「駅コンセントで携帯充電の女子大生摘発」 – アメリカでは?

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朝日新聞の記事にこう言うのがありました。



駅コンセントで携帯充電の女子大生摘発、被害「3銭」



————-(引用ここから)————–

携帯電話充電のために駅構内のコンセントから3銭分の電気を盗んだとして、神奈川県警相模原署が女子大生(20)を窃盗容疑で摘発した。

調べでは、8月19日未明、JR相模原駅構内でコンセントに充電器を差し込み電気0.015ワット時を盗んだ疑いがある。通行人が110番。女子大生は友人と待ち合わせをしていたという。

警察官に事情を聴かれ、「悪いことだと分かりました」と反省。厳重注意し、通常の書類送検もしない「微罪処分」として処理した。署幹部は「3銭分でも盗みは盗みです」。

————-(引用ここまで)————–



どう思います?



「3銭分でも盗みは盗みです」

確かに...。間違いではないですね。



通行人が110番。

どんな人が110番したのか、見てみたい。



自分の無知をさらけ出すようで恥ずかしいのですが、日本では「駅構内ではコンセントの無断使用を禁ずる」のような決まりがあるのでしょうか?ま、「盗み」とまでおっしゃるので、間違いなくそう言う決まりがあるんでしょうね。



でも...



このニュースを見て、気分が良くないのは私だけでしょうか?



何か...こう...うまく表現できませんが...「ばかやろぅ、細かいことで人を騒がせてんじゃねぇよ。もっと、やらなきゃならないこと、山とあるだろう?」



....................失礼しました。何か情けない...と言うか、そんな気持ちになります。



ま、朝日新聞の記者も「?」と感じたので、記事にしたとは思うのですが。



さて、アメリカでは、もしこう言うことを公共の場で行ったとしたらどうでしょう?



アメリカにいらっしゃったことのある方は、飛行場でよく見ますよね?ビジネスマン/ウーマンの方たちが待合ロビーで、パソコンをタカタカ叩いている光景を。よーく見ると、パソコンの電源、コンセントにつながってません?



空港のコンコースの隅にあぐらをかいて座って、パソコン使ってる人、よくいますよね?よーく見ると、パソコンから電源ケーブルが伸びていて、それが壁のコンセントにつながってませんか?



メモ帳片手に携帯電話で話している人、結構いますよね?よーく見ると、携帯電話から充電用のケーブルが垂れてませんか?で、それがコンセントに。



こんなの当たり前の光景なんですよ。使っている人も、当たり前だと思ってますし、周りの人たちもそれに何の疑問も感じていないんですよね。



アメリカでは、「空港、駅構内ではコンセントの無断使用を禁ずる」なんて法律はないんでしょう。あるのかもしれませんが、そんな細かいこと気にもしてないでしょうね。



もちろん、どちらが良くて、どちらが悪いとは言えませんが、何か変です...。

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アメリカ流履歴書 – スキルと成果(skill & achievement)

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さて、今回は、あなたがいかに採用者にとってなくてはならない存在なのかをより具体的に示す方法についてお話しましょうか。



前回ご説明したように、レジュメのサマリーの中で、自分自身をかなり「自慢」しましたよね。 この「スキルと成果」のセクションの中では、さらに「自慢」する必要があります。でも、単に自慢すれば良いと言うわけではなくて、そこには「こつ」のようなものがあります。



このセクションでは、あなたが、目指すポジションに適任であることを証明します。 何と言うか...長期間に渡って採用活動を続けてきた採用者に対して、それ以上求人活動をする必要がないことを教えてあげると言うか...つまり、あなたを採用することによって、そのポジションに対してもう求人をする必要はないと言うことを示すと言うか...、ま、そんな気持ちで書けば良いと思います。



どのように書くのがベストでしょうねぇ...。簡単に言ってしまえば、「サマリー」に書いたことをより具体的に示して、あなたがそのポジションに相応しい人間であることをさらにアピールすれば良いんですね。 気をつけなければならないのは、あまりくどくならないように慎重に言葉を選ぶと言うことです。 これをうまくやれば、採用者は間違いなくあなたに興味を惹かれるはずです。



このセクションの最大のキーポイント、それは、あなたは「情報を提供しない」と言うことです。ちょっと矛盾してますよね。自分のことについて具体的に説明すると言うことは、相手に対して情報を提供していることになるじゃないかと...。



何が言いたいかと言うと、すでに採用者がサマリーを読むことによって、「ん?こいつはただものではないな。」と考えているわけですよね。だらか、あなたとしては、このセクションで、そんな彼らの理解を深めるために、ちょっと助けてあげれば良いだけなんです。サマリーに書かれていることを、少し具体的にすれば良いだけなんです。



わかっていただけます?



