アメリカを賑わせたあの「コロラドバルーン事件」。
今頃、裁判が行われているはずです。もう終わったかも...。
ニュースによれば、旦那さんは罪を認めたとのこと。奥さんのまゆみさんは???
あらゆるニュースの中でこの事件はfelony(重罪)だと言われていて、実刑判決が下されると見られています。
そうなれば、アメリカシチズンではない日本人のまゆみさんは、日本へ強制送還され、家族と離れ離れになってしまいます。こちらに住んでいる外国人、案外、こんな重要なことに気が付いていない人が多いような気がします。市民権を持っていなければ外国人。外国人が国内で悪さをれば、国外追放になりますよね。簡単な話。
ただ、いろいろなニュースで報道されているのですが、まゆみさんの家族への献身的な日常生活から考えて、日本へ強制送還されることはないだろうとも言われています。
情状酌量にはならないと思いますが、執行猶予数年、アメリカ国内で刑に服すと言うことになるのでしょうね。
仮に刑が軽くても、自衛隊まで出動させた彼らですから、その「罰金」は想像を絶する額になるはずです。
でも、これを機に、あの「8つ子ちゃんママ」ではありませんが、いろいろなテレビ番組に登場して、「罰金」の額をはるかに上回るような「出演料」を手にするかもしれませんね(笑)。それが目的だったりして...。そこまで計算づくではないか...。
判決は、今日下されるのではないようです。12月のクリスマス前に、2回目の公判があるとか。
見守りましょう。
投稿者: Masa
コロラド バルーン事件 最新ニュース
Business Opportunity – with DC Cordova
実は...
昨日、あの”DC Cordova(DC コルドバ)”さんに会ってきました。目的は、今後のジョイントの可能性についてを議論するため。
「今後のジョイント」とは...
例の、7万人もの卒業生を輩出しているMoney & Youプログラムを日本に持ち込めるかどうかの話。
ビジネスに関しての議論については少し置いておいて...。
DCを訪ねるのは今回が初めて。少し緊張。
噂では、DCの住まいは太平洋に面したコンドミニアム。部屋から太平洋が一望できる場所に立っているとのこと。
DCのFacebookには、良く太平洋の夕日が沈む直前直後の写真がアップされます。
場所は、サンディエゴのPoint Loma。
あのミックも住んでいる街です。
仕事を終わって、車を飛ばすこと約40分。途中、渋滞やら、事故やらで予定の時間をかなりオーバーしてしまいました。
おまけに駐車できる場所が見つからない。さらに時間オーバー。
とりあえず、DCの駐車場に空きがあるので、そこに車を駐車。
で、車を降りると...
潮の香りがプーン。
それもそのはず、そのコンドはがけの上に立っています(断崖絶壁ではありませんけどね)。
「ザブーン、ザブーン」と波が岩にあたる音が聞こえます。
「ロマンチック...」
と思いながら、まずは、入り口を探します。
「あれ...どこから入るのかな?」
一つ入り口らしきドアがあったので言って行ってみると、「西に回れ」との注意書き。
セキュリティのしっかりしたところでは良くある話。
と、西に回ってみますが、駐車場があるだけ。
それから10分ほど建物の周りをくるくる回りますが、入り口らしきドアが見当たりません。「おっかしーなぁ。」
DCをこれ以上待たすことはできませんので、電話をします。「駐車場の向こうにドアがあるからそこから入って。」
良く見ると、駐車場の先に、小さな鉄のドアがありました。普通、その手のドアにはしっかりとロックがかかっているので、中に入れるようには見えないのですが。
ドアを開けると、あっさりと中に入ることができました。
で、次の砦。建物の中に入るドアはロックされています。日本でもセキュリティのしっかりしたマンションは、出入り口のドアにはロックがかかってますよね。
このロックをはずすには、ドアの脇にあるキーパッドでパスワードを入力するか、DCをインターフォンで呼び出して、あちらからはずしてもらうか、しかありません。
当然、DCを呼び出してロックをはずしてもらいました。
「次に来るときには、もう、こんなに苦労することはない」と思いながらエレベータに乗ってDCの住むフロアへ。
エレベータを降りてすぐのドアがDCの住まい。
チャイムを押す...応答なし...「あら?さっき電話に出たよな?」
また押す...応答なし...「おかしいなぁ、このチャイム、壊れてるのかな?」
コンドはドアをノックしてみる。日本人だと、ドアのノックは2回くらいですよね。ここでは、4回程度が普通です。
「ちょっと待って!」
中からDCの声が聞こえてきました。「ああ、中にいるんだ。」と思いながら待つこと15秒ほど。
ドアが開いて、「ハイ、Masa。ちょっと待って、今大事なところで手が離せないから。」と言いながら、部屋の中へ入っていきます。
靴を脱いでしばらく玄関の脇に立っていると、「Masa、中に入ってきて。」と。
恐る恐る入っていくと、DC、今、巷をにぎわせている「Miss California Carrie Prejean」が登場するCNNのラリー・キングショーを見ているところでした。
