このブログに来てくださる方たちの中には、ビジネスパースンとして会社で働いている人や、自分で会社を動かしている人もいらっしゃると思います。
スカイプって使ってますか?ヤフーメッセンジャーは?
アメリカ企業に就職して、アメリカに移住、そして生活。アメリカ生活情報一挙公開!質問にお答えします!頑張れ日本人!
このブログに来てくださる方たちの中には、ビジネスパースンとして会社で働いている人や、自分で会社を動かしている人もいらっしゃると思います。
スカイプって使ってますか?ヤフーメッセンジャーは?
先週の金曜日の夜、80′ Big Hair Rock Starz Reunionなるロックバンドコンサートに行ってきました。友人のミック・ムーアに誘われたんですね、
「マサもロックしない?」
って。
久しぶりのコンサート。断る理由もありませんし、しかもミックの演奏を初めて見ることができるので、
いきなりわけのわからないタイトルで始めてみました(笑)。
人って、必ず誰かとつながっていますよね。血のつながりだけではなくて、学校でのつながり、会社でのつながり、地域でのつながり、いろいろなつながり、コネクションがあります。
逆に言うと他とつながっていない人は絶対にいないってことですね。
よく、「天涯孤独で云々かんぬん」と言いますが、この世にそのような状況は存在しません。
最近良く思うのですが、つながっている人たちを改めて眺めていると面白いと。
たとえば、私の会社でのつながり。
そこにはいろいろな人種がいます。アメリカ、中国、台湾、香港、韓国、インド、カナダ、フランス、ドイツ、イラン、イスラエルなどなど。珍しいところだと、ブラジル、パキスタンなんてのもいます。
そう言う人たちと会社生活をともにしています。日ごろ、そう言う人たちと、ただ、漫然と会議をしたり、雑談したり、食事したりしいると、特にどうってことないのですが、たまに思うことがあるんですね。
「こいつら、子供のころどこで暮らしてたのかなぁ」
とか、
「親にどのように育てられたのかなぁ」
なんて。どんなときにそう思うのかと言えば...
たとえば、食事をしているとき。
こんなことを観察するのは私くらいなものかもしれません。ま、意識して観察しているわけではないのですが、なんとなくそう感じると言うか。
で、どう言うことかと言うと、
ある人たちは、食事の際、口にものが入っているにもかかわらずべちゃくちゃ話をする。ある人たちは、食べているときには人の話を聞いていて、口にものがなくなったらいきなり話し始める。かと思えば、ただ黙々と食べ続け、人の話に対しては、「うん、うん」とうなずいているだけとか。
もちろん、その人の性格にもよるでしょうね。でも、たまに感じるのですが、そう言うのって国民性が出ていると言うか。国によってなんとなく違うんですよね。人口が多くて、人と人との間に埋もれてしまうような状況の中で育ってきた人たちはどちらかと言うと「はい、はい、俺、ここにいます!」みたいに自己主張型が多いとか。子供のころから大家族の中で育った人たちは、「ふーん、で、どうなったの?」のように聞き上手だとか。
雑談していても、やたら自己主張する人っていますよね。すっごくアグレッシブで、「俺の言うことがすべてだ!」みたいな人。そう言うのもお国柄が出ているような気がします。
食事後の歯磨きの仕方とかね。見てるとおもしろいですよ、ほんと。がーっと洗面所に入ってきたかと思うと、「クチュクチュ、ッペ」と2回ほどやっただけで、出て行ってしまう人もいるかと思うと、ゴシゴシとひたすら歯ブラシで歯を磨く人がいたり。
どこの国の人たちが、どう、と言う話はここではしませんが、国民性がはっきりと見えることがよくあります。
アメリカにきてすでに14年ですが、今でもそんなどうでも良いようなことを新鮮に感じ、そこから気付きを得たりすることがよくあります。
話が発散しそうですが...