何と言うか...精神論的なものがあるような気がしますね。人間と人間の間で行われることですから、お互いの感情が重要になりますよね。



スキルと成果の目的、なぜこのセクションが必要なのかを十分に理解して書くことが大切です。



以下についてより具体的に書いてください。



•自分のスキルセットの結果として得られた具体的な成果を示す

•自分の行動がもたらしたベストな結果を、より具体的に、いろいろな例を挙げて定量的にあらわす

•仕事と関連するような自分のユニークな才能を示す

•あなたを突出させるような成果の全てを示す



簡潔、明確...ん~、クリアな言葉を使って書くことが最も重要です。詳細に渡って書くのですが、つまり...その...物語的に書くと言えば良いかな。



キーポイントは、全てを語らず、ヒントを与えるような書き方をすると言うことでしょうか。採用者が、「あれ、ちょっと分かりにくいなぁ。もっと具体的に知る必要があるなぁ。」と思うように書くことなんですね。つまり、あなたをより具体的に知るために、インタビューをする必要がある状況に持ち込むってことです。



今回の内容、分かっていただけました?自分では分かっているつもりなのですが、実際に説明し始めると、どう言う言葉を使うのが適切なのか、なかなか難しいです。こんな私は良い履歴書を書けるのでしょうか...(汗)。

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うわぁ...まじ~... - サンディエゴ・チャージャーズ

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昨日のサンディエゴ・チャージャーズの試合、見た方、いらっしゃると思います。



日本では...「野球は筋書きのないドラマ」と言われますが...



アメリカでは...「アメフトは筋書きのないドラマ」と言われている.......かどうか分かりませんが...



昨日の、キャロリナ・パンサーズとの試合は、まさに、その筋書きのないドラマでした。



残り3分の時点で、24対19で勝っていたチャージャーズ。勝利の女神の微笑みに、チャージャーズ選手たちが翻弄されてしまったか...。



あれよあれよと言う間に敵はチャージャーズの陣地に。



で...信じられないことが...。



「タイムアウト」後土壇場で、パンサーズのジェイク何とかってクウォーターバックが投げた「最後の」ボールを、エンドゾーンでラインバッカー(だったか)が見事キャッチ。



Holly crap…



クアルコムスタジアムにため息、ため息ため息ため息...



でも、これだからアメフトはやめられません。

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さて、今日は、金曜日...か...

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「ハッピーフライデー」とか、よく言いますよね。



日本だと「花金(はなきん)」ですかね?(もう死語かな?)



こちらでも、皆さん、金曜日は大好き。かなりリラックスした雰囲気です。服装もいつも以上にカジュアルになりますし。



顔を合わせる人、ほとんどが、”Happy Friday!”と言い合っています。それほど、皆さん、金曜日...の次の週末を楽しみにしています。



月曜日の朝から、木曜日の夕方まで、洪水のように流れてくるメールですが、毎週金曜日は、いつもの半分くらいの量になります。わたしだけかもしれませんけどね。



ミーティングも出来る限り金曜日の午前中までに終わらせるように設定されます。金曜日の午後にミーティングを設定しようものなら、皆さんから白い目で見られたりして...。「てめぇ~、何考えてんだよぉ~。金曜日だぜぇ~。」と言う声があちこちから聞こえてきそうで。



逆に、ミーティングは、金曜日の午後なら、皆さん、availableで必ず時間が取れるってことになりますかね。皆さん、避ける時間帯ですから。



実は、今日は1件、2:30から1時間、ミーティングが入ってまして。ミーティングオーナーがそのミーティングを案内する際、「皆さんの空き時間を考えると、この時間しかなくて...。申し訳ありませんが、この時間でお願いします。」だと...。ま、良く働く日本人である私にとっては、別にどーってことありませんが、すでに週末気分の人たちにとっては迷惑な話だと思いますよ。

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モトローラ...大丈夫かな

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携帯電話で有名なモトローラ...最近調子悪いですね。



携帯電話歴ン十年。一昔前は、シェアが1番。でも、最近では、ノキア、サムソンに追い越され、3位に甘んじている。おまけに4位以降のメーカからは後ろからおいかけられ。



さらに、このところのレイオフ(解雇)で、優秀なエンジニアが競合メーカにどんどん流れ込んでいるとか。噂に寄れば、iPhoneを出したアップルコンピュータへも、数百人の前モトローラ社員が雇われたとか。どおりで携帯電話開発が初めてのアップルにしては、設計細部にいたるまですばらしい出来のはず。



競合のノキア、サムソンにも大量の前モトローラ社員が流れ込んでいるとのこと。痛いのは、マネジメントの連中が引き抜かれていると言うこと。優秀なマネジメントが抜けると言うことは、これまでのモトローラの文化がどんどん崩れていくことになりかねないですね。



実は私も2000年ごろにモトローラで働いていました(暴露)。私もレイオフを食らったうちの一人。部署ごとごそっとレイオフされました。そのころのビジネスユニットの長は、今、デルコンピュータのバイスプレジデントをやってます。ディレクター連中も、今ではいろいろな会社に散らばっています。



先週、7年ぶりに、レイオフされた連中とレユニオンパーティをする機会がありました。懐かしい顔がたくさん。今でもほとんどの人間がサンディエゴにいるのですが、顔をあわせる機会がほとんどありませんので、「今何やってるの?」、「あいつはどうしてる?」など、話が盛り上がります。



そのモトローラ、最近、あのクァルコムからCEOを雇ったんですね。かなり切れ者らしく、モトローラ再生のためにクァルコムから引き抜かれたらしいです。ただ、どんなに出来るやつでも、今のモトローラを立て直すこと、相当荒療治をやらなければ難しそうです。



今後の動きに興味があります。

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