Day “Water” Saving Time?


昨日、11/1に夏時間が終わり、冬時間(って言うんかなぁ)が始まりました。


日本では夏時間と言いますが、英語ではDay Light Saving Timeと言います(すでにご存知かな...)。


11/1の深夜2時に夏時間が終わります。つまり、2時になった時点で、時計を1時間戻して、午前1時にします。夏時間が始まる場合には、この逆ですね。午前2時になったら、時計を1時間進めて、午前3時にする。


夏時間→冬時間の場合には、1時間時間が戻りますから、1時間得した気分になります♪。午前8時まで寝ていてもまだ7時ですからね。でも結局同じことなんですけどね。


この切り替え日をうっかり間違えると面白いことになります。夏時間→冬時間を知らないと、いつもより1時間早く会社に行くことになります。冬時間→夏時間を知らないと、会社に1時間遅刻して行くことになります。


初めてアメリカに来たのが8月、10月末に初めてこの切り替え日を経験。そのころはいつ切り替え日なのか全く知りませんでしたから、週明けの月曜日、いつものように会社に行ってみると...誰もいない。そこで初めて夏時間→冬時間の切り替え日が前日だったことを知りました。不思議な経験でした(笑)。


さて、ようやく本題。


サンディエゴでは夏冬時間の切り替えのほかに、もう一つ切り替えが行われました。


Day “Water” Saving Time


私が勝手に使っている言葉。一般には通じませんので注意してくださいね。


サンディエゴ在住の方はすでにご存知のことですが、サンディエゴは、ここ数年、深刻な水不足に悩んでいます。雨季に雨が十分に降らないと言うのが一つの要因なんですけどね。このまま使い続ければ、いつかは水がなくなる...ってことはありませんが、大規模な取水制限を行わざるを得なくなるそうで。


で、その暫定対策として、市は、家庭で使用される水量を減らす計画を立てました。家庭内で消費される水、たとえば、シャワー、トイレ、食事などに使われる水量はそのままにして、外で使われる水、スプリンクラー用の水、車を洗うための水の量を制限することにしたんですね。


それが施行されたのがいつだったかなぁ...確か、7月だったと思います。こんな感じだったかな。


スプリンクラーの使用:
奇数番地に住む家庭は、月、水、土曜日、午前8時前、あるいは午後6時以降にスプリンクラーを回してよしとする。
偶数番地に住む家庭は、火、木、日曜日、午前8時前、あるいは午後6時以降にスプリンクラーを回してよしとする。


洗車:
午前8時前か午後6時以降とする。洗車サービスはこの限りではない。


で、この夏時間用の取水制限がこの11月1日に冬時間用に変わりました。


スプリンクラーの使用:
奇数番地に住む家庭は、火、木、日曜日、午前10時前、あるいは午後4時以降にスプリンクラーを回してよしとする。ただし一回当たり7分までとする
偶数番地に住む家庭は、月、水、土曜日、午前10時前、あるいは午後4時以降にスプリンクラーを回してよしとする。ただし一回当たり7分までとする


洗車:
午前10時前か午後4時以降とする。洗車サービスはこの限りではない。


曜日と時間が変更されたほかに、「7分」と言う但し書きも追加されました。


実は、うちのスプリンクラーの設定、また夏時間用になってまして。


今日、返って、設定を変更しなければなりません。

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とんでもないハロウィンパーティー - ハイスクーラー編


うちの娘、ハイスクールのジュニア(11年生)なんですが、昨日、友達主催のハロウィンパーティに参加してきたんですね。


この話は彼女が参加したハロウィンパーティで起こったことではなくて、彼女の友達が参加したハロウィンパーティの話。その友達が娘にした話です。


酒の飲みすぎで泥酔状態のハイスクーラーがたくさん。


ハロウィンパーティ会場の家の庭は、食べ物と(口からの)汚物で埋まっていたそうです(失礼...)。


話によれば、ハロウィンパーティ会場では酒類が振舞われたとか。


「おいおい、どうかしてるんじゃないか?」


と思うのは私だけではないはず。


しかも、その家のハイスクーラーの母親、


「ビールはコップに移して飲んでちょうだいね。缶のままだと、警察が来たときに見つかっちゃうから。」


と話したそうで。あごが落ちた...。


ちなみにアメリカでは21歳未満の飲酒は禁止されています。ま、それを守っているような超まじめな子供たちはまったくいないでしょうけどね。


パーティ会場の隣の住人が、あまりの騒ぎに腹を立てて、


“I’m gonna call COPS”


と苦情を言ってきたそうで。さすがに会場は静かになったそうですが。


さらに...


ウィード(weed)と言う言葉をご存知でしょうか?


