昨日、メモリアルデーで祭日だったのですが、久しぶりにCarlsbad (カールズバッド) のアウトレットに行きました。
目的は、私の作業着...と言うか、会社へ着ていくためのシャツ類を買うこと。
オープンは10時のはずだったのですが、10時半過ぎには、すでに駐車場は車の山。駐車スペース探しの車で、どこもかしこも車だらけ。駐車場に入りたい車が道路に列を作っています。
「すっげー車だなぁこりゃ」
と思いながら、数個ある駐車場への入り口のうちの、一番遠い入り口からこそっと駐車場へ入りました。いつもなら、余裕で停めることができるのに、昨日は少し苦労しました。
かみさんに、
私 「なんじゃこの騒ぎは。オープンの時間、1時間早まってるんじゃないの。」
かみさん 「かもしれないね。それにしても異常な混み具合。」
とにかく、この混みは、最近見たことがありません。
行きかう人たちは、両手に数個、紙袋をさげています。
私 「みんな、景気よさそーだな。」
かみさんの話によれば、人が入りすぎて処理が出来ず、入場制限をする店もあったとか。
私 「先週って、株価が上がって、購買意欲をそそるほどの良いことってあったっけ?」
考えてみても、GMが息も絶え絶え、ほぼ倒産状態だし、先週木曜日はダウジョーンズが100ドル以上下げているし...、思い当たるふしがありません。
不思議...。
でも、消費者の購買意欲が上向くと言うのは、景気どん底の中では喜ばしいこと。ウォールストリートの投資家たちもプラス思考になっていけいけドンドンで行って欲しいものですな。
さて...と、私の方は、景気がどうであろうが個人的にガンガン進むことにします。
メモリアルデー – 景気回復か?
ミリオネアー・マインドセット – 時間とお金の話
先日、2週間ぶりに例のメンターに会ってきました。
ここでお話した人です。
Inspired and motivated(ビジネスの匂い...その2)
実は、彼とは、メールや電話ベースでジョイントビジネスの話をしていて、先日は、その最終調整のために会いました。
相変わらず、彼の私へのプッシュはすごい。
彼:「ヘイ、Masa。時間をロスしていると言うことは、そこでお金を無駄に使ってるってことなんだぞ。その時間にどれだけのことができてたか考えてみると分かるはずだよ。」
私:「・・・」
彼:「前も言ったけど、お金持ちは、自分の時間を節約するためにお金を払ってる。自分の部屋の掃除のための時間を有効に使うためにお手伝いさんを雇う、安売り店を探すために新聞広告を隅から隅までチェックする時間があったら、多少高いものを買ってでも、その時間を節約する。これが基本だ。」
私:「ここ数週間、本業が忙しかったりしたからねぇ...」
彼:「Masaの人生は、Masaのもの。俺にどうのこうの言う筋合いはないけど...。でも、Masaは俺のビジネスパートナーだから、俺のすべてを伝授して、ファイナンシャルフリーダムを築き上げて、俺といっしょにビジネスを楽しんでもらいたいんだ。」
私:「(お・・・、すっげープレッシャー)」
彼:「だから、俺はMasaをプッシュし続けてる。」
私:「そうなんだよな...。誰でもそうだと思うんだけど、俺、常に『一発でかいことやるぞー』って気持ちはあるんだけど、気が付いてみると、いつのまにか、ふつーに戻ってるんだよね。だから、メンターみたいな人がそばにいて、常にプレッシャーをかけてくれる方が良いと思う。」
彼:「お前が休まないように、後ろからプッシュしてやるよ(笑)。」
私:「休む時間、くれないんだ(笑)。」
彼:「お金を無駄に使いたくないんだろ?」
私:「まーね。最近、あんたの言うことがだんだん理解できるようになってきたと思う。いかに自分が時間を無駄に使っているかってのを、毎日感じるようになったから。例えば、10時にミーティングがあるとするでしょ?3分でも過ぎると『あー、時間、もったいねぇ~』と感じてる。家でバックヤードの芝刈りなんかしてるときにも、『お金持ちは、ガーデナー(庭職人)に仕事をしてもらってる間、何か面白いこと考えてるんだなぁ』なんて、無意識のうちに考えるようになってきたよ。」
彼:「少しは洗脳されてきたかな(笑)?面白い話、しようか。俺のセミナーの受講生なんだけど、彼、すっごいお金持ちで、会社とかやってて、自家用ジェットなんかも持てんだけど、以前、ニューヨークにメディア関係の仕事に行ったときに、1日、空き時間が出来たそうで。で、彼どうしたと思う?1日、買い物に付き合ってくれる人、雇ったの。そう言うことを商売にしている人がいるらしくてね。で、いくら払ったと思う?5時間で、5000ドル。でも、彼、すごく良かったみたいで、服から装飾品から、すべて納得いくまでその人が面倒見てくれたって喜んでた。一人で、プラプラ、ニューヨークを歩いていても、充実してなかったって。」
私:「(買い物に付き合ってもらって、5000ドル?)彼もすごいけど、その『買い物付き合い人』もすごいね。そう言う商売って成り立つんだ。」
彼:「時間を無駄に使いたくない人がいるってことを良く知ってる人だってことでしょう。」
てな感じで、いろいろと話ました。
よく考えてみれば...、
私:「そう言えば、あんたも、俺のために時間を費やしてるんだよね。こうやって時間を使って、俺にあれこれ話す。『無駄』に終わるかもしれないのに...(笑)。あんたの時給、高そうだからなぁ。」
彼:「俺の時給?想像を絶するかもね(爆笑)。でも、無駄に使ってるとは思ってないね。Masaの成功は俺の成功にもつながってるんだから。Masaを成功させれば無駄にはならない。」
私:「おっと、またプレッシャー(笑)。」
彼:「いつもプッシュするかなら(笑)。」
と言うことで、今のところ気持ちの良いプレッシャーを感じています。
The meeting is finished finally. Whew…
丸々4日間、本社で行われたミーティングがようやく終わり、今はサンディエゴでのんびりしています。
毎日6時過ぎには家を出て、本社に向かう...たまにはこう言う生活も良いかもしれません。朝起きるのがつらいですけどね。
朝、会議室に着くと、コーヒーとちょっとした朝食...と言うか、マフィンやらデニッシュやらのパン類と、フルーツが用意されています。
昼は食券をもらって、フリーランチ!
