今日から、子供たちの通うハイスクールでセカンドセメスター(2nd semester)が始まりました。
以前も書いたことがあるかもしれませんが、うちの学校区のハイスクールは、日本のように、1、2、3学期のように3期制ではなく、前期、後期の2期制になっています。
前期は、9月から12月、後期は1月から5月まで。
今日は、クラスが発表されるとのことで、いつもより早く6時半ごろ家を出て行きました。息子が車の運転ができるので、娘を乗せて出て行きました。親としてはかなり助かってます(笑)。
日本の高校のように先生が授業ごとにクラスを移動するのとは違って(100%そうではないようですが)、アメリカのハイスクールは、日本の大学のように生徒たちがクラスごとに部屋を移動します。日本の大学みたいですね。
ですから、(ほとんどの)先生たちは、自分の教室を持っています。化学、物理教室には、実験器具がありますし、数学は...何かあったかな。英語は...授業の内容をびっちりと書いた白板を見たことがあります。
昼食は、自分のクラスがありませんので教室で食べるわけではなくて、外の芝生の上で食べたり、ランチエリアで食べているようです。給食はもちろんなくて、売店があり、ハンバーガーやポテチなどを売っているようです。日替わりメニューもあるようですね。
授業時間ですが、日本に比べるとかなり細かいように見えます。たとえばこんな感じ。
Period Time
1 7:25-8:23
2 8:29-9:27
Nutrition Break 9:27-9:39
3 9:45-10:48
4 10:54-11:52
Lunch 11:52-12:22
5 12:28-1:26
6 1:32-2:30
6 1/2 (Optional Enrichment classes) 2:36-3:36
ご覧のとおり、各クラスとクラスの間に6分の時間があります。この6分で生徒たちはクラスを移動するわけですね。アメリカのハイスクールは結構広いですから、6分あっても結構きついようです。
Nutrition Breakってどう言う意味でしょうね。ま、単純に「休み時間」のことでしょうけど。
で、6時間目あるいは6.5時間目が終わると、クラブ活動(のようなもの)が始まります。クラブ活動に参加していない生徒たちはそのまま帰宅。人によっては、クラブ活動+プライベート活動をやっていたりもします。プライベート活動とは、個人的にあるジムで体操を習っていたり、サッカーやバスケットボール教室に行っていたり、あるいは、音楽のレッスンを受けていたり。
授業も含めて、私の高校時代よりも、いろいろとやっているように感じます。
こんな環境で勉強できていたら...と思うことがありますね。過去は取り戻せませんが(笑)。
セカンドセメスターの始まり
オバマ米国大統領就任式
何と言うか...
新しい時代の幕開けと言うか...
この瞬間を待ち望んでいたアメリカ人がどのくらいいるのか...
米国史上初のアフリカ系アメリカ人大統領の誕生です。
就任時の支持率は80%を超えているとか。
ここ、「アメリカ企業」でも、皆さん、今朝はPCの前に釘付け。
東海岸時間午後12時、西海岸時間午前9時に就任式が始まりました。隣のケビンはすでに、どこかのニュースサイトに接続してビデオを見始めていました。その隣のミルトン、そのまた隣のフレッドも、全員がPCで就任式の模様を伝えるビデオストリーミングに釘付け。
それほど影響力が大きいと言うことなんですね。米国民全てがオバマさんに絶大なる期待を寄せていると言うことです。
誰が見ても今のアメリカ、いや全世界は前途多難。その火種はもちろんアメリカ、前大統領のブッシュさんによってまかれました。
尻拭いではありませんが、オバマさん、ここが腕の見せ所。全世界の期待を背負って、どう政策を進めていくのか非常に興味があります。支持率を今まで以上に上げることができるのか、期待はずれで、支持率が急降下するのか、様子を見ていきたいと思います。
個人的には、このような「クール」な人が大好きです。どこから見てもすごく格好良いです。
オバマを応援します。
以下、オバマ大統領就任式のビデオです。もしかしたら、リンク切れになる可能性はありますが、載っけておきます。
パートI
パートII
そして朝日新聞から
REMARKS OF PRESIDENT BARACK OBAMA
また一つ消えた...
先週、金曜日、アメリカ第2位の家電量販店のCircuitCityが倒産しました。全米に560店舗、カナダに65店舗を持つかなり大きな電気屋さんです。
去年の11月に、「皮肉なもんだなぁ... 「倒産しました!」セール」と言う記事を書きましたが、サンディエゴにはそれに続く大きな倒産になりました。
また同じような話になりますが、この電気屋さん、普段から「何かおかしい」と思うような営業体制でした。
まず、店に入ると、やたら店員が多い。接客に忙しければ良いのですが、何もすることがなく、プラプラして、他の店員と談笑していました。かと思えば、他に暇な人間がたくさんいると言うのに、レジが1つしか開かず、買い物客の長蛇の列。
何か質問しても、品物もどこにあるかわからず、店内を右往左往。挙句の果てには、「オンラインで手に入るから」...。あごが落ちます。
この状況、「何か間違っている」と思っていました。
案の定、倒産のニュース。
記事によれば、一昨年の春、アホのCEOが経費節約のために、経験のある営業を3000人ほど切り捨て、賃金の安い未経験者と置き換えたとのこと。これで、かなりの経費が節約できたため、このアホCEO,数百万ドルのボーナスを手にしたとか。今はすでに首になっているようですが。
去年の11月中旬に破産法を申請。それから特に大きな動きがなかったので、持ち直したかと思っていたのですが。
私は行かなかったのですが、この週末には、「倒産しました!セール」を大々的に行ったそうで。市価の30%程度で商品が買えたそうです。
まぁ、今回の場合は、倒産すべくして倒産したと言う感じです。
社内コミュニケーション with eMail
会社勤めをされている方、かなりいらっしゃると思いますが、日ごろ、会社でどのようにコミュニケーションを取っていらっしゃるでしょうか?
