前回の書き込みで、サンディエゴで火事が発生していることをお話しましたが、実は状況がかなり悪化しています。
驚くなかれ、サンディエゴ郡の25万人以上の人が避難しています。私もそのうちの一人です。私の家から数マイルのところまで火が迫っています。でも、どうしようもありません。すでに750件もの家庭が家を失っています。
鎮火の見通しもまったくたっていないようです。どれだけ火がおさまったかを表現するのにcontainと言う言葉が使われるのですが、まだ0%。0% contained…
私の家のある地域は避難勧告が出ていて、家に留まることが出来ません。昨日は一時Qualommスタジアムに避難しました。今は、友達の家にいます。
サンタアナ風はまだまだおさまりそうにありません。明日の夕方まで続くとか。
いったい、どこまで燃えてしまうのでしょう?私の知り合いも何人か家を失っています。彼ら、鈍感なのか、楽天的なのか、「燃えちまったよ、ハハハ」と笑い飛ばしています。
アメリカ人は、こう言う状況に陥ると、一致団結するんですね。皆進んでボランティアをしますし、食料、寝具などを持ち寄ったり。見ていて感動します。
以下のリンクから、サンディエゴの現在の惨状を見ることが出来ます。興味のあるかたはどうぞ。
San Diego Union Tribune
落ち着いたらまた書き込みします
サンディエゴで避難生活
サンディエゴ 山火事連発
えらい日になりました。
今日は、朝からサンタアナ風(Santa Ana Wind)が吹き荒れ、サンディエゴカウンティーで、昼ごろに2件のBrush Fire(山火事)が発生しました。
そのうちの一件はメキシコの国境に近いTekate辺りでかなり激しく燃えているようで、消防隊員も手の付けようがないほど。風が強い上に、湿度がほとんど0%でカラカラ状態のため、鎮火の見通しも全くたたず。
もう一つの方は、私の住んでいる地域から、約40キロ離れたSanta Ysabelと言うところで発生しているようです。こちらも、かなり激しく燃えていて、鎮火の見通しはたっていません。この山火事のせいで、40キロも離れた私の家まで、煙がやってきて、空は真黄色、外に出るとむせるほどです。灰もうちの屋根に積もりはじめています。
2003年にも大きな山火事があり、私の家の近くまで火が来て、2000もの家族が家を失いました(私の知り合いも)。現時点では予断を許さない状況です。早く鎮火することを祈るばかりです。下のビデオは2003年の山火事の様子を撮ったものです。