私の携帯電話は、会社から斡旋されている、いわゆる「カンパニーフォン」で、AT&T製のBlackBerryを使っています。
入社以来、PalmのTreoと言う機種を使っていたのですが、ある日、想定外の落下試験をしてしまい、ディスプレーを激しく破損。例の何でも屋の「ヘルプデスク」に置き換えを頼んだのですが、出てきたのがこのBlackBerry。
BlackBerryと言えば、アメリカのほとんどのビジネスマンが使っている業界ナンバーワンのスマートフォン。スマートフォンでのBlackBerryのシェアは20%を超えています。世界中で現在2800万台のBlackBerryが使われているとか。
そんなBlackBerryはうちの会社でも、デファクトスタンダードになっています。会社のメールを携帯で読む目的でBlackBerryをオーダーするには、まず、課長以上の職能レベルか、プロジェクトで必須であることを証明する必要があります。
例えば、「プロジェクトリーダーとして、チームをマネージメントするためには、オフィスから離れていても、コミュニケーションが必要。」とかなんとか理由をつけます。
そして、Vice Presidentの承認が得られれば、めでたくBlackBerryのユーザーになることができます。
アメリカの携帯は、日本のそれと比べると本当に不細工。「こんな格好悪いの、誰が持つのか。」と思うようなものばかり。今でこそ、SamsungやLGが少しお洒落な携帯を出していますが、日本と比較するとまだまだ足元にも及びません。
でも、このBlackBerryは私のお気に入り。
これさえあれば、パソコンがなくても、仕事ができます。どこにいてもメールの送受信が可能。さすがに大きな添付ファイルを見ることはありませんが、プチプチと小さなキーパッドを親指で押して、メール送信。
アドレス帳も会社のサーバーとつながっているので、同僚のメールアドレス、内線、オフィスの場所まですべてわかるようになっています。
もちろん、スケジュールはアウトルックと自動シンクロしているので、会議開催案内も見落とすことがありません。電話会議も、移動中に携帯から参加したりします。
車で出張の際、グーグルマップ + ナビ機能があるので、道に迷うこともありません。
本当に、便利。いや、便利すぎる。便利すぎて中毒になりそうです。
今、有給休暇を取っていますが、暇さえあればメールをチェックしています。外出していてもメールチェック。
完全に中毒、addictive。
休み中は携帯の電源を切っておいた方が良いかも。
投稿者: Masa
スマートフォンってaddictive
アメリカの肥満は深刻
ちょっと衝撃的なニュースを見たので、シェアさせてください。
タイトルはこれ
US survey shows southern counties most obese
「サーベイによれば『でぶ』は南部に非常に多い」
アメリカでは、肥満が深刻な社会問題になっています。
どのくらい深刻かと言うと、記事にもありますが、アメリカ国民の26%が肥満だそうです。つまり、4人に1人は「でぶ」ってことです。
アメリカに来た経験のある方はご存知だと思いますが、「何食ったらここまで太れるんだ?」、「人間、あそこまで太れるんだぁ」と驚くような肥満の方々がたくさんいます。
その原因は明らか。食生活ですね。不規則な生活に栄養を全く考えていない食事。
アメリカのマクドナルドに行ったことのある方はご存知ですが、バーガーのサイズが日本よりも二回りほど大きいですよね。それに、あのバケツと見間違えるほどの大きなコップに入ったソーダ。さらに、日本の倍はあるポテトの量。それにたっぷりの塩をかけて、ケチャップをつけていただきます。
レストランに入れば、山盛りのマッシュポテトに、牛半頭分あるかと思うほどの大きなスペアリブ。デザートには、どんぶりに入ったチョコレートのたっぷりかかったアイスクリーム。
家に帰れば、冷凍庫に入っているポットパイをレンジでチン。アメフトをテレビで観ながらポップコーンにコーラのガロンボトル。
そりゃ、太りますわなぁ。
この記事を読むと、ケンタッキー、テネシー、ジョージア、ルイジアナ、ミシシッピなど南東部の地域で肥満が非常に多いとのことですね。
また、黒人は、白人よりも51%肥満が多く、ヒスパニックは、白人よりも21%肥満が多いと言う統計があります。
どうしてアメリカの南東部に肥満が多いのか、見えてきますね。
南東部は黒人が多い。
逆に、コロラドのボルダーやユタのサミットは非常に肥満が少ないようですね。寒い地域は肥満が少ないのでしょうか...。
下の図は、「でぶ」の分布を表しています。見にくいですが、南東部に黒が多いですね。
西側でも、ところどころに「真っ黒」がありますが、これはヒスパニック系でしょうか。
「白い」地域は、すべてが26%以下ではなくて、未調査の地域も含んでいると思います。
正しい食生活を送って、健康な体をキープしましょう。
オバマさんvs.天皇陛下 どう思います?
