これについてのご質問が結構多いようなので...。
確かに、ご存知のない方が結構いらっしゃるようです。英語の教科書に載ってないのかなぁ。
日本の場合、冬休みに入る前、会社を出る際、「良いお年を!」とか、「今年1年、お世話になりました。来年もよろしくお願いします!」とか言いますね。
アメリカ...と言うか、英語圏の場合、これをどのように英語で言うのでしょう。
私もアメリカに来たばかりのときは、何と言ったら良いのかわからず、
“Thank you for …”
と日本語を英訳して言っていたような...。
さて、実際にはどう言うかと言うと、
“Merry Christmas!”
これだけ。あるいは、
“Merry Christmas and you have a Happy New Year!”
または、
“Merry Christmas, Happy Holidays and a Happy New Year!”
3つ目を知っていれば、全く問題ありません。これは、
クリスマス → クリスマス後の休暇 → 正月
をまとめて言ったもの。
日本語で書いてみると、
「メ~リ~クリスマ~ス、ハッピーホリデイズ、アーンド ア ハッピーニューイヤ~~~!」
と1つ1つ多少大げさに発音すると格好がつきます。
このほかにもいろいろな言い方があると思いますが、私は知りません(汗)。ネットで調べましょう。
簡単ですよね。悩むことはありません。どんどん使いましょう!
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クリスマス休暇に入る前の挨拶は?
クリスマス休暇前日
ほとんどのアメリカ企業は、明日、12月24日からクリスマス休暇に突入します。
正確に言うと、Christmas Dayは12月25日。もっと正確に言うと、クリスマスは24日の日没後から始まって、25日の日没で終わるそうです。つまり、クリスマスイブは24日の日が沈んでから。ですので、明日は出勤、25日が休みと言う会社もあるようです。クリスマスのホリデーシーズンに突入しますので、サービス業は無休でかき入れ時。あちこちでクリスマス商戦真っ盛り。
うちの会社では...
みなさん、どことなくソワソワ。今日のスモールトークは、
「明日から、休みだな。この休み、何かするの?」
「ロスの親戚の家に行こうと思ってる。」
「家でリラックスかな。」
「アトランタにいる両親に会いに行くつもり。」
てな感じ。
ちなみに、以下は日本で言うところの「行き先明示板」。出張や休みは社内イントラネットのこのページに記入することが義務付けれられています。
うちのグループは国内外全拠点合わせて80名ほどいるのですが、そのうちの4分の1は長期休暇を取るってことです。4分の3はカレンダー通りの休み。みなさん、よく働きます...。
会社によっては、日本のごとく「年末の大掃除」をするところもあるようです。うちはそのような「行事」はありませんが、以前、勤めたことのある会社では、休暇前日の午後は仕事をせず、自分の身の回り、ラボなどを掃除。掃除し終わったら帰宅が許されます。早い場合は、午後3時ごろ帰宅が始まります。
かなりの企業でそのような「行事」が行われているようで、休暇前日のフリーウェイでは、午後3時前から帰宅ラッシュが始まります。その車の量は想像を絶するほど。めちゃ混み。
車のフロントグリル部分に、クリスマス用のリースをくくり付けている車があちこちにいます。日本のしめ縄と同じ感覚ですかね。車の周囲にクリスマス用のイルミネーションランプを貼り付けている車もちらほら。みなさん、思い思いにクリスマスシーズンを楽しんでいるようで。
下は、午後12時21分と午後3時54分現在のサンディエゴカウンティーの道路状況。黄緑→黄→赤と、車の多さで色分けされています。ちなみに、下の道路状況図で、青色部分がダウンタウンで、赤色部分はオフィス街が点在しているエリアをあらわしています。その辺りから交通量が増えているのがわかりますね。
4時前にすでに、自宅への大移動が始まっているのがわかりますね。
さて、私もぼちぼちゴール前の「流し」状態に入ろうかな...って、すでにこのブログ記事を書いてるので「流し」状態か...。机の周りを整理して...と。
ではどちら様もメリークリスマス!
英語で挨拶
ずいぶん前にも、こんな話を書いたことがあるような気がします...。
こんな状況を想定してみましょうか。
「懇意にしている取引先の営業が、新しい製品の紹介をするために、約2ヶ月ぶりに、セールスエンジニアを連れて来社します。」
普通(うちの会社では)、このような依頼があった場合には、グループ内の相応の人間に、Meeting Invitation(会議開催案内)を送付します。アメリカ企業でデファクトスタンダード(?)のOutlookのカレンダーを使って、日時と場所とともに、アジェンダや補助資料などを添付して、会議開催案内を関係者に送ります。
必要に応じてネットミーティングの設定もします。マイクロソフトネットミーティングがポピュラーですが、うちは違うものを使っています。
さて、ミーティング当日
取引先が早々に訪ねてきました。フロントロビーに迎えに行くと、
営業:「やぁ、Masa、こんにちは。会えてうれしいよ。久しぶりだね。元気だった?」
私:「おお、ボブ、こちらこそ。本当に久しぶりだね。」
てな、挨拶が交わされます。
これを英語でやると、
Sales: “Hey Masa! Good to see you again. How have you been?”
Masa: “Hey Bob! Good to see you again too. Yeah, I’m OK. Yourself?”
と言った感じになります。ここで注意したいのが、”Good to see you.”
さて、ボブが私にセールスエンジニアを紹介します。
ボブ:「Masa,セールスエンジニアのケビンだ。ケビン、こちらがMasa。」
ケビン:「Masa,初めまして。」
私:「ケビン、初めまして。」
これを英語でやると簡単で、
Bob: “Masa, this is the sales engineer, Kevin. Kevin, this is Masa Horie.”
Kevin: “Nice to meet you, Masa.”
Masa: “Nice to meet you, Kevin”
違い、わかりますよね。
Good to see youとNice to meet you.
多分、99.9%このパターンです。つまり、以前会ったことがあって、また会った場合には、Good to see you。初めて会った場合には、Nice to meet you。これさえ知っていれば、人に会ったときに困ることはないと思います。
では、次。
ミーティングのまとめも終わり、先方が帰ることになりました。
ボブ:「Masa、時間を取ってくれてありがとう。会えて良かったよ。」
私:「ああ、どういたしまして、俺もあんたに会えて良かったよ。」
ケビン:「Masa,ありがとうございました。会えてよかったです。」
私:「ケビン、ありがとうございました。こちらこを会えてよかったです。」
これを英語でやるとどうなるか。
Bob: “Masa, thanks for your time. Good seeing you.”
Masa: “You are welcome. Good seeing you, Bob.”
Kevin: “Thank you, Masa. Nice meeting you.”
Masa: “Thank you, Kevin. Nice meeting you!”
となります。
違い、わかりますか?
すでに会っている人にお分かれを言う場合には、Good seeing you.、今日、初めて会った人に対してお別れを言う場合には、Nice meeting you.。
九分九厘、このパターンです。
なぜ、こう使い分けるのか。
NiceとGood、seeとmeet。また、to seeとseeing、to meetとmeeting。
私にはわかりません。少なくともアメリカで英語を話している人は、このように使い分けています。これが実践英語ってやつですかね。
わかる方いらっしゃいますかね?