先日のSusan Boyleに引き続き、Britains Got Talent 2009の中から、また一つ、すばらしいビデオを見つけました。
晴れふらさんではありませんが(笑)、これを見て涙が出そうになりました(出てたかも)。
シングルマザーの12歳の少年が歌います。
何もお話することはありません。ご覧ください。
Shaheen Jafargholi – 12 Year Old Singer – Britains Got Talent 2009 Ep 2
投稿者: Masa
It’s no brainer, “YES”!
アメリカ人と寿司屋
先週の金曜日の出来事。
ここ、「アメリカでコネクション作り」でも話しましたが、その彼(ミック)と久しぶりに食事をしました。
ミック&奥さん 「Masa、どこにしようか?」
私 「どこでもいいよ。2人の好きなところに行こうよ。」
ミック 「じゃぁ、オーシャンスシに行ってみようか。」
私 「(聞いたことないよなぁ...)それってどこにあるの?」
ミック 「すぐそこ。ほら見えるでしょ?」
私 「あぁ、あそこ...(やべ...いかにも偽者って感じ)。」
ミック 「あれ~、結構混んでるなぁ...。並んでるよ。」
私 「結構人気あるんだねぇ。違うところにしよっか(ほっ...)。」
ミック 「じゃぁ、『つーるーやぁ』に行こう。」
私 「え?何て言ったの?スペルしてみてよ。」
ミック 「T-S-U-R-U-Y-A」
私 「ああ、『つるや』ね。」
ミック 「え?どうやって発音するの?」
私 「『つ・る・や』」
ミック 「『トゥ・ロゥー・ヤ』?」
私 「俺、知ってるよ。アメリカ人って『つ』をうまく発音できないんだよね。」
とかなんとか会話をしながら『ツルヤ』に向かいました。
私 「あれぇ~、ここ、ジャパニーズじゃないねぇ(汗)。」
ミック 「うん、コリアン(韓国)。」
私 「あっそ、おいしいのかなぁ...。」
ミック 「この辺じゃトップクラス。値段もチョー安いしね。ここにしよ♪」
言われるがままにレストランの中に入っていきました。
「いらっしゃいませ~。」
韓国人と思しき寿司シェフたちがわれわれに「不自然な」日本語で挨拶をします。
ミックたちは、何度か利用しているようで、「Hi How You! (ハ~イ、ハゥァ~ユゥ~)」を連発しています。
ミック 「ヘイ、Masa。どうして、日本人の女性店員は、『Hi How You! (ハ~イハゥァ~ユゥ~)』って言うの?必ず、言い方も全く同じ。どうして?」
私 「(そんなんわかるわけないじゃん)そう?発音、変かなぁ?」
ミック 「特別変じゃないけど、みんな同じように発音するから。」
確かに言われてみれば、どこの日本食レストランに行っても、女性の店員は必ず、「Hi How You! (ハ~イハゥァ~ユゥ~↑)」と独特な発音で挨拶をします。ささいなことですが、なかなか良いところを突いていると思いました。
ミック 「Masa、飲み物は何にする?俺はやっぱり、キィ・リィ・ン!あ、それと、ニ・ゴ・リ・ザ・ケ!」
私 「にごり酒...よく知ってるよね。白いやつでしょ?」
ミック 「そ、これ最高!」
3人でお酒がガンガン進みます。ミックの鼻の頭が赤くなってます。
ミック 「じゃ、ガンガン食べようよ。俺は、ウニとマグロとサーモンね。」
3人でガンガン頼んでガンガン食べました。
奥さん 「ねぇ、Masa。『ド・ン・ブ・リ』って知ってる?」
私 「うん、~丼ってやつね。親子丼とか、牛丼とかバラエティがあるやつね。」
奥さん 「あれ、見てると日本的できれいだと思うんだけど。うちのお寿司屋さんでランチ時に出そうと思うんだけど、どう思う?」
私 「うん、良いアイデアだと思うな。サンディエゴにはあまり凝った丼モノを出してるとこないから。」
奥さん 「うちに日本語の丼モノの本があるから、あとで少し説明してくれない?」
私 「オーケー。任しといて。」
実は彼ら、数ヵ月後に「お寿司屋さん」を始める予定なのですが、サンディエゴにあるいろいろな日本食レストランに行って、リサーチをしているんです。奥さんの研究熱心さには頭が下がります。
もちろん彼らがお寿司を握るのではなくて、日本人の寿司職人を雇うんですけどね。彼らはもっぱら万人に受けそうなメニューを考える方。
