In dating?
アメ10読者の皆さんこんにちは、KAZです。
デーティングサイトを使えば簡単に彼女が見つかるという甘い妄想は捨て、地道に彼女捜しをすることにしました。
かといって、ナンパとかするわけではありません。
ボランティアやパーティー、サークルなどに積極的に参加し、職場以外での友達作りをすることに努めることにしました。
あるインターナショナルパーティーに参加したときのこと。
ドレスコードは「母国の伝統的衣装」でした。
まだ肌寒い4月の夜にもかかわらず、ボクは日本から持ってきていた「浴衣」を着て、パーティーに参加しました。
これがわりとウケが良く、みんな興味津々です。
下駄を見て、「それって歩きにくくないの?」
帯締めを見て、「男の着物には背中にピロウがついてないのね。」
で、何人かと仲良くなり、その後も長く付き合うようになりましたが、恋人に発展するまでには至りませんでした。
また、ESLクラスにも参加しました。
(女の子と出会いたいが為じゃありません、念のため!!)
そこで出会ったXちゃんというチャイニーズの女の子がいたのですが、どうも彼女がボクに気があるようなのです。(周りの情報による。)
そのこは結構可愛い子だったのですが、年齢が14歳も離れていたので、ボクはなにも行動を起こしませんでした。
ところが、一年もたった頃、XちゃんからFacebookを介してメッセージが来ました。
いろいろ話をして、「今度うちでラーメンパーティーやるから来ない?」と誘ってみました。
他に、インターナショナルパーティーで出会った友達を交えて、みんなにラーメンを振るまいました。
次の日の夜、Xちゃんからメッセージがきて、
「こんど、Chinese New Year Partyでバイオリンを弾くから見に来て。」
というので、お、もしかして、本当にボクに気があるんじゃ!?
と、単純なボクはChinese New Year Partyにいったのでした。
そして単純なボクは、普段見せることないきれいなドレスを着てバイオリンを奏でるXちゃんに恋をしてしまったのでした。
コンサート後、ディナーがあったのですが、どうせXちゃんも着替えたり友達と喋ったりでボクを相手する暇がないだろうと思い、ディナーには参加せず、おうちに帰りました。
それに、次の日は映画館に行ってディナーをする約束をしていたので、どうせ次の日また会うしいっか、と思ってXちゃんに会わずに帰ったのでした。
しかしこの、日本人的気遣いが逆にアダとなったのです。
するとしばらくして、Xちゃんから電話が。
「今どこにいるの!!」
「演奏の感想聞きたかったのに!!」
わりと怒られました。
だから、次の日は結構お高いレストランに連れて行き、
「きのうの演奏チョー良かったよー」とか、
「ドレスもすごくステキだった!!」とか褒めまくったら、機嫌が直ったようでした。
ところが!!
なぜか次の日からメッセージが全く来なくなったのです。
デートに誘っても、「そんな気分じゃない。」
その一方で、ボクのFacebookのポストにコメントしてきたりはします。
その事を、友達のJちゃんに相談していたのですが、彼女がゆうには、
「Xはunmaturedなのよ。KAZをオモチャのように遊んでいるのよ。」
いや、そんなことはないはずだ!! と抵抗したのですが、女性のことは女性が一番よく知っているわけで、その言葉を聞いた後にXの言動を観察していると、やはりからかわれている気になってきました。なので、Xちゃんのことはスッパリ諦めることにしました。
と同時に、14歳も年下に弄ばれた自分が情けなくなりました。
で、ある日、友達から「たぶんJはKAZに気があると思うよ。いつもKAZの事話してるもん。」といわれたのですが、そんなそぶりは見せないしまさかとは思いましたが、いちおう本人に聞いてみました。
「Jの恋愛対象って何歳まで?」
「うーん、30までかな。それ以上になると共通の話題がなくなるでしょ。たぶん話が合わない。」
完全にオーバーしています。
やっぱ気のせいじゃんと思い、その後も友達としてHang outしてたのですが、やたらとJからのボディタッチが増えてきた気がしました。
楽天的なボクは、「これは年齢オーバっていっても、もしかしたらもしかするんじゃないか!?」と思い、どうやって進展させようかとストラテジーを考えていた矢先、Jが男友達を連れてきました。
そして、Jの一言でボクは大ダメージを受けました。
「実は彼とはin datingなの。」
え・・・?