大画面のテレビもさることながら、太平洋を一望できる窓の付いたリビングルームに驚いてしまいました。耳を澄ますと「ザブーン、ザブーン」と言う波の音。
リビングに飾られている調度品の数々。アジアからのものが多いのが印象的。
雰囲気に圧倒されていると...「Masa、座って、座って。」と言いながらビッグハグ。
そして、チップスとサルサを薦められ、「今後のジョイント」の可能性の議論を始めました。
「Masa、昨日のMoney & Meのテレクラスは聞いてくれたでしょ?どう思った?」
Money&Meテレクラスとは、月1回行われている電話によるクラス(全4回)。DCが講義をしています。誰でも無料でダイアルインして参加することが出来ます。内容は、Money&Youのエッセンスをほんの少し。
といきなり鋭い質問。思いつく英単語をすべて並べて、とにかく私の考えを理解してもらうように心がけました。
「じゃぁ、Masaはどうしてこのプログラムを日本でも開きたいと思ってるの?」
またまた鋭い質問。おぼろげながらアイデアはあるものの、いざ核心を突かれるとなかなか答えにくいものですね。これも、DCを説得する姿勢で必死にこたえました。気持ちだけは伝わったと思う。
さすが、起業家向けのプログラムを長年やっている方。アイデアがポンポン出てきて、あっと言う間にプロジェクトの大枠が出来上がりました。
「今週末から、6週間、ビジネスプログラムのためにアジアに行くので、今日話したことをもっと具体的な計画に落としましょう。Masaには十分時間があるから。」
モチベーションをもらいました(笑)。
「で、私がアジアから戻ってきて、少し休んだら、また話しましょう。12月末ね。」
と言うことで、DCがサンディエゴを離れている間に詳細プランを立てて、プロジェクトを「ドン」とスタートさせます。やることがたくさんあり過ぎて、下手をすると、照準がずれてしまう可能性があります。もちろん、それは私次第です。だから、少し気持ちを緊張させて、前進すべきでしょう。
がんばらなくては。
名刺の取り交わし方
ずいぶん昔、このブログでも話したことなのですが...。
今日、久しぶりにうちの会社のメンバーも交えて、日本の部品メーカとミーティングを持ちました。普段、日本の部品メーカがうちを訪問してくださる場合は、ほとんどの場合、私のみで応対します。私も日本語のみの方が楽ですし、先方も緊張しなくてすみますから。
でも、今回のミーティングはかなり大規模なもので、総勢17人。うち2人は電話での参加。先方の出席者のうち半分はアメリカ人、こちらは、私以外はすべて英語の人(あえてアメリカ人とは言いません)。
実は、このミーティングが始まる前に、私の隣のオフィスの住人の、シニアマネージャーのビルさんが面白いことを言ってきたんですね。ちなみに、このビルさん、一緒にロックバンドを組んでいる友達。ブルースギターを演らせれば、天下一品。
ビル:「へい、Masa。俺、お前以外の日本人と会う時には、戸惑うことが多いんだよな。何かアドバイスしてくれないか?」
私:「え?どう言うこと?」
ビル:「ミーティングの前に、挨拶するだろ?俺、どうしたら良いのかわからないよ。昔、日系企業で働いていたときもそうだったよ。」
私:「え?ふつーに挨拶すれば良いんじゃないの?『シニアマネージャのビルです。よろしく。』って言うだけじゃないの。」
ビル:「ま、簡単に言えばそうなんだけど、俺、いまだに名刺の取り交わし方が良くわからないんだよな。」
以前もお話しましたが、アメリカでは名刺を取り交わす際には、日本人や韓国人のように、かしこまって両手で名刺を手渡すことはありません。ほとんどの場合、挨拶をして握手してから、右手の中指と人差し指の先っちょで挟んで、ヒョイと差し出すだけです。
両手がふさがっている場合は、名刺を口にくわえて、挨拶して握手してから、口からその名刺を渡すとか。
もっとひどいのになると、挨拶をして着席してから、「おっと、名刺を渡すの忘れちゃった。これ、私の名刺です。」とか何とか言って、名刺を相手に向かってあたかも手裏剣でも投げるかのように、さっと机の上を滑らせて相手に渡します。
ビルさん、少しでも自分の心象を良くしようと、なるべくそう言うことをやらないようにしようとしてるんでしょうね。
ビル:「なんか、両手で名刺を持って差し出すのって、すごく違和感があっていやなんだよな。」
私:「ここはアメリカなんだし、あんたもアメリカ人なんだから、アメリカ流にやれば良いんじゃない?誰も失礼だなんて思わないと思うよ。」
ビル:「こう...やるんだよな?」
と、丁寧に両手で持った名刺を私に差し出すビルさん。
私:「そう。でも、アメリカ人がそうやって名刺渡す姿ってすごく違和感あるよ。」
ビル:「でも、日本人に対してはそうすべきだろ。」
私:「気にすることないって。」
で、ミーティング。
部品メーカのみなさんががどやどやと会議室に入ってきます。ビルさん、早速一人一人に挨拶しています。
良く見ると、あれほど渡し方を気にしていた彼、自己紹介して握手して...、で、人差し指と中指に名刺を挟んでヒョイと差し出しています(爆)。
今までの経験からは、アメリカ人は、こちらが日本人や韓国人だとわかると、両手で丁寧に名刺を渡してくる人が結構います。
私の場合は...