お金を持っている人は、やはりそれなりの努力をしていると言うのがよくわかります。お金を有効に使って、さらにそのお金を増やしていく、と言うことですね。
たくさん飲んで、食べて、しかも調査して、非常に楽しいひと時でした。
帰り際に、奥さんがメモ帳にたくさんのメモを残していたのを見ました...。
大学説明会
4月の初めの話になりますが、息子の第一希望の大学(すでにacceptをしましたが)で行われた説明会の話を少し...。
UC系の大学で、サンディエゴからフリーウェーを飛ばすこと約2時間。静かな丘の上に大学があります。
カリフォルニアにすでに10年もいるのですが、恥ずかしながら、この大学へは今までに1度しか行ったことがありません。それも、日本から来たジーちゃん、バーちゃんを連れての観光。何年前だったか...。確か売店で文房具とか服とか買った覚えがあります。
ま、観光にも打ってつけの場所でしょう。静かですし、建物は昔ながらの(?)レンガ造りですし。
で、当日はエンジニアリングに合格した人たちのみが招待されたのですが、それにしても、かなりの数の大学生「予備軍」。それに加えて親、あるいは、両親、果ては、ジーちゃん、バーちゃんに兄弟まで参加。「何しにきとんじゃ、この人たちは」と思うほど。フリーランチ目当てか...。
まずは、大ホールに招待されて、学科の長たちが、それぞれの学科の特色を説明します。この時点では、まだ、大学生予備軍はこの大学に入学すると決めているわけではないんですね。だから、教授陣、とにかく、この大学のすばらしさを説くわけです。勉強するにも、遊ぶにも、どこかに旅行するにも、最高のロケーションであることとか、多くの有名人を輩出していることとか、スポーツでも全米屈指の選手がたくさんいるとか、隣のプライベート大学(ライバルの私立大学)よりもはるかに良い環境だとか。
「息子なんかより、俺が来たくなった」
と思ってしまうほど、すばらしい設備、教授陣、環境。
「お前と入れ替わりたい...」
で、大ホールでの説明会が終わった後は、それぞれの学科に移動します。うちの息子は、Electrical Engineering。建物は、この大学の南側に集まっているとか。
そのうちの1つの建物に入ったのですが、何か、昔の教会に入ったようなイメージ。天井には彫り物(?)や絵(?)が書かれていますし、机はかなり古くところどころに落書きがちらほら。エアコンはなく、窓からの風が心地よい...。
そこで、Electrical Engineeringの説明。ここでも、この大学のこの学科のすばらしさが説かれます。シニアの学生がプロジェクトの成果を持ち込み、デモ。こんなこともできるんだぜ...って感じ。
その後、お待ちかねの「ドーム(寮)」の見学。案内は、同じエンジニアリングで、寮に住んでいる女の子。寮はキャンパスの北に位置し、たくさんのビルから成っています。いくつくらいあるんだろうか...。
寮は3人部屋、2人部屋、1人部屋があるようで、入寮申請時に、アンケート形式で質問される項目に必要事項を記入して提出すると、それをもとに振り分けられるようです。
ちなみに、寮費ですが、週11食付き(だったか)で、年間1万3千ドル程度。部屋の中に冷蔵庫と電子レンジを設置したい場合は、1部屋年間200ドル。これを部屋の住人でシェアします。冷蔵庫や電子レンジは、安全基準があるようで、勝手に持ち込めなくなっています。
それにしても狭い!3人部屋を見学したのですが、机が3つ、2段ベッドが2つ(そのうちの1つは上のみ)、タンスが2つ、たたみ半畳分程度のクローゼットが2つ、ベッドの下に引き出しが2つ。その部屋にはシャワールームが付いていました。他には、数部屋の人間で共同で使うシャワールームもあるそうです。
その女の子によれば、「寮は寝るためだけだから狭くても困らない」とか。「エンジニアリングの学生は夜中まで図書館とかで勉強しているから...」...(ちらっと息子の顔色を伺う...)。
この大学の場合、寮で3年間生活することができます。他のUC系の大学の寮は2年間とか。
「大学に戻りたい...」
「おい、入れ替わらないか?」
「あ~ぁ、こんな環境で勉強したいよなぁ~」
と何度も息子に言いながら帰路に着きました。
Actually…
かなり前から、私の家族から指摘されていることがあります。
「パパは、アメリカ人と話をしているときに、やたら”actually“と言う」と。
英和辞典を調べてみると...
