるようで、
そんなに嫌なら日本に来んなよ!って怒られそう。でもね、今はこんな風に思っている私も、一旦日本の生活に慣れてしまうと違いを感じなくなってしまうから、感じている間にこうやって残しておくのも大事なんです。新鮮な目で見れるうちに書き留めて置かないと。
では最後に、日本で最高なもの!
おいしいお刺身と冷奴。上品な煮物。
これによーく冷えたサントリーの香るプレミアム。
日本サイコー!って思う瞬間です。
さぁ~、今夜もプレモル飲もっ!
すべてフムフム〜と納得しながら読ませてもらいました。
こっちの生活が長くなると
日本に帰るたびに逆カルチャーショックですよね。
>Yukaさん
コメントありがとうございます。
もし旅行で日本に来たなら、「へぇ~」で済むと思うんですが、
実家でしばらくこちらの生活をするとなると「へぇ~違うなぁ~」を通り越して、「なんでそうなのっ!?」の連続で、いやはやストレスがたまります。。
今回は一か月半の長い滞在になっているのですが、アメリカ育ちの娘が英語を忘れるほどに日本に馴染んでいて、日本語を定着させるという目的はしっかり達成できたので、やっぱり文句を言いながらもこれからも日本にこうやって帰ってきたいと思います。
私はMakiさんのバックグラウンドを知りません。
だからプロフィールや文章からしか人物像をイメージできません・・。
「自分は年に1-2回長期の里帰りができる環境だけど
アメリカで我慢する事があまりなく現地で馴染んでいるから日本に帰るとイラッとする事がある。」
・・という風に読めてしまいました。
(私の心が狭くてごめんなさい・・)
>しぇろさん
いや、しぇろさん。
しぇろさんが読まれた通りに書いてあります。
日本から外国のアメリカに来たら、いろんなことに驚き、いらだち、発見があります。逆に一旦アメリカの生活に慣れてしまうと、自分が生まれ育った国とはいえ(しかも私の場合は30年以上も住んでいたのに!)、外国に行った時のようにいろんなことにびっくりするということです。
私はアメリカの暮らしが好きなので、そのアメリカ生活好きの私の目から見ると、この記事に書いたようなことに目が行く。それだけです。
アメリカってこんな変なことが普通にあるんだよー!びっくり!
って言っているのの逆バージョン、それのぼやき版です。
返信ありがとうございました。
実は上のコメントは書きかけで途中で送信してしまいました。
私も30年近く日本で暮らした後の渡米です^_^
私の場合、アメリカの生活は何をするにも
現地人の2-3倍頑張ってやっと同じレベル・・かも?
という感じです。
自分では自覚していなけど、
たぶん仕事中も現地人以上に張りつめているんじゃないか、と思います。(帰宅後にどっとくるので)
私が正論を述べると悔し紛れに
「Don’t you undertstand what I’m saying?Do you understand English?」
と言ってくる卑怯なアメリカ人にも結構遭遇します。
こういう余計なストレスにさらされ、何をするにも時間がかかるから
ミッション・コンプリートした時の嬉しさも倍という醍醐味はありますが・・
在米歴はMikaさんの倍ありますが、無駄に長いだけで現地に馴染めているとはとても評価しがたい状況です。この先10年で状況が一転する可能性も小さい。
しかも里帰りは3-4年に一度で、帰国しても2週間以下の事がほとんどです。
なのでアメリカの生活にすっかり馴染み、しかも毎年長期で里帰りできる環境は、私からしたらとてもうらやましいし、恵まれていると思います。
やっぱ私、疲れてて心に余裕がないんでしょうねー。
>しぇろさん
再びコメントありがとうございます。
あぁ、しぇろさん、ちょっとお疲れなのかもしれませんね。
外国の生活に馴染むかどうかって、暮らしている年月もあるけれど、自分とその土地との相性も大きいですよね。自分で選択したのか、外からの事情で移ってきたのか、どういう経緯でその土地に暮らすようになったのか、その違いも大きい。言葉の問題ももちろん。