相手が韓国人や日本人の場合には、トラディショナルな方法を使い、欧米人の場合には、アメリカ式に、「ヒョイ」とあっさりと渡すようにしています。
超人騒がせな酔っ払い in Boston
「酔っ払うなら、人に迷惑をかけないように酔っ払えよ!」
と言いたくなるような事件が起こりました。
まずは、ビデオを見てください。
このニュース、朝からいろいろなニュースチャンネルでやってます。
ま、死人が出なかっただけよかったです。
この女性、本当に強運の持ち主です。
季節外れのボーナス
日本は冬のボーナスはいつ支給されるんでしたっけ?10年以上も日本を離れると忘れてします...。
もう、過ぎたのかな?それとも11月下旬でしたでしょうか?クリスマス前?
実は...
どう言うわけか、最近、うちでもボーナスが支給されまして。季節外れのボーナス。
普通はこの季節に、お金が振舞われることはないはずなんですけど。
通常は、4月の昇給とともに、昨年度のがんばりを称えるためにRSU(Restricted Stock Unit:リストリクテッド・ストック・ユニット)なるものが支給されます。
この不況で、4月の昇給はなかったのですが、それでも、RSUは支給されました。
どう言うわけでしょうね。
先日の投稿でお話しましたが、モチベーションを持ってやっていたプロジェクトが、他のグループに移管されたので、私がくさっていたのを知って、ボーナスを支給したのでしょうか?
いつものように、オフィスでタカタカとパソコンをたたいて仕事をしていると、あまり電話をかけてこない私の直属の上司から電話がありました。
ボス:「Masa、ちょっと来れるかな?」
私:「ええ、今伺います。」
その電話の内容を聞いていたのか、隣のオフィスのケビンが、
ケビン:「ボスのところ?」
私:「うん。そう。」
ケビン:「俺も行った。」
私:「ああ、そうなの?どんな件だった?」
ケビン:「(首をすくめて)?」
私:「首切り?...なんちゃって...。」
ケビン:「行けばわかるよ。」
と言うことで、ボスのオフィスに行くと...。いつもドアが開いているのに、今日は開いていません。
私:「あれ、何か深刻な話でもあるのかな。こりゃ、ひょっとして...。」
ドアをノックして中に入る。気のせいか私の心臓の鼓動が耳に聞こえてくる感じ。
ボス:「MasaってMasaharuって言うんだ。全然知らなかったよ。」
私:「(何を今さら言ってんだよ、俺とあんたの付き合いはもう4年近いんだぜ)。ああ、それですか。Masaharuって発音しにくいでしょ。だから縮めたんです(笑)。」
と、ボスが私の方に一枚の紙を差し出しました。
ボス:「Masaのがんばりはたくさんの人が認めてる。だから、これ、お前への褒美だ。全ての人間がもらってるわけじゃないから、口外しないでくれな。」
私:「???」
ボス:「そう、Masaのものだ。」
私:「あ、ありがとうございます!なーんだ、RSUですか。良かった。ふつーに仕事してるだけなのに、こんなんもらっちゃっていいんですかねぇ。」
ボス:「いらないなら、俺がもらっとくよ(笑)。」
私:「ありがとうございました!」
と言うことで、そこそこの額のボーナスがもらえました。でも、RSUですから、今すぐには換金できないんですけどね。
以前も話しましたが、たとえば、1000株のRSUがもらえたとすると、四半期ごとに、その16分の1を換金することができます。だから、いち四半期、62.5株、現金にできるってことですね。4年で全額を換金できると言うこと。たとえば、換金時の株価が30ドルとすれば、1回当たり1875ドルのキャッシュになるってことです。でも、世の中そんなにおいしくは出来てなくて、RSUをキャッシュに換える際には、その40%以上が税金で持っていかれます。
ま、ないよりあったほうが良いに決まってます。ただでもらえるお金ですから。
でも、この程度のご褒美じゃまだまだモチベーション、取り戻せませんよ...。