「ベイルアウトで国から得たお金をボーナスに使うだとぉ?」
「お前らの頭の構造、どうなってんだよぉ?」
「そこまでして金が欲しいんかい?われわれの税金をボーナスに使うだと?」
今朝のニュースを見て、やり場のない怒りを感じました。
「こいつらどうかしてるよ!」
独り言でしたが、声に出てしまいました。
再建のために国から公的資金を注入してもらった会社が、上層部にボーナス。アホ以外、良い言葉が見つかりませんよ。
話によれば、このボーナスは、昨年の初めにはすでに決まっていたことらしく、支払いされなければ、法的手段に訴える人が出てくるとか。
アホか、お前らは。
こいつらは、金銭的には非常にWealthyですが、精神的には貧乏そのもの。真の意味でのWealtyはあらゆる部分でバランスが取れていなければならないんです。でしょ?
もー、腹が立って、腹が立って...。
今日のオフィスもその話題で盛り上がっています。
そんなことを話していると...
オバマさん、行動を起こしてくれました!
“Obama will try to block executive bonuses at AIG.”
だって、当たり前でしょう、国民が苦労して稼いだお金が、個人の「ボーナス」になってしまうですよ。「AIG」のお金ではなくて、「国民」のお金です。
今後の動向を見守りたいと思います。
あー、腹立つ...。
アホじゃなかろか...パート1はこちらから。
「アホじゃなかろか...」
カテゴリー: アメリカ企業
アホじゃなかろか...その2
ビジネスの匂い...
昨日の記事、「ミートアップ」でも、お話しましたが、最近、コネクション作りに励んでいます。
もちろん、将来何かやろうと思った時に何か助けてもらえるような人とのコネクションを作ろうと考えているのですが、最近は、それをあまり意識しないようにしています。
もともと、私は、どちらかと言うと人見知りするタイプで、人が自分をどのように見ているかが非常に気になる性格なんですね。だから、自分をよく見せようとするために、言葉を選びすぎてしまって、なかなか進んで話せないんですね。
「この人にはこれから先、二度と会わないだろう」と思うような人と話す場合には、割とすんなりと話すことができるのですが、「この人とつながりたい!」と思うような人に出会った場合には、好印象を持ってもらおうとするために、なかなか自分から話題を提供することができないんですね。情けない話です。
もちろん、2、3度、会話を交わして、相手も自分もリラックスしてきたと感じた場合には、話もできるようになるのですが、それでも、会話と会話の合間には、「えっと、次は何を話そうかな」とか「この話には、こう言う受け答えの方が良いかな」とか考えています。何でも「計算づく」って感じですかね。
そのような性格の私の強い味方はメール。
たとえば、あるミーティングに参加して、ある人と会話をして、「この人とつながりたい」と思った場合には、ミーティングの後に必ず「サンキューメール」を送るのです。もちろん、相手のメールアドレスはゲットしておく必要はありますね。
「ミーティングでいろいろな話を聞けて大変参考になりました。これを機会に、あなたからいろいろと勉強したいと思っているのですが...。」
なんて書くんですね。もし、ミーティングであまり自己紹介ができなかった場合には、そのメールの中に自己紹介を書いたり。話し足りなかった部分を補足したり。メールですから、落ち着いて自分のペースで自分の感じたことをそのまま書くことができますよね。
で、ポイントは、そのメールの中に必ず、「あなたの時間の空いているときに、もう一度お会いして、いろいろと伺いたいのですが。」と入れること。
もし、向こうも自分に興味を持っているのなら、必ず、「いついつなら時間が取れるので、お茶でもしならが話しましょうか。」なんて返信が返ってくるはずです。
私は、この方法を使って、今のところ100戦100勝。
もっと、簡潔に言うと、「ミーティングの時に、意中の相手に自分を印象付けて、後でメールを送り、次の1対1のミーティングに持ち込む」ってことです。
実は、最近、このメール作戦がうまくいって、とてつもなく大きな人と会う約束を取り付けてしまいました。自分としてもほとんど奇跡に近いのではないかとも思っています。
正直、その人とは面識はありません。ある人を通して知り合いになったと言うだけ。つまり、私の知り合いの知り合いです。
その人には以前からかなり興味があったのですが、なかなかお知り合いになる機会がありませんでした。偶然、去年知り合った人がその人とビジネスをしたことのある人だったんですね。
