2014年の締めの挨拶
こんにちは、Erinaです。
今年も、あとわずかで終わろうとしています。
2014年はみなさんにとってどんな一年だったでしょうか?
今年は午年(うまどし)だったそうで、馬のように一生懸命走り抜いた方も多いはずです。
私は今年、自分がめっきり年をとったなぁ、と色々なところで感じた一年でした。
思えば、渡米して12年。アメリカで干支を一回りしたわけです。
20代を馬のように全速力で駆け抜け、気がつけば32歳。
子供たちは成長し、周りで起こる出来事も変化し、10年前とは同じ決断ができないことを自覚することがとても多くなりました。
それと同時に、20代の時には理解できなかったことに納得できるようになったり、見えなかったことに感謝できるようになった気がします。
先日、たまたま見つけたこれもその一つです。
誰もが高校で学ぶある文章を、英語にしたものです。
“The Master says:
At 15, I set my heart on learning.
At 30 I know where I stand (my character has been formed).
At 40, I have no more doubts,
at 50, I know the will of Heaven,
at 60 my ears are attuned (i.e. my moral sense is well-developed),
at 70, I follow my heart’s desire without crossing the line (without breaking moral principles).”
何かわかりますか?
そう、孔子(Confucius)の論語の中の有名な一部分ですね。
何を隠そう、高校時代の私は漢文が大の苦手で、「私はアメリカに行くから漢文は読めなくて良い!」と豪語していたくらいでした。(恥ずかしい・・・)
しかし先日、この英語フレーズを読んでみたところ、とてもすんなりと頭に入ってきただけでなく、「素晴らしい言葉だ!」と感動してしまったわけです。
こうやって、ぐるっと一回りしてきたことで、「あぁ、素晴らしいね」と感じることができるようになったのも、やっぱり自分が30代になったからだと思っています。
孔子先生によると、30歳は
“At 30 I know where I stand (my character has been formed).”
だそうです。
日本語では「而立の年」と言われますが、「物事を理解して立つことができる」という意味でしょうか。
自信たっぷりに「できます!」とは言えないけれども、仕事に限らず、自分が置かれている環境や、そこにある課題などを理解し、その上でなんとかサバイブできるようになった気がします。
40歳は「不惑の年」。
英語では”Have no doubt”だそうです。
今の私はまだまだdoubtばかりですから(笑)、あと8年かけてそこへたどり着けるようになりたいです。
そんなわけで、2015年はその1/8。12.5%です。アメリカでピザをオーダーしたら、たいてい8つ切りにしてくれますから、そのうちの1スライスってことです。
これはたったの1/8でしょうか、それとも大きな1/8でしょうか。
それは自分次第ですね。
今年もアメ10を読んでいただき、ありがとうございました。
毎月増えているアクセスやページビュー、皆さんからのコメントは、私たちブロガーの何よりのサポートになっています。
今年行った読者アンケートへのご協力も、ありがとうございました。
皆さんからのご意見を真摯に受け止め、これからもアメ10がより良い情報発信源になるように、活用していきたいと思っています。
それでは、良い新年をお迎えください。
みなさんとご家族の健康とご多幸をお祈りして、2014年の締めの挨拶とさせていただきます。
お疲れ様です。また面白い記事読ませてくださいね。ありがとうございます。
Yamashitaさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
2014年は、記事を読んでいただきありがとうございました。
今年もどんどん書いていきますので、どうぞよろしくお願いします!
erinaさんサンディエゴでお会いした佐藤です。お元気ですか?
いつも感心しながら読ませていただいております。時々コメントしようかなーと思ったりするのですが残念ながらまったく文章能力がなくて・・・・・(;_;)
娘が結婚し渡米することになりました。本来ならば喜ぶべき事ですが親としては複雑な心境です。erinaさんのお母さんはどうだったのでしょうね。何もわからないことばりで皆さんの情報がとても参考になりました。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
佐藤さん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
娘さん、おめでとうございます。
私は娘さんからの視点でしかわかりませんが、本当に好きな人と結婚して一緒に生きていきたいと思ったとき、それがたまたま外国人だった、ということが多いです。国際結婚自体はとても増えていますし、娘さんが外国人の方と夫婦になっても、家庭を作り上げていけるという証拠だと思います。
親の立場としては、やはり見えないことが多いし、心配かもしれませんが・・・。私が娘として言えるのは、親の近くで不幸な結婚をするより、遠くても幸せな家庭を築けることが大事だと思っています。身勝手で、すいません・・・。
時間はかかりますが、温かい目で見守ってあげてください。そして娘さん夫婦が落ち着いたら、ぜひ遊びに行ってあげてください。
新しいブログのほうで、国際結婚についてどんどん取り上げていく予定です。
ぜひこちらも読んでみてください。
http://innadeshikoway.com/?p=335
またいつでもご連絡くださいね!
Erinaさん、早速のお返事有難うございます。
私は東北の片田舎(福島原発の近く)から東京へ出て来るのが精一杯で娘がアメリカへ嫁ぐなど夢にも思いませんでした。
Erinaさんのおっしゃる通り寂しさや心細さは娘も同じでしょうから心良く送り出すことが一番ですよね(^-^)
余談ですがラジオ聴きました。よかったですよーまた頑張ってください。