この話、結構話題になっているようです。
まずは、ニュース記事から。
Did Obama grovel?
grovelって腹ばうとか言う意味があるんですけど。結構すごい見出しですね。
“Obama’s encounter with Akihito was a stumble because it mixed a bow with a handshake — something not normally done.”
確かに、写真を見ればわかりますが、かなり「不自然」ですよね。
(from AP Photo/Charles Dharapak, File)
この記事には、オバマだけではなく、先代のブッシュや、クリントン、ニクソンさんなども、同じようなことをやって、酷評されたとか。
国務省からのコメントは、
“Protocol, in general, is about respecting the customs and traditions of a host country. The president was simply showing respect.”
だそうで。
オバマさんの気持ちは十分過ぎるほどわかりますね。こんなアメリカ人、見たことないですから。彼としては、日本の文化に少しでも近づこうとしたんでしょう。うれしいですねぇ。
でも、何か不自然。
YouTubeでもちょっとした騒ぎになってます。
英語で挨拶
ずいぶん前にも、こんな話を書いたことがあるような気がします...。
こんな状況を想定してみましょうか。
「懇意にしている取引先の営業が、新しい製品の紹介をするために、約2ヶ月ぶりに、セールスエンジニアを連れて来社します。」
普通(うちの会社では)、このような依頼があった場合には、グループ内の相応の人間に、Meeting Invitation(会議開催案内)を送付します。アメリカ企業でデファクトスタンダード(?)のOutlookのカレンダーを使って、日時と場所とともに、アジェンダや補助資料などを添付して、会議開催案内を関係者に送ります。
必要に応じてネットミーティングの設定もします。マイクロソフトネットミーティングがポピュラーですが、うちは違うものを使っています。
さて、ミーティング当日
取引先が早々に訪ねてきました。フロントロビーに迎えに行くと、
営業:「やぁ、Masa、こんにちは。会えてうれしいよ。久しぶりだね。元気だった?」
私:「おお、ボブ、こちらこそ。本当に久しぶりだね。」
てな、挨拶が交わされます。
これを英語でやると、
Sales: “Hey Masa! Good to see you again. How have you been?”
Masa: “Hey Bob! Good to see you again too. Yeah, I’m OK. Yourself?”
と言った感じになります。ここで注意したいのが、”Good to see you.”
さて、ボブが私にセールスエンジニアを紹介します。
ボブ:「Masa,セールスエンジニアのケビンだ。ケビン、こちらがMasa。」
ケビン:「Masa,初めまして。」
私:「ケビン、初めまして。」
これを英語でやると簡単で、
Bob: “Masa, this is the sales engineer, Kevin. Kevin, this is Masa Horie.”
Kevin: “Nice to meet you, Masa.”
Masa: “Nice to meet you, Kevin”
違い、わかりますよね。
Good to see youとNice to meet you.
多分、99.9%このパターンです。つまり、以前会ったことがあって、また会った場合には、Good to see you。初めて会った場合には、Nice to meet you。これさえ知っていれば、人に会ったときに困ることはないと思います。
では、次。
ミーティングのまとめも終わり、先方が帰ることになりました。
ボブ:「Masa、時間を取ってくれてありがとう。会えて良かったよ。」
私:「ああ、どういたしまして、俺もあんたに会えて良かったよ。」
ケビン:「Masa,ありがとうございました。会えてよかったです。」
私:「ケビン、ありがとうございました。こちらこを会えてよかったです。」
これを英語でやるとどうなるか。
Bob: “Masa, thanks for your time. Good seeing you.”
Masa: “You are welcome. Good seeing you, Bob.”
Kevin: “Thank you, Masa. Nice meeting you.”
Masa: “Thank you, Kevin. Nice meeting you!”
となります。
違い、わかりますか?
すでに会っている人にお分かれを言う場合には、Good seeing you.、今日、初めて会った人に対してお別れを言う場合には、Nice meeting you.。
九分九厘、このパターンです。
なぜ、こう使い分けるのか。
NiceとGood、seeとmeet。また、to seeとseeing、to meetとmeeting。
私にはわかりません。少なくともアメリカで英語を話している人は、このように使い分けています。これが実践英語ってやつですかね。
わかる方いらっしゃいますかね?