で、その知り合いに、「ちょっと、俺の話、してくれないかなぁ」とお願いしたんですね。「Masaって言う、ちょっと変わったやつがいるんだけど、結構面白いよ。」みたいな話をしてくれたみたいで。
で、とりあえず、相手の耳に「Masa」と入ったところで、「メール攻撃」。
1回目のメールがかなり長文だったのですが、とりあえず、返信をくれたんですね。「あんた誰?」みたいな内容だったのですが。
で、次のメールで、「あなたのことは、かなり前から知っていて、こうこうこう言う興味を持っていたのですが。。。」とかなんとか。
2回目の返信の内容を見ると、あちらの防御が緩み始めたかなと思うような内容でした。
3回目のメールで「実は今、こんなことを考えているのですが、これについてはどう思われますか?」と。
その返信では、驚いたことに、「あんたのあまりの謙虚な姿勢に打たれました。」と。
4回目ではもう一押し。「これこれについてお会いしていろいろと勉強したいのですが。」とか何とか。
その返信。「じゃぁ、今度の土曜日に会いましょう。話の前に私のスパにご招待させてください。」と。
思わずガッツポーズ。
ま、運が良かっただけと言われればそこまでですけどね。
この関係、うまくいくと...、結構ビジネスの匂いがします...。
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ミートアップ
昨日、あるミートアップ(Meetup)に参加してきました。
このミートアップには、先月中旬に参加申し込みをしたのですが、参加者が25名ほどで、結構盛り上がりました。
ネットビジネス系のミートアップなのですが、企業でマーケティングをしている人、ホームビジネスを営んでいる人、これから自分でインターネットビジネスを始めようとしている人など、さまざまな目的を持った人たちが集まりました。
私の目的はもちろんコネクション作り。
先日、「アメリカで副業!? – コネが必要でしょう」でお話したように、この不況を乗り切るためには、収入の流れを複数作っておかなければなりません(multi stream income)。
とりあえず、昨日は様子見。
すでに他のミーティングで知り合った人も何人かいました。
「ヘイ、Masa!お前もいたのか?調子、どう?」
「コネクション、大事だからね。いろいろなところに出没しますよ(笑)。」
なんてスモールトークをしながら、徐々に本題に入っていきます。
その集まりの中に、面白い経歴の持ち主がいました。彼の本業は、LAにあるテレビ局のディレクター。と言っても、いろいろな番組を担当しているわけではありません。最近は番組ごとに担当も異なるらしく、彼の場合、現在、1、2個の番組を担当しているとのこと。番組制作は1~2ヶ月間かけて行われるそうで、その際には、LAに泊り込んで仕事するそうです。で、番組制作が終わったら、それ以降は自由の身。サンディエゴに戻ってきて、リラックスしているとのこと。
で、その空き時間を利用して、ネットビジネスを始めたそうです、複数の収入の流れを作るために。ネットビジネスと言っても、今はやりのMLM。私、個人的にはMLMはあまり好きではありません。古い考え方かもしれませんが、なんとなくねずみ講のような気がして...。アム●ェイなんてのがありましたが。今は、システムもかなり変わっているようですので、それほどいぶかるほどのものではないと思いますが。
その彼、ビジネスのために自分の「子供」を増やしたいので、しきりに、そのビジネスが良いことをアピールしてきます。私の方は、ほとんど興味がありませんので、「ハー、フーン」なんて、社交辞令的な受け答えをしていただけなのですけどね。
そうしたら、今朝、いきなり携帯に電話がかかってきて、「今、詳細資料を送ったから」だと...。
「わかりました。後で見て、また連絡します。今、本業でオフィスにいるのであまり時間が取れません。後で見ますね。」と伝えました。日本人だったら、「あれぇ、あまり興味がなさそうだなぁ」と思うんでしょうが、彼の場合は、「すばらしいシステムだから、きっと納得してもらえると思うよ。だから、必ず連絡ちょうだいね。」と。
今晩帰宅したら、当たり障りのない言葉で、丁重のお断りをしようと思います。
でも...複数の流れの1つに加えるべきだろうか...。
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知り合いとランチ