人から何かを学ぶ、気付きを得ると言うのは、人から教えてもらって学ぶ、気付くと言うことだけではなく、その人たちの行動、しぐさ、言葉の使い方とか、どうってことないところからもたくさん学ぶものがありますね。良いこともあれば、悪いこともありますが、それをどう学ぶかはすべて自分次第です。自分にとって良いのか悪いのかを判断するには、自分自身を十分に知っている必要があります。つまり、「判断基準」があいまいだと、良いことも悪いことになり、悪いことも良いことになてしまう可能性があるからです。さらに、最悪、悪いこともすべて良いこととして学んでしまい、それに自分自身が気がついていないと言うことも起こりえるでしょう。
では、どうすれば良いでしょう...。
つながり、コネクションから学ぶことは非常に良いことだと思います。なので、どんどん学べば良いんです。それを多少間違って受け入れても良いんです。ただ、重要なのは、それらの学び、気付きを自分自身にきっちり合うように、必ず微調整の作業が必要になると言うことです。
そのためにはどうする?
多分いろいろな方法があると思うのですが、もっとも良いのは、「良いメンター」を持つことではないかと感じています。自分に合った「良いメンター」を見つけることはそれほ簡単ではないかもしれません。
でも、メンターも自分の「コネクション」から見つかるはずです。
話が発散してしまったようだな、こりゃ...。
今日、約1ヶ月ぶりに私の師匠のドン・ボイヤーに会ってきました。
いつものように彼が経営するスパに行くと、奥さんのメリンダにオフィスに案内されました。いつもなら、彼が出迎えてくれるのに、今日は、「ハイ、マサ!ドンはオフィスにいるから。そう、そこ。」と。
オフィスに入ると、
「おー、マサ、良く来てくれたね。まぁ、座って座って。」
ドンの顔色は、1月前に病院を訪ねたときのようなどす黒い色ではなく、血色が良いのか若干赤みがかって見えました。
「顔色が良いですね。良くなって良かったですよ、ほんと。」
「いや、一時はどうなることかと思ったよ。正直、怖かった。」
「私も正直どうなってしまうんだろうと思ってましたよ。考えたくもないようなことが浮かんできたり。」
「死ぬってこと?」
「『死ぬ』なんてことば、使いたくないんですけどね。一瞬ですけど、私の心の中に現れましたね。『ドンが死んだらどうなっちゃうんだろう』って。」
「自分は『死ぬ』ことはまったく考えてなかったよ。確かに怖かったけどね。それよりも、手術が終わった後、入院しているときに、いつも、『退院したら、これをして、あれをやって...』なんてことばかり考えてたよ。」
「なるほど。元気なときをイメージするわけですね。」
「そう、何をするにも『イマジネーション』が大切なんだ。それも、事前にね。今起こっているときにそれをイメージしても遅いんだ。起こる前に、いろいろなことを予測してイメージする。わかる?」
「ええ」
「そのポジティブな考え方が、自分の心と体に働いて、普通ならもっと時間がかかるところが、ドクターも驚くほどの回復力につながってるのかもしれないね。50過ぎのおじさんなのにな(笑)。」
「間近にいるあなたが証明してくれましたよ、信じれば死ぬような病気でも治ってしまうってこと。」
「マサ、面白い話、しようか。世の中のすべてのものって、誰かの『イマジネーション』からできているってこと。」
「ああ、何をおっしゃりたいのかわかるような気がします。」
「(消しゴムを手に取り)これだって、誰かがイメージして出来上がったものだ。ウィンドウズだって、ビルゲイツのイマジネーションだし、Macだってスティーブジョブズのイマジネーションの生成物だ。」
「つまり、ああしたい、こうなりたいとイマジネーションを働かせることによって、なりたい人間になったり、欲しいものを手に入れたりするってことですね。」
「そう、それも強烈にイメージすることが大切なんだ。たとえば彼女に手料理を振舞う。最高に美味しい料理だ。においまでイメージできるはずだ。で、それをうれしそうに食べる彼女の顔、会話、すべてをイメージする。そして...料理にとりかかる。」
「スポーツ選手なんかはよくイメージトレーニングしますね。自分がゴールのテープを切る姿を、レース前に思い浮かべるとか。」
「そう、それとまったく同じ。ビジネスに対してもイマジネーションは大切だ。ドナルドトランプは借金地獄の中でも、借金の返済についてではなく、常に投資のことを考えていたそうだよ。」
お決まりのレストランでパンケーキのブランチをしながら、話は続きます。