実はボクはその時、「in dating」の意味をちゃんと理解していなくて、完全に二人はつきあってると思っていたのですが、どうやら、in datingとは「友達以上恋人未満」の関係のようです。
ボクはもうそれでパニクってしまい、泣きそうになりながらまた別の友達に相談したところ、
「あーそれってアメリカじゃ普通の事よ。わたしもこないだ初めてJから聞いたけど、exclusiveではないっていってたよ。」
すなわち、友達以上恋人未満の相手はいるけど、他にいい男がいればそっちに行く状態らしいです。
今回ボクが初めて学んだこと、
アメリカで女の子と付き合いたかったらまず、「in dating」の状態まで持って行き、さらにそこで選別を受け、最終的に「in relationship」の状態になって初めて「つきあっている」といえるのです。まるで日本の就職活動のようです。
あぁ、競争社会。
いやー、Kazさんのチャレンジ精神には、頭が下がります。私が若かった頃、日本では、アッシー君やメッシー君と言った表現が流行りました。Xちゃんには、メッシー君と思われていたようですね。Jさんにとっては、キープ君でしょう。キープ君は、美味しいポジションです。Jさんと今の彼の関係が危なくなった時に、頼られるのがキープ君。私の悪友達に、キープ君から格上げされ、結婚に至った奴が大勢います。いい立ち位置だと思いますよ。
アメリカの女性はこの様な回りくどい事をせず、一途人が多いようですが、付き合い始めるとチョット面倒なのが普通。Jさん、良さそうですね。国際恋愛は、年齢差に関係なく共通の話題に困ります。私らも結婚前に話題がよく無くなりました。ドリフターズやひょうきん族の話題で盛り上がる事も出来ませんから。長く気まずい沈黙の後に、彼女が苦し紛れに、「スペースシャトルチャレンジャーが、上昇中に爆発した時、何してた?」とふった時に、「寝てた。」と応えた時の彼女の絶望的なため息を今も思い出します。負けずにチャレンジ続けて下さい。
↑の直さんと言い、またしてもドクターKazの体当たり恋愛の記事、面白かったです。お二人とも、男性視点なので、珍しいんですよね。
日本人女性+外国人男性っていうカップルはたくさんいて、私も記事を一つ書いてるのですが(http://takeiteasyinamerica.com/?p=9735)、お二人のケースはレアです。
直さん、奥さんとの国際恋愛など、ここで記事にしません?笑 (興味があったらメールください・・・)
そんなリクルートはおいといて。
男性は男性なりの大変さがあるんですねぇ・・・。確かに若い女の子は、駆け引きしたりするのが好きだそうです。
もうちょっと成熟してくると、日本人でも外国人でもストレートに表現する女性がほとんどだと思いますよ。そういうことする時間がもったいないので。笑
それにしてもドクターの浴衣姿、素敵♪
これならモテます。勝負服は浴衣にしてください。冬でも。
私の戯言でも聞きたいという方がいる様でしたら、たまに投稿してもいいですよ。どうすればいいのか教えて下さい。
ボクも直さんのストーリー詳しく聞いてみたいです!!
初めまして。仕事中に私の大学時代を全部過ごしたカンザスシティーが懐かしくなって検索したら、Kazさんのブログにたどり着きました。
KU Medの学生さんとは、優秀ですね!私はその近くにあるベトナムカフェの裏側のアパートに一年弱?くらい住んでいました。ミズーリもカンザスも何もないですよね。笑 日本人男性は割と日本人女性とカップルになる率が高い気がします。なので日本人女性とお知り合いになる機会があったら仲良くなると彼女作りやすいかもしれません。やっぱり海外に同じ国の人がいるととても嬉しいし、親密になりやすいですよ。
また面白いブログを書いてくださるの楽しみにしてます!(*^^)v