いやぁ~、今朝のニュースもすごかった。2月の失業率8.1%。この数字は、1983年以来だとか。ちなみにカリフォルニアの失業率は10.1%。
2月だけで651,000人がカットされたとか。
で、1月に655,000人カットされてますから、今年に入ってすでに130万人が職を失っているってことですね。
話によれば、今、アメリカの失業者数は1250万人とか。
日本の人口のおよそ10%が失業しているってことになります。信じられない...。
今日は昼食を日本人の友人と取りました。
実は彼、つい昨日、会社にカットされたんです。何て声をかけたら良いか迷いました。
「大変でしたね・・・」としか言葉が出なかった。
でも、話によれば、まだ傷は浅めのようです。奥さんがしっかりと働いていてくれているってことと、先月受けた面接の感触が非常に良いと言うこと。
奥さんが働いているので、生活を切り詰めれば何とかやっていけそうとのこと。今は主夫に専念すると。今朝も、奥さんを送り出してから、掃除、洗濯、食事の後片付け、準備など、バリバリ働いているそうです。
この方、日本でトップの大学を卒業され、ある大企業に就職し、そこからアメリカ法人に赴任したんですね。で、サンディエゴの居心地があまりにも良かったので、そのままここに居ついてしまったと言う、私と全く同じ経歴の持ち主です。彼の場合、日本企業を退社した後、2つほど転職したのですが、今回、レイオフを経験されました。
頭の良し悪しとか、仕事ができるできないにかかわらず、会社が経営危機に陥れば、切られる人は切られるってことです。
私の場合も、重要なプロジェクトに関わっているので、とりあえず大丈夫ってだけです。そのプロジェクトがぽしゃれば、明日にでもレイオフです。
実は、私、2001年にも同じようなことを経験しているのですが、そのときには、勤続25年、30年の人たちが、バシバシ切られていました。勤続年数も、職位も全く関係なく、バシバシ。
怖い世の中です...
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車の話
普段は気にもかけないのですが、今、会社の駐車場を何気なく眺めていて驚いたことがあります。
今、私の見える範囲の駐車場に全部で34台の車が止まっています。そのメーカーの内訳は、
フォード: 5台
クライスラー: 1台
ポンティアック(GM): 1台
トヨタ: 10台
本田: 8台
三菱: 1台
日産: 2台
BMW: 4台
ポルシェ: 1台
フォルクスワーゲン: 1台
つまり、
アメ車: 7台
日本車: 21台
ドイツ車: 6台
サンディエゴは西海岸ですので、日本車が多いのですが、まさかここまで多いとは思っていませんでした。
うちの会社は、上層部(シニアVP以上)用の「役員駐車場」と一般社員用の駐車場があって、私のような下のポジションに就いている社員は、「一般社員用駐車場」に車を停めます。
上層部の連中の乗っている車はやはり違いますね。見るからに「これ...いくらするの?」と思うほどの高級車に乗っています。
ベンツのSクラスの最上級者とか、BMWの7シリーズのロングは当たり前。たまに、ロールスロイスの新車とか、ベントレーの新車を見ることもあります。ま、彼らの給料だったら、年に1度、このくらいの車をとっかえひっかえできるくらいの余裕はあるんでしょうね。
でも、たまに、一般社員用の駐車場にとんでもないものが停まっていることもあります。
うちの会社は、いろいろなベンチャー企業を買って大きくなってきた会社ですので、株長者が結構いるんですね。その中には、うちの会社の上層部に就く人もいますが、ほとんどは、一般社員となります。
こう言う一般社員も違います。
先日、本社の駐車場に、真っ赤なフェラーリの中古が停まっているのを見ました。中古と言っても2002年ですけどね。どう安く見積もっても2500万円はくだらないだろうと思うほど。
また、黄色のランボルギーニカウンタックが停まっているのも見たことがあります。これも古いですが、今でも家1軒は買える値段ですね。
あるいは、BMWのM3シリーズが横にダーっと並んでいるのを見たことがあります。「M3ファンクラブ」があるんじゃないかと思いました(笑)。
車好きの私には本当によだれモノです。
偉くならないとこんな車には乗れないのでしょうか。
さびしいなぁ...。
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