アメリカ企業転職大作戦その2 求職活動準備 − やり直しの英語

英語の勉強

ども、Masaです。

先回は、転職準備のためのコネクション作りについてお話しました。意味のある、コネクション作り、してますか?

では、今回は、ビジネス英会話についてお話しましょう。

 

母国語以外の言語を話すことが出来るようになるって、本当に難しいですね。アメ10のブロガーや私自身も、このブログで何度も英会話について書いていますし、今後も、この話題については際限なく書くことが出来るほど、苦労、苦労の連続です。

また、どんなに苦労して勉強して英語を難なく話すことができるようになっても、その英語はやはり外国人が話す英語であって、英語のネイティブスピーカになることはできません。

もし、ネイティブスピーカ並の英語を話すようになりたければ、やはり、子供の頃から英語漬けの環境の中にいるしかありません。

 

ですが、ここで、赴任のためにアメリカに来た人たちに、

「ネイティブ並みに話せるようにならなければアメリカ企業への転職は不可能だ!」

なんてことを言うつもりはありません。

でも、まず、十分に心しておかなければならないことは、赴任時代、ローカルスタッフとガンガン会話をして仕事をしていたことを、

「自分は英語ができるから」

とは決して考えないことです。

私も今、ローカルスタッフと議論していると、

「あれ、俺って英語ペラペラじゃん」

などと思ってしまうことがよくあります。これ、全くの勘違い!

これはローカルスタッフと「コミュニケーション」が取れているだけで、本当に英語を「操って」会話をしているわけではないんです。

相手は自分のことを、

「日本人であって、英語がネイティブではない」

ということを十分に知っていて、会話の際にそれなりの心構えができています。なので、多少変な言い回しでも、それを理解しよう!という気持ちがあります。

さらに、日本人出向者は、業務のコーディネーター的なことを行っている場合が多いので、ローカルスタッフは、日本人出向者を通して本社の意向を理解しなければならないとか、日本からの指示を仰がなければならないとか、いやでも日本人出向者と話をして彼らの言うことを理解しなければならないのです。

つまり…日本人出向者の英語がひどくても、ローカルスタッフは文句も言わず、腹の中では「お前の言ってることは、いつもわからん。正しい英語を使って欲しい。」と思いながらも、いつもニコニコ顔で聞いているのかもしれないのです。

 

そんなレベルの英語で、もしピュアなアメリカ企業に入ったらどういうことになるか。

もしかしたら、全く相手にされないかも。笑

ま、世の中、学のある人たちは、そんな人でも邪険にせずに、いっしょに仕事をしてくれようとします。じゃないと、仕事が回らないこともありますからね。

でも、世の中、いろいろな人がいますから、あなたの英語力レベルに満足できず、あなたを邪険にする人たちもいるかもしれませんよ。

語彙が少ないと、話のレベルもその内容で必要になっているほど上がりません。例えば、あなたの会社で、ミーティング中に、業務改善の話を、中学生レベルの言葉でやったら、ミーティングの出席者って、あなたのことをどう思うと思います?

そういうことなんです。

 

少し悲しくなりました? 笑

 

でも、大丈夫。アメリカ企業に転職すると決めたら、ネイティブと英語で互角に戦えるほどの英語力をつけよう!と思いますから。 笑

いや、これは決して笑い事ではありません。とにかくアメリカ企業に転職するためには、「それなりの」英語力を付けなければいけないんです。

 

ますます暗くなりました? 笑

 

では、何からはじめましょうか。

とにかく、どこかで英語を習って下さい。自分自身をマジに英語漬けにしてください。

  • コミュニティ・カレッジや教会に行く
  • 個人で英語を教えている人(家庭教師)から学ぶ
  • 英語のテレビを見る(映画とかドラマがベター)
  • 英語の本を読む
  • 子どもと英語で話してみる(お子さんがいる場合、お子さんの方が英語が出来る場合があります)
  • 通勤中にラジオを聞く
  • 英語のウェブサイトを見る
  • スマホを英語バージョンにする

日本人向けの英語教材は避けた方がいいです。間違った英語が使われている場合もありますし、ネイティブの話す英語から程遠い場合もありますし、また、スピードも遅い場合があります。

ニュース英語は綺麗すぎるので、語彙とかを学ぶにはいいかもしれませんが、話し英語とは若干違うので、やはり映画やドラマでしょう。

で、習ったことは、直ぐに実際に使ってみます。ローカルスタッフとどんどん話してみます。そうすると、彼らもあなたが変わってきていることがわかるはず。わかると、今までのように、ゆっくりしたスピードではなく、徐々に話すスピードが上がってくるはずですし、今までは教科書に載っているような英語だったのが、スラングなんかも交じるようになってきます。

上に挙げたことを毎日まじめに1年間続ければ、絶対に英語力はアップします。アップしないはずがない。もちろん、1年間でやめてしまうのではなくて、引き続き、英語力アップは必要です。

 

では、英語力もバッチリついたところで、次回は、どのように企業情報を収集すべきかについてお話しますね。 

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