しぇろさんがおっしゃる通り私はとても恵まれていて、それはもう日々感謝です(特に夫に!)。いつまでこの生活が続くかはわかりませんが、続く限りはありがたく、幸せな生活をいただいていきたいと思います。
今回のぼやき、結構共感していただいた読者の方が多かったんですが、私のようにアメリカ生活が好きな人がたくさんいるんだなぁとうれしく思いました。もちろんアメリカが好きだから日本が嫌いというわけではないし、日本への一時帰国はうれしい。それでもやっぱりぼやきたいーという感じ。
私の記事に共感してくれた方がいるように、しぇろさんの立場や環境、感じることに共感されるアメリカ在住の方、たくさんいらっしゃると思います。アメ10ブロガーに参加、どうですか?・・・と勧誘してみる(笑)
しぇろさんが次に日本に一時帰国された際、日本がどんなふうに見えるのか。知りたいです。
はじめまして。ベリエリア3年目のさちと言います。私も先日1年ぶりに1週間ほど日本へ帰って、同じようなことを思いました。特に、家や道の狭さ、街中の景観の悪さ、公共の場のゴミ箱の少なさ、スーパーでの野菜などの量の少なさなどには、あるある!でした。
個人的には今回お店で色々買物する中で、いちいち丁寧に包装してくれるのが「まどろっこしいな〜」と思ってしまいました。アメリカでは基本包装ナシか、10セントで紙袋を買った場合でもばばばばーっと入れられておしまいなので、日本ではシュシュ1つ買っても、透明ビニールに入れて→お店の小さい袋に入れて→シールなど貼ってくれる至れり尽くせりさにちょっとイラっ。。。昨夏帰国した時には、日本のお店は丁寧に包装してくれていいな〜と思ったのに、今年は無駄なことに思えてしまいましたね^^;
日本で嬉しいことは色々ありますが、私の場合は、外食でチップが不要なこと、ランチなどが質の割に安いこと!、テレビが面白いことなどを挙げたいです。
はじめまして
なるほど〜と思いながら拝見しました。
日本人が小柄、みんな一緒に見えるというのは私も感じています(私は日本にずっと暮らしているのですが、Makiさんのように全然知らないおばあちゃん、おじいちゃんを自分の身内だと見間違えることたまにあります 笑)
おばあちゃん、おじいちゃんくらいの年齢の方は顔立ちだけじゃなく雰囲気や背格好などよく似てる人が多いんですよね。
蒸し暑いというのも本当によく思います
特にここ数年は本当に暑くて夏だけでも日本から出たいとしょっちゅう思ってますからね
日本の中でも特に暑い京都に住んでいるせいもあって本当に暑いです
最近は38度超えが続いたりするので耐えられません(苦笑)
湿度が高いので体感温度はもっと暑くなりますしね
外へ出るのが怖いです(笑)
最近東京に行った時も京都とはまた違った暑さでしたが十分暑かったですし、こんなに暑くて東京で夏のオリンピック本当にできるのかと疑問なくらいです
Makiさんもご家族の方も熱中症に気をつけて夏休みを楽しまれてください!
さちさん
コメントありがとうございます。
やっぱり、日本で暮らしていた時の感覚が年々なくなっていきますよね!それを自分で記録をとっておくと面白いです。私は、去年の里帰りの時、FBに「人の声がうるさい」ってコメントしてるのがあって、今年の里帰りの時に、同じこと感じてるなぁと、ブレない私に感心しました(笑)。
さかさん
コメントありがとうございます。
京都は夏は暑いし冬は寒いですよね~!
私は高槻に住んでいたことがあるんですが、京都方面へ行く時、電車で山崎辺りを過ぎると、温度が2度くらい違う感じがしました!
日本に住んでいても、おじいちゃんおばあちゃんは見間違えそうになりますか!? 面白いですね!
すごくわかるw同感しました!
>MOKOさん 自分の生まれ育った国なのに、一旦外に出るとまた新鮮な目で見ることができますよね!