私の住むエリアでは、ようやく人が家に戻り始めたようです。
私たちは少しフライング気味だったようですが、特に大きな問題はありませんでした。
家の周りは灰だらけ。屋根の上の灰を何とかしないと、この状態で雨に降られると屋根が真っ黒になって大変なことになります。4年前の山火事の際にも、雨で屋根が真っ黒になりました。300ドルかけて、かわら掃除。
ウェブで面白いイメージを見つけました。今回の山火事の衛星写真です。この火事の規模の大きさがよくわかります。
サンディエゴ 山火事 その後
サンディエゴ山火事 一段落
私のいる地域は、ようやく避難勧告が解除されました。
強風もなくなり、ようやく落ち着きを取り戻したような感じです。海からの風が入り、風向きも変わり、湿った空気が流れ込んできているので、山火事も一段落したようです。
と言っても、サンディエゴの北東部と国境に近い南東部では、まだ、炎が荒れ狂っています。まだ、避難勧告が出ている地域があります。
私の方は、ほっと一息。子供たちは、空気が灰などで非常に汚れているため、今週一杯、すべての学校行事がキャンセルになりました。カリフォルニア大学サンディエゴ校を含むすべてのサンディエゴの学校が休校になっています。
先ほど、朝日新聞が掲載している山火事のニュースを読んだのですが(リンク)情報が正確に伝わっていないことに、少し腹立たしさを感じています。
「在ロサンゼルス日本総領事館によると、サンディエゴで日本人一家4人が避難したが、日本人の被害やけがの情報は入っていない。」と、記事の最後にかかれています。「これって、我々のこと?」と一瞬思いましたが、記事の情報のいい加減さにあきれてしまいました。私が知っている限りでも、日本人で避難している家族は、10家族以上にのぼります。この記事書いた人に、このブログ記事、読んで欲しい...。
ま、何はともあれ、皆、無事で良かった。
加州の山火事30万人避難、大統領が非常事態宣言
小康状態?
今、とりあえず、家に戻ってきました。近所の住人も、ぼちぼちと家に戻っているようです。
ただ、まだ、避難勧告は解除されていないみたいなんですね。でも、フリーウェーもとりかえず開通したようなので、家に戻ってみました。
玄関や、ガレージへのドアにタオルで目張りをして家を出たのですが、家の中は灰だらけ。この家がいかに隙間だらけかが良く分かりました。
家の庭のベランダは灰が溜まっています。柿の木にも灰が積もっています。
この状態で雨が降ったらどうなるか、想像つきますか?
今、テレビを見ながら書き込んでいるのですが、どうやら、また、北の方の火の勢いが激しくなってきたようです。昨日やおとといとくらべると、多少風の勢いがなくなったので、このまま鎮火してくれれば良いのですが。
いつでも避難できるように、身の回りのものはまとめて車に入れてありますので、今日は大丈夫です。夜は、早めにシャワーを浴びて、万が一に備えます。
以下のリンクは、日本の記事ですが、これを読んでも、正直実感が湧きません。「甘すぎる」内容です。これ以上に被害を受けています。
とにかく早く鎮火して欲しいです。
サンディエゴで避難生活
前回の書き込みで、サンディエゴで火事が発生していることをお話しましたが、実は状況がかなり悪化しています。
驚くなかれ、サンディエゴ郡の25万人以上の人が避難しています。私もそのうちの一人です。私の家から数マイルのところまで火が迫っています。でも、どうしようもありません。すでに750件もの家庭が家を失っています。
鎮火の見通しもまったくたっていないようです。どれだけ火がおさまったかを表現するのにcontainと言う言葉が使われるのですが、まだ0%。0% contained…
私の家のある地域は避難勧告が出ていて、家に留まることが出来ません。昨日は一時Qualommスタジアムに避難しました。今は、友達の家にいます。
サンタアナ風はまだまだおさまりそうにありません。明日の夕方まで続くとか。
いったい、どこまで燃えてしまうのでしょう?私の知り合いも何人か家を失っています。彼ら、鈍感なのか、楽天的なのか、「燃えちまったよ、ハハハ」と笑い飛ばしています。
アメリカ人は、こう言う状況に陥ると、一致団結するんですね。皆進んでボランティアをしますし、食料、寝具などを持ち寄ったり。見ていて感動します。
以下のリンクから、サンディエゴの現在の惨状を見ることが出来ます。興味のあるかたはどうぞ。
San Diego Union Tribune
落ち着いたらまた書き込みします
サンディエゴ 山火事連発
えらい日になりました。
今日は、朝からサンタアナ風(Santa Ana Wind)が吹き荒れ、サンディエゴカウンティーで、昼ごろに2件のBrush Fire(山火事)が発生しました。
そのうちの一件はメキシコの国境に近いTekate辺りでかなり激しく燃えているようで、消防隊員も手の付けようがないほど。風が強い上に、湿度がほとんど0%でカラカラ状態のため、鎮火の見通しも全くたたず。
もう一つの方は、私の住んでいる地域から、約40キロ離れたSanta Ysabelと言うところで発生しているようです。こちらも、かなり激しく燃えていて、鎮火の見通しはたっていません。この山火事のせいで、40キロも離れた私の家まで、煙がやってきて、空は真黄色、外に出るとむせるほどです。灰もうちの屋根に積もりはじめています。
2003年にも大きな山火事があり、私の家の近くまで火が来て、2000もの家族が家を失いました(私の知り合いも)。現時点では予断を許さない状況です。早く鎮火することを祈るばかりです。下のビデオは2003年の山火事の様子を撮ったものです。