actually = 実際は[に・のところは]、本当は[に・のところは]、実は、実のところ、実質的には、現に
など、いろいろな意味に使えるようですね。
たとえば、何か話題を提供するときに、日本でも、
「いやぁ~、『実は』昨日、夜、盛り上がっちゃって、午前様になってさぁ。」
「『実は』、今、息子がどこの大学に行くか迷ってて...。」
このようなときには、
Actually…
が使えるんですね。
あるいは、文中で、
「今年度の売り上げは、現時点では、昨年度の1.5倍に達していますが、『実際のところは』、間接費が予想を大幅に上回り...」
なんて使われるので、ここでも…actually…を使うことができます。
私の”actually”癖は、周りの人間から移ってきたものなんですよ...実は...。
どうしてなのかよくわかりませんが、技術屋にはやたら「actually」を使う人が多いようで。
一つのセンテンスに3つくらい入れる人もいるんですよ。
“…actually… …actually… …actually…”
“So what?”
今まであまり気にしたことがなかったのですが、家族に指摘されて初めて、自分も多用していることがわかりました。
でも、本当に便利な言葉です。
大して目立たない言葉ですが、使いこなせばあなたの英会話力もワンステップアップするかも(笑)。
大学へのサンキューレター
うちの息子もつい先日、カリフォルニアの大学のオファー(offer)をアクセプト(accept)しました。
息子と2人でウェブを通して手続きを行ったのですが、「へぇ~、こんなに簡単にできるんだ」と思うほど簡単。
息子の情報、われわれ両親の情報を入れて、「手付金」100ドルをカードで支払って終わり。われわれの場合、Permanent Residentですが、US citizenではないので、息子本人とわれわれ2人のグリーンカードのコピーを送る必要があります。それが大学側に受理された時点で、始めてacceptanceが完了します。
さて、他に合格した大学は...
ほうっておけば良いと言うわけではありません。
何かしきたりのようなものらしいのですが、合格しても行かない大学へは「Thank You Letter」なるものを送る必要があるとのこと。
ハイスクールによってはテンプレートのようなものがあるそうです。
内容は...
「合格ありがとうございます。諸事情により、他の大学に行くことに決めました。」
のようなものらしいです。これをしないと、ハイスクールの評判が悪くなるとか...よく知りませんが。
つい先日、息子が合格した私立大学のディレクターから息子に、「うちに来るのか」と言う電話が直接ありました。
息子は正直に、「お金に余裕がないので、違う大学に行くことにした」と言ったそうな(汗)。ま、事実ですから仕方がありません(笑)。
その日の夜、そのディレクター宛てに、メールで、「電話ありがとうございます。いろいろと検討した結果、違う大学に行くことに決めました。そちらの大学は全米でもトップレベルの教育を受けることができると信じていますので、今後、機会があればぜひそちらでクラスを受けたいと考えています。いろいろとありがとうございました。」みたいなことを書いて送っておきました。
さて、これから資金繰りを考えなければなりません。州立大学で、私立大学の5万5千ドルの半額以下とは言え、生活費込みで年間2万5千ドルが必要です。今のところはまだ1人分ですが、2年後には2人分必要になります。
おとーさんは、いつも馬車馬のように働かなければなりません。
がんばろ...っと。