3時ごろには、コーヒーにクッキーなどのスナック類が運ばれます。眠い目をこすりながら、コーヒーとクッキー。
ミーティングが終わると、お客さんと夕食。私の場合には、サンディエゴに帰る必要がありましたから、お先に失礼しましたが。
以前も、このブログに書きましたが、自分に関係する話題が議論されているときのみ、真剣にミーティングに参加します。それ以外は、よそ事。メールを読んだり打ったり。次のプレゼンの準備をしたり。あるいは、会議室を出て、電話をしたり。
疲れましたが、結構良い「息抜き」だったかもしれません(笑)。
アメリカで床屋さん
男性に質問です。
アメリカで床屋さんに行ったことありますか?
サンディエゴには何件か日本人経営の美容院があります。以前は、息子とよく利用していました。
個人的には、「医者」と「床屋さん」は日本語が通じる方が良いと思っています。
医者の話す英語はちんぷんかんぷんですからね。おたふく風邪とか、水疱瘡とかを英語で言われても、「?」
先日も、足を痛めて救急にかかった時に、「大たい骨と骨盤を強打して、内股が痛くて歩けない」と言えなくて困りました。「こことここを打って、ここが痛い!で、こんな感じで歩いてます。」みたいに、子供が話しているような感じだったんじゃないかな。
床屋さんも日本語が通じる方が良いですね。取り返しのつかないことになってしまうと、元に戻すまでに一月ほどかかりそうですから。
アメリカに来てからしばらくは、ずっと日本人経営の美容院に行っていました。髪の毛を切ってもらいながらちょっとした会話を楽しむって、日本では当たり前ですよね。
今から5年ほど前になりますが、うちのかみさんが、「あそこの美容院に上手い人がいる」と言う話をどこからか聞きつけてきました。話によれば、日本人も何人かそこに行っているらしく、うまく散髪してもらっているとのこと。料金もかなり安いらしい。
「怖いけど、行ってみるしかないか...」
息子と二人でその美容院を訪ねました。
彼、Bryan(ブライアン)と言うベトナム出身のアメリカ人。まだ、20代。結構無愛想...。
ブライアン 「どうやって切る?」
私 「うーん、結構短めに...えっと...」
ブライアン、写真を引っ張り出してきて、
ブライアン 「こん中だとどれが良い?」
私 「うーん、これくらいかなぁ...」
ブライアン 「OK」
...
正味15分。瞬く間に、出来上がり。
私 「あら~、もう出来ちゃった。すごいね。」
ブライアン 「・・・」
確か息子と二人で30分程度で終わりました。
で、料金は(その時は)12ドル。もちろん、シャンプーとブロー付き。
二人で30ドル。
その当時、日本人経営の美容院は、一人当たり32ドル。
その後、我々、男組は、床屋さんを変えることによって、30ドル以上も節約するようになったのです。
それ以降、ブライアンは、数件、店を変わったのですが、我々は、常に彼を追いかけて、彼に髪を切ってもらっています。今でも14ドル。チップ込みで17ドル。
5年も経つと彼の性格も変わります。今は結婚もして、赤ちゃんも出来て、穏やかになりました。実は今日も髪を切ってもらいにいきました。
ブライアン 「ヘイ、Masa!What’s up dude?」
私 「Not too bad, yourself?」
ブライアン 「see?」
と私に自慢げに携帯に貼ったウォールペーパーを見せます。
私 「Man! She is so cute!」
ブライアン 「You think so? I think so too…」
とディスプレーにキッスするブライアンでした。