草、雑草のことですよね。


でも、スラングでは「マリファナ」をさします。


このウィード、子供たちの間でもかなりはやっているらしい。


カリフォルニアでは医療用にマリファナが合法化されていて、医師の処方箋があれば、入手し吸引することが許可されています。


ですから、麻薬としてのマリファナの入手は極めて困難ですが(と言われていますが)、医療用のマリファナの入手はそれほど困難ではないようです。


そのマリファナ、どこか裏のルートから入手してくる子供たちがたくさんいて、友達の家で吸引して、良い気分になっているとか。


怖いですね、ほんと。


でも、彼らにしてみれば、われわれが学生のころ格好付けにタバコを吸っているのと同じような感覚なのでしょう。


マリファナのにおいは必ずわかります。私も経験があるのですが(吸った経験はありませんよ)、独特のにおいがします。だから、子供が吸っていれば、それを知らない親はいないはず。でも...親は知らんぷり。


よくわからない...。


パーティ会場で、酒を飲みながらWeedを吸っている子供たちがあちらこちらに...。


もっとすごい話。


このWeedを刻んでブラウニー(Brownie: a kind of chocolate cake)に入れてそれを食べる。ブラウニーは、アメリカ人が好んで食べるチョコレートケーキのようなものです。


これが、また、吸引するよりももっと刺激が強いらしくて、ヘロヘロになるそうな。そのWeed入りのブラウニーを食べていた女友達がいたとか。


「お前ら、どうかしてんじゃないのかぁ?」


ところが...パーティに参加している子供たち、日本で言う「非行少年」とはまったく無縁。ごく普通の少年少女たちなんです。


それがパーティになると豹変する...。


うちの娘、大丈夫なのかなぁ...。

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自分に制限をかけると言うこと − メンターから学ぶ


今日は久しぶりにメンターのドンに会ってきました。2ヶ月ぶりくらいかな。


場所は、ロサンゼルスのダウンタウン。彼の経営するアロマセラピー。サンディエゴから車で飛ばすこと1時間30分ほど、ダウンタウンにしては、閑静な住宅街にあります。話によれば、かなり古い町らしく、見るからに古い家がたくさん立ち並んでいます。本当に静か。


建物の中に入ると、


ドン:「ああ、Maas!元気だった?調子はどう?」


いつものように、上から下まで黒ずくめ。そう、ちょうど、あの一世を風靡した「ブルースリー」のような格好。


私:「元気、元気。Donはどう?」


などと、ちょっとしたスモールトークで会話をスタート。


いつものように、彼の車で近所のデニーズで「ブランチ」。


彼と話をする時は、いつもこのパターン。頼むものもほぼ同じ。彼はコーヒーにパンケーキ、それとカリカリベーコン。私はコーヒーにパンケーキ、目玉焼き2つ。


席に着くや否や、いつものようにドンが話し始めます。


ドン:「さてと...今日は、何話す?何か聞きたいことある?」


私:「ええ、2か月分(笑)。ビジネスをスタートして、毎日あれこれとやってます。本業の方も忙しくて、なかなかうまく動いていけなくて...」


と、ここ数ヶ月の話をドンにしました。本業が忙しくなると、それが肉体的にも精神的にも副業の方に影響して、ビジネスがうまく動いていかないと。気持ち的にグレーになって、良いアイデアも浮かばない。アイデアが浮かばないと、動けない。動けないと気持ちがますますネガティブになる。負のスパイラルの中に完全に入っている。


ドンと会う時には、いつもこのような話をしているような気がします。今日はこんな話をしました。


ドン:「Masa、君には『』があるよね、『こうなりたい』って夢が。」


私:「もちろん。そのために会社も起こしたし、いろいろな人と会話して、アイデアを練って、行動して...」


ドン:「うん、知ってる。行動に移したってことはすばらしいこと。夢に向かって第一歩を踏み出したってことだからね。」


私:「自分をほめてあげたいですよ(笑)。」


ドン:「誰でも夢ってあるよね。大きな家に住んで家族と幸せに暮らしたいとか。会社を立ち上げて大きくしたいとか。」


私:「そうですね。」


ドン:「でも...実際、その夢をもっている人たち全体の5%くらいしか、夢を実現させてないんだ。じゃぁ、どうして残りの95%の人は夢が実現できないと思う?」


私:「行動に移してない...ってことですか?」


ドン:「そう、それも一つの理由だ。いや、行動に移せない理由があるからなんだ。どんな理由だと思う?」


私:「・・・何でしょう。」


ドン:「夢って、What you wantを持っているってことでしょ?何かが欲しい、何かをしたい、とか。皆、それを持ってるんだけど...でも、Why do you want?って聞かれると、『???』となる人がほとんどなんだよ。」