うちの会社はメール文化がベースにあって、何をするにしてもメールでやり取りされます。ま、国内、国外に拠点がありますので、メールでのやり取りがふつーと言うこともうなずけますけどね。
「メールによるコミュニケーションは控えましょう」
なんて話が出るほど毎日大量のメールがやり取りされます。
隣のオフィスにいる人間からもメールが来ます。10歩ほど歩けば話ができるのに...。
1日休みを取ると、休み明けが大変。何十通ものメールを処理しなければならず、そのためにかなりの時間が必要になります。
役付きになればなるほど、メールの量が多くなります。マネージャに送られるメールの量も多いのですが、ccに名前が入ることもかなり多くなります。ときには、全く関係のないメールのやり取りにも巻き込まれることになることがあります。
「この会話から私を抜いてくれませんか?」
とお願いすることもしばしば。
たとえば私とあなたが今メールでやりとりしているとします。
From:私
To:あなた
何通かやり取りした後に、あなたが自分のボスにこの議論に入ってもらいたいとしますよね。そのときには、
From: あなた
To: 私、あなたのボス
RE: xxxxx
_______________________
Adding あなたのボス
アメリカで携帯
さて...
英会話の話は少し置いておいて...
少し携帯の話でもしましょうか。
アメリカの携帯電話ははっきり言ってチョーダサいです。
日本のようなワンセグ機能があるわけでもなく、カメラの画素数が大きいのでもなく、絵文字が書けるわけでもなく...
「使えれば良し!」
の世界です。
一世を風靡しているあの「ブラックベリー」スマートフォンも、日本のスマートフォントと比べるとまだまだダサいです。
なぜダサくても売れるのか。それは、
・安い
・使いやすい
・壊れにくい
を基準に選ばれているからだと思います。だから、ノキアやモトローラ製の電話がよく売れたんでしょうね。
でも、モトローラーのRazrフォンが出始めてから徐々に状況が変わりつつあります。最近、SamsungやLGなどの韓国勢の携帯がアメリカに入り始めて、変化にスピードが付き始めています。でも、まだまだ、日本や韓国に比べるとデザインや機能的には1年くらいは遅れているかもしれません。
若者向けを中心に、デザイン性を重視した携帯が出るようになってきているようですね。あとは、テキストメッセージをガシガシ打てる携帯とか。いろいろな色をラインナップにそろえている携帯も出始めています。
アメリカのキャリア(通信事業者)は大雑把に分けると、
・AT&T
・T-Mobile
・Sprint
・Verizon
の4社。他にもサンディエゴにあるCricket Wirelessのような小さな事業者もいくつかありますが、この4社がユーザーの大半を占めています。
AT&TとT-Mobileの携帯はGSM、WCDMA方式で、契約内容によっては、ヨーロッパやアジア、他の地域で使うことができます。SprintとVerizonは日本のauと同様にCDMA2000方式を使っていますが、使っている周波数帯が違いますので、日本で使うことはできません。
全米カバー率から見ると、AT&TとVerizonが他の2社を大きく引き離しています。契約者数もこの2社が他の2社よりもはるかに大きいでしょうね。
使用料は、各社とにかくいろいろな通話プラン、データプランがあるのでよくわかりません。言えることは、ファミリープランを契約すると若干安く使えると言うことくらいかな。販売店に行っても、このプランをすべて理解していてお客さんに説明できる店員はほとんどいないんじゃないかと思います(笑)。
どこで購入することができるか...普通は、大きなショッピングモールには、各社の販売店が入っていますし、モールの通路には必ず「キオスク」があって、各社の携帯を売ろうと、おにーちゃんたちが客引きをしています(引っかかりやすいので買う気がなければ近づかないように)。
あるいは、サンディエゴにある「サンテック」や、「Zion Market」の中にあるセルフォンショップのように、日本人向けや韓国人向けに各社の携帯電話を取り扱っている販売店もたくさんあります。
そのサンテックですが、何種類か日本のソフトバンク製の携帯電話が販売されています。Samsung製やHTC製で、世界各国で使用できるように、対応周波数帯が多い機種のようです。ただし、インターネット接続やSMSとか日本で使える機能がすべて使えると言うわけではありません。ソフトバンク製の携帯は裏技(?)を使ってT-Mobileで使えるようになっています。
携帯電話を購入する際に気をつけなければならないのは、こちらで働いていないような、留学生の方とか、旅行者の方は、契約の際にかなり高額な費用を請求されると言うことです。私も又聞きなので断言はできませんが、もともと旅行者や留学生の方は、アメリカでのクレジットポイントがありませんので、「信用」がないと見られて、その保険(のようなもの)として多額な費用を請求するようです。ですから、皆さん、かなり苦労されて携帯をゲットされているようです。
この世の中、携帯がないと生きていけませんよね。