今日は、朝から雨が断続的にしとしと降っているサンディエゴです。
例年よりもずいぶん早い雨...だと思います。
今年は確かに異常気象。日本でも猛暑がありましたが、サンディエゴでもつい最近112度(華氏)を超える暑さが数日ありました。その後は雨。
アメリカ企業に就職して、アメリカに移住、そして生活。アメリカ生活情報一挙公開!質問にお答えします!頑張れ日本人!
今日は、朝から雨が断続的にしとしと降っているサンディエゴです。
例年よりもずいぶん早い雨...だと思います。
今年は確かに異常気象。日本でも猛暑がありましたが、サンディエゴでもつい最近112度(華氏)を超える暑さが数日ありました。その後は雨。
明日から3連休。「メモリアルデーウィークエンド」です。
ご存知だと思いますが、ウィキペディアによると、メモリアルデーを日本語にすると、「戦没将兵追悼記念日」...だそうです。どんな日かと言うと、
「米国の連邦政府の定めた祝日で、5月の最終月曜日である。戦没将兵記念日、戦没者追悼記念日などとも呼ばれる。かつてはデコレーション・デー(Decoration Day)として知られていた。この祝日は、兵役中に亡くなった米国の男女を追悼する日である。最初は南北戦争で亡くなった北軍兵士を称えるために始められた。第一次世界大戦の後、あらゆる戦争、軍事行動で亡くなった米国の兵士を含むように拡大された。」
われわれ一般市民にとっては、戦没者を追悼することも大切なのでしょうが、ふつーは、「祭日で連休になるなのでうれしい」日程度です(関係者の方々、すみません...)。
会社に目を向けてみると、今日、金曜日から休みを取っている人がかなり多い。しかも...来週1週間、丸々休みを取っている人が多い。
アメリカでは、まとまった休みは、クリスマス休暇くらいなものですから、皆さんそれぞれ、こう言う「祭日」に有給休暇をくっつけて、長期連休を取る方が多いんです。
私はってぇと、特に旅行に行く予定もなく...、家族との団欒...ってわけでもなく...。このところのレギュラーワーク(本業)の忙しさでたまっている副業を一気に片付けるチャンス。
さて、計画、立てなきゃな...。
今日、午前中、ドン・ボイヤーのお見舞いに行ってきました。
先週日曜日夜、吐血して緊急入院し、月曜日に手術。すい臓にできた潰瘍と胃の一部を切除。数時間で手術は終了。
で、先週水曜日まで、ドンが入院していることを知りませんでした。
前の投稿で書いたとおり、ドンの奥さんのメリンダのFacebookの書き込みでその事実を知りました。
とりあえず、花をインターネットでオーダーし、メッセージを付けて配達してもらうことに。今の世の中すっごく便利で、オーダーしたその日に、病院に届けてくれるようなサービスがあります。
1-800flowers.com/
私のお気に入りのオンラインお花屋さん。ここで、かみさんの誕生日だったか(いや、結婚記念日だったか)、花をオーダーしてポイントを稼いだことがあります(笑)。
おっと、話が逸れました。
で、木曜日の朝、ネットで花をオーダーし、その日の夕方、病室に届いたようです。
その間、メリンダにコンタクトしていろいろと状況を確認。
木曜日の夜だったか、メリンダから、
「悪性のすい臓がんだと心配していたけど、摘出した腫瘍からはがん細胞は見つからなかった」
「ほっ...」
力が一気に抜けました。
実は、それがわかるまで、いろいろなことを考えていました。
「ドンがいなくなったら、俺のこれまでのプロジェクトはどうする?」
「これからやることになっているプロジェクトはどうなる?」
「ドンがこの冬にリリースする映画はどうなる?」
ドンの病状が心配だったのはもちろんですが、今進行中の彼のプロジェクト、そして私のプロジェクトはどうなってしまうんだろうと、1日中考えていて、本業があまり手につきませんでした(ボス、ごめん...)。
最悪の事態のことを考えなければと思っていたところに、メリンダからの良い知らせ。
ドンの回復振りは、医師も驚くほどで、木曜日には歩き始め、金曜日には鼻のチューブが取れ、明日、月曜日にはもう退院。
で、退院直前の今日、病院までお見舞いに行ってきました。
昼前に行ったのですが、ちょうど、ちょっとした入浴後の着替えをしている最中。メリンダが、
「ハイ、Masa。ちょっと待って、今着替えてるところだから。」
と病室から私に話しかけます。
「ああ、ごめんなさい。知らなかった。」
と誤るや、中から、
「Masa、入ってきて良いよ。」
とドンの声。ためらいながら病室に入ると、上半身裸のドンが見えました。自分のおなかを指差して、
「これ。すごいだろ?おなか、切ったんだ。」
私、思わずしかめっ面。
「大変でしたね。ほんと、驚きましたよ。『ドンに何が起こったんだ!』って、一日中そのことばかり考えてましたから。明日、退院できるそうですね。でも、もう少し入院できれば良いのにと思いますよ。アメリカの病院、なかなか入院させてくれませんよね(笑)。」
「そう、アメリカの入院は短すぎるよ。でも、まぁ、家に帰れるから、すぐに仕事に復帰できるってことだよな。」
「しばらくは静養してください。無理はだめですよ。」
「ああ、そう言えば、Masaからもらったメールに返信してなかったな。水曜日には必ず返信するから待ってて。」
「良いですよ、そんなのいつでも。とにかく無理しないでください。」
などと言葉を交わすこと15分ほど。まだ、傷口がかなり傷むようで、寝返りも満足にできない状態。
ドンが疲れるとまずいので、話を切り上げて病室を出ました。
ここだけの話、ドンは私よりも2つだけ年上なんですが、今日、見たドンは、やせ細った「おじいさん」。
病気は怖いと思いましたね。我々も体だけは大切にしなければ。どんなにやる気があっても、体が優れなければ何もはじめられませんからね。
快食、快眠。健康を保ちましょう。
今日、昼休みに何気なくFacebookを眺めていると、突然、何か大変なことが起こっていると言うことを認識しました。
「認識」したと言うのは、何か他人事のように、「まさか...、違うだろ、それ」と思ってしまったからです。
Facebookには、私のメンターのドン・ボイヤーの奥さんのメリンダの書き込みがありました。
“To Our friends and The Power of Mentorship family on FB I want to thank you for all your prayers for Don today. He is still in Critical Care from his surgery this morning. But everything is well and getting better every minute. Will keep up updated as he recovers. Love you all. Melinda”
「なんじゃ、こりゃ?」
思わず自分の目を疑いました。
「ドンに何が起こったんだ?」
その次のメリンダの書き込み。
“Update on Don. Don is now out of Critcal Care and in his own room. I am very thankful that he is doing better and I am counting the days for him to come home.”
「事故か、病気か?」
ドンの携帯の番号は知っているので、とりあえずショートメッセージを送りました。
「アホか、俺は。手術した直後の人間が、携帯使ってメッセージをピコピコ打てるわけないだろうが...(怒)」
と自分を責める。
「あわてるな...。とにかく状況をしっかりと把握してから次の作戦に移るか。」