私:「確かに。真っ赤なフェラーリを買って乗り回したいって夢があっても、『どうして?』って聞かれると、一瞬答えに迷いますね。」


ドン:「そう、それそれ。なんか分からないけど、大きな家に住んで、高級車に乗って、高級レストランで食事がしたい。それが95%の人たちなんだ。」


私:「なるほど。じゃぁ、残りの「夢を実現させる5%の人たち」は、Why you wantの答えを持っているってことですね。」


ドン:「そう。彼らの頭の中には、すでにクリアなイメージとして夢が出来上がってるんだ。これこれこう言う理由で、こうなりたい、こうしたい、ってのが。」


私:「すべてが頭の中にあって、夢を実現させるためには、これをやって、あれをやって...ってことですね。」


ドン:「そう。私も常にWhy do I want?を心がけてるんだ。そうすると、自然に、ああ、これはこうしなきゃとか、あれをああすれば、こう言うものができる。さらには、そのものがしっかりと目に浮かんでくるんだ。うまくいけば、それがさらにバーチャルに知覚できるようになる。例えば、匂おうことが出来るようになるとかね。」


私:「本当ですか?なるほど、言ってること、よくわかります。」


ドン:「もし、Masaが今の夢を実現させたいのなら、Why do you want?を具体化する必要がある。クリアなイメージにする必要がある。難しいかもしれないけど、強力な願望(Strong Desire)があれば、絶対にできることだ。逆に、強力な願望がないと、Masaも残りの95%の中にはいってしまう。」


私:「確かに。なるほど...。でも、お金とか環境とか、いろいろなしがらみがあって、強い願望があっても、夢の実現のために前進することが難しいってこと、たくさんありますよね。」


ドン:「『いろいろなしがらみ』...。うん、わかるよ、それ。Masa、『いろいろなしがらみ』ってどこから来るんだと思う?」


私:「例えば、手元にこれだけのお金しかないのに、自分の夢の実現のためには、その10倍以上のお金が必要になる...とか。」


ドン:「Masa,それはMasaの考えだよね。Masaがそう考えてる。Masaの心がそう感じてる。『こうしたい!』って気持ちがあるのに、Masaの心のなかで『制限(limitation)』がかかってる。いや、Masa自身が『制限』をかけてるんだ。」


私:「確かに、私自身がそう思い込んでます。」


ドン:「面白い話、しようか。これは、先週の、私のブートキャンプイベントであったことなんだけど。そこで、『ナポレオン・ヒル』の直筆サイン入りの本のオークションがあってね。スタートが500ドル。で、どんどん値段がつりあがっていって、最終的には、1300ドルで落札されたのね。20台の若者が落札したんだ。ところが...、私のメンターのボブ・プロクターから『そんな馬鹿なことあるはずがない。どうして1300ドルで落ちるんだ。スタートは3000ドルからにすべきだ。』とケチが付いた。」


ご存知だと思いますが、ボブ・プロクターはあの『シークレット』のムービーで有名な人です。彼は、ドンのメンター。


私:「ええ?仕切りなおしですか?それも落札価格の倍以上の3000ドルがスタート。ほぉ~。」


ドン:「オークションがスターとしてビッドが始まったときに、面白いものを見たんだ。500ドルからスタートしたときも、3000ドルからスタートしたときも、全く同じ人がビッドしてる。で、最終的に、7500ドルで落札された。それも、全く同じ20台の若者。」


私:「おぉ、そうなんですか。」


ドン:「どう思う?全く同じ人が、最初は、1300ドルで落札。で、次は7500ドルで落札。分かる?」


私:「???」


ドン:「じゃぁ、どうして、最初のオークションでは、7500ドルじゃなくて1300ドルで落ちたの?」


私:「なぜですか?」


ドン:「あの若者は、最初のオークションでは自らに『制限』をかけてたんだ。わかる?その制限をボブ・プロクターがオークションのスタート価格を上げることによって、排除した。それが、ボブの狙いだったんだね。」


私:「なるほど、非常に深遠ですね。」


ドン:「普通、人間は自分自身に『制限』をかけているものなんだ。でも、あるときには、その『制限』をはずさなきゃならないときがある。わかるね。」


私:「ええ、よくわかります。」


ドン:「じゃぁ、Masaも、夢を実現させるために、『制限』を取り払って、殻を破って前進してよ。必ずうまくいく。私は、Masaが成功するまでいつまでもMasaのそばにいるから。いっしょにがんばろう。」


私:「ありがとうございます。」


今日も、いつものように、ドンからたくさんのエネルギーをもらって帰ってきました。単純な私なので、モチベーションがあふれ出てきます(笑)。


でも、思うに、ドンの考え方と言うのは、ひじょーに大切だと思うんですね。


と言うか、今まで気づかなかった、当然のことに改めて気づいたって感じです。


ドンの器の大きさは、私の何10倍です。少しでも彼に近づきたい(笑)。


ちなみに、彼、学歴ありません。高校中退です。17歳で結婚して、20台後半で一度離婚。今は50歳で、再婚した奥さんと最高の人生を送っています。子供は8人(!!!)。孫も何人かいます。世界17カ国で彼の出した本が出版されています。


不可能はありません。

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避難訓練ミスった...


先日の記事


Evacuation Drill


でもご紹介しましたが、今日は避難訓練の日。


予告通り、朝から何の音沙汰もありません。避難訓練開始の時間はみんなに知らされないことになっているからです。


「いつ始まるのかね。」


とケビンと2人で話していました。


実は昨日、いきなりある部品メーカーから電話がかかってきて、明日10時に面会したいとのこと。特に他にミーティングの予定も入っていなかったので、了承。今日の10時に会うことになっていました。


10時5分前に、フロントデスクのバージニアから電話。


バージニア:「Masa、来客だよ。それから...。」


私:「え?何?」


バージニア:「実は10時に避難訓練が始まるんだけど...。」


私:「え?そうなの?と言うことは...、お客さんも含めて非難しなきゃだめってこと?」


バージニア:「そう、残念だけど...。」


私:「ミーティングルームに隠れてるってのはだめ?」


バージニア:「う~ん、サンディエゴ拠点の人間全員が参加しなきゃだめだから、例外は許されないと思う。」


私:「でも、お客さん、午後にうちの本社でミーティングが入ってるので、どうしても今から話さなきゃならないんだけど...どうしようか...。」


仕方がないので、会社から少し行った、コーヒーショップでミーティングすることにしました。


つまり、私だけ避難訓練に参加しないってこと。


この会社に入社してから初めての避難訓練なので、少し楽しみにしていたんですけどね。ちょっと残念。


ミーティングは1時間ほどで終了。


会社に戻ってみると、すでに避難訓練は終わっていました。


フロントロビーに入ると、バージニアとアナが、


「避難訓練、もう、終わってるよ。おしいことしたね(笑)。」


私:「うん、初めてに経験だったのにな...。ちょっと楽しみにしてたんだよね。」


バージニア:「でも、大丈夫よ。誰だってできることだから。」


私:「多分...、ここで何か災害が起こったときに一番先に死ぬのは俺だろうね(爆)。」


それにしても、惜しいことをしました...。

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こう言う話を聞くとグレーになります


最近、子供に関わるニュースが結構目に付きます。


バルーン少年はまだまだ生易しい。


子供による強姦、殺人。


これはおとといのニュースですが、ハイスクールで行われたホームカミングパーティの後、家に帰ろうとしていた女生徒が同じハイスクールの数人の男子生徒が強姦されたとのこと。


信じられないのは、20人以上の生徒がその行為を何もせずにただ見ていたと言う事。


犯行に加わった男子生徒のうちの数人がギャングメンバー(日本で言う暴力団)だとか。


現在、何人の男子生徒が犯行に加わったかを警察で調査中とのことです。幸い女生徒に大きな怪我はなかったそうです。でも精神的な痛手が...。


ちなみに、この事件、カリフォルニアのリッチモンド(Richmond)と言う場所で起こりました。このリッチモンド、サンフランシスコの対岸、オークランドの北にある都市なのですが、ロサンゼルスをしのぐほどの、全米で犯罪の最も多い都市のひとつとして知られています。行かないようにしましょう。


かと思えば、これは今日のニュース。


フロリダで、これまた痛ましい事件が起きました。


テレビのボリュームの大きい小さいで兄弟げんかが起き、15歳になる兄が14歳の弟を包丁で刺し殺すと言う事件。


いったい何を考えているのか...。


この兄弟、今まで何の問題もないふつーの兄弟。学校が終わると一緒にスケボーをしたり、週末にはどこかへ遊びに行ったりと、どこにでもいそうな仲の良い兄弟だったそうで。


思うに...最近の子供たちは、「切れる」と言うことがほとんんどないのでしょう。いったん切れると、自分自身をコントロールできなくなり大きなことをしでかしてしまうとか。


そう言う意味では、子供のころは「小さなけんか」はすべきなんじゃないかと思いますね。これ以上やると、相手に怪我をさせてしまうとか、ここまでだったら、大したことはないだろうとか、ある程度の限度がわかるようになるんじゃないでしょうか。今の子供たちは、周りが押さえつけすぎのような気もしますね。だからいったん切れるとどうしようもなくなってしまうとか。


子供の教